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社会福祉事業法通過、「エバダから15年...半分の勝利」

トガニ対策委、社会福祉事業法改正案、通過報告大会を開催

ホン・クォンホ ビーマイナー記者 2011.12.30 09:40

▲社会福祉事業法改正案が国会を通過した直後の29日午後5時イルムセンターの前でトガニ対策委の社会福祉事業法改正案通過報告大会が開かれた。

社会福祉事業法(以下 社会福祉法)改正案が国会本会議を通過した直後に汝矣島 のイルムセンターの前で法改正に参加した人々が集まって祝い、今後の決意を 新たにする席が用意された。

12月29日午後5時、光州インファ学校事件の解決と社会福祉事業法改正のための トガニ対策委員会(以下 トガニ対策委)はイルムセンターの前で『社会福祉事業法 改正案通過報告大会』を開いた。

トガニ対策委は「半分の勝利、社会福祉事業法改正を歓迎する」とし「この席 でこれまで社会福祉法人と施設での人権侵害と差別行為に怒りと関心、トガニ 対策委の活動に参加と激励を送ってくれたすべての国民に無限の感謝の気持ち を伝える」と明らかにした。

この日の報告大会で障害と女性人権連帯『マシル』のキム・クァンイ活動家は 冒頭発言で「とてもうれしいが、立法の過程でハンナラ党の議員が見せた態度 は怒りに耐えなかった」とし「今回通過した改正案には重要な障害者人権侵害 の内容が抜けているので、明日からでも皆が緊張してしっかり対処していこう」 と強調した。

全国障害者差別撤廃連帯のキム・ジョンハ組織局長は「完全に満足ではないが、 実を結んでうれしい」とし「エバダ闘争から15年、光州インファ学校事態から 6年ほどの間、多くの人が頑張った成果に拍手を送る」と明らかにした。

▲「トガニが残した教訓を忘れません!」と書かれたプラカードを持つ参加者.

韓国聾唖者協会のシム・ドンソプ顧問は「トガニ問題を解決する最良の方法は、 施設をなくして地域社会で障害者と非障害者が共存する環境を作ること」とし 「だが今すぐすべての施設をなくすことはできないので、施設の中の障害者が 人間らしく暮らせる法的装置を作るために戦ってきた」と述べた。

シム顧問は「今日国会を通過した社会福祉法改正案は、私たちが望む通りの完 璧なものではない」とし「だが今日の勝利はこれから脱施設闘争のための呼び 水になるだろう」と強調した。

トガニ対策委のパク・キョンソク共同代表は「15年前のエバダ闘争から始まり、 インファ学校、ソンナム財団、ソクガン財団などの施設不正が爆発するたびに われわれは公益理事制の導入を話してきた」とし「そして今日、たとえ『公益 理事』という名は付けられなかったとしても、そのために小さな根拠を社会福 祉法に入れた」と説明した。

パク共同代表は「だが今日作られた小さな根拠よりも大切なことは、法改正を 可能にした仲間たちの闘争と情熱、支持」とし「これからこうした成果に基づ いて『公益理事』という名を付け、脱施設-自立生活と権利擁護を拡大する闘争 に進もう」と強調した。

インファ学校性暴力対策委のキム・ヨンモク共同代表は、現場からの電話通話 で「今回の闘争の結実は障害者の涙、痛み、傷を癒し、私たちすべてが共に作 り出した快挙」とし「まだ行く道は長いが今日の喜びを共に分かちあい、今後 も障害者の完全な社会参加と自立のためにインファ学校性暴力対策委とトガニ 対策委は共に闘争しよう」と強調した。

一方、トガニ対策委は今後の計画について、この日通過した社会福祉法施行令 の改正過程への参加とともに、来年4月以後の19代国会で権利擁護制度と脱施 設-自立生活権利実現の方案などが含まれた社会福祉法改正のために、持続的な 活動を展開すると明らかにした。(記事提携=ビーマイナー)

▲社会福祉法改正通過の知らせに歓呼する参加者たち.

▲トガニ対策委が用意した祝賀ケーキ.

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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