韓国:世界障害者の日『権利と闘争と連帯の場』 | |||||||
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世界障害者の日、『権利と闘争と連帯の場』障害者団体が都心で集会、「障害等級、扶養義務制が廃止されるまで座り込み」
ソン・ジフン記者 2012.12.03 18:35
全国障害者差別撤廃連帯などの障害者団体は、第20回世界障害者の日をむかえ、 12月3日、ソウル中心部の各地で『権利と闘争と連帯の広場』を開いた。200人 ほどの障害者団体の活動家はこの日、光化門広場で集会を開いて中心部をデモ 行進し、障害等級制と扶養義務制廃止、24時間活動補助人保障などを要求した。 [出処:全障連] 『権利と闘争の連帯の広場』は午前10時、光化門広場で李秀浩(イ・スホ)ソウ ル市教育監候補を支持する記者会見から始まった。障害者団体は「李候補は他 の候補と違い、選挙対策本部に障害者キャンプを別に置いて障害者教育問題に 直接取り組み、その結果を選挙公約に反映させている」と李候補の支持を宣言 した。 障害者団体は障害学生特性化教育の強化と、障害者一生教育支援、障害学生の 差別ない学校作り、聴覚障害者教育権保障、特殊学級・学校・教師拡大および 増員政策などを李秀浩教育監候補に提案した。 李秀浩候補は「障害者教育の権利は選択ではなく必須の問題で、これを保障す るには当事者の声が何よりも優先して反映されなければならない」と主張した。 李秀浩候補は「可能な限り多くの提案と意見を聞き、障害者教育政策を樹立す る」とし、障害者団体との協力による教育政策の樹立を約束した。 障害者団体は午後2時から光化門広場で障害者権利保障法の制定を要求し、集会 を開いた。障害者団体らは障害者権運動家のキム・ジュヨン氏が10月26日、家 が火事になったが活動補助人の助けを受けられず命を失った事件と、9月の重症 筋肉障害者のホ・ジョンソク氏、また10月29日に坡州で起きた火災で重症障害 を持つ弟を逃がそうとした13歳の姉が命を失った事件に言及し「障害者活動支 援制度がとても足りず、発生した惨事」と主張した。 [出処:全障連] 彼らは障害等級制と扶養義務制の廃止、活動支援24時間保障、発達障害者法の 制定など、障害者活動支援が今よりさらに拡大させろと要求した。障害者団体 は『権利と闘争と連帯の広場』が始まる前の3日朝にも国会正論館で記者会見を 行って、障害者活動支援予算値上げと活動補助人の24時間活動補助保障を要求 した。 全障連のパク・キョンソク常任代表は、障害等級制と扶養義務制を廃止するた めの障害者団体の座り込みが105日めになったと強調し「障害等級制は障害者を 医学的に区分する反人権的な規定」と主張した。彼は扶養義務制にも「与野を 問わず福祉を強調するが、扶養義務制を完全に廃止しなければ福祉を語る資格 がない」とし、障害等級制と扶養義務制の完全廃棄を要求した。 現在の障害者活動支援制度は、サービス上限制限で、月最大の給付量は180時間 に過ぎない。障害者団体は「一日24時間サービスが必要な重症障害者はサービ ス不足で自立生活が難しい状況」と主張した。しかも障害者活動支援法はサー ビス受給資格の有効期間を満2年と規定していて、障害者活動補助利用者約5万 人のうち3万人ほどが2013年5月末まで受給資格判定を受けなければならない状 況に置かれている。また障害等級を判断する認定調査点数の基準が上方修正さ れたことで受給資格再判定時に多くの障害者が受給資格から脱落したり莫大な 需給サービス低下の事態が予想されている。 [出処:全障連] 保健福祉部も少なからぬ障害者が受給資格脱落を予想しているが、適切な対策 を出していない。 パク・キョンソク全障連代表は「どんな政権になっても障害等級制と扶養義務 制を完全に廃止して、障害者活動支援制度が改善されるまで光化門での座り込 みを続ける」と明らかにした。パク代表は続いて「誰かの権力者による恩恵の 授与ではなく、私たちの手で制度を廃止し、その成果をキム・ジュヨン烈士の 遺影に捧げよう」と話した。 障害者団体は、市民に彼らの要求を宣伝しながらソウル都心をデモ行進して、 才能教育座込場と双竜車焼香所で連帯集会を開き、6時頃に解散した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2012-12-04 06:54:53 / Last modified on 2012-12-04 06:54:54 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |