韓国:雨水ポンプ場非正規職惨事…「外注化が死を呼んだ」 | |||||||
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雨水ポンプ場非正規職惨事…「外注化が死を呼んだ」下請労働者に中継器があったら…キム・ヨンギュン後も同じ事故
キム・ハンジュ記者 2019.08.01 14:20
7月31日、木洞の雨水ポンプ場で労働者3人が死亡する事故が発生した。 彼ら3人のうち2人は下請労働者で、 外注化が死を呼んだという批判の声が高まっている。 この日の午前7時10分頃、下請労働者のク某氏とミャンマー移住労働者2人は、 この日の日常点検のために深さ40mの地下水路に降りて行った。 この時、暴雨で水門が自動で開き、下請労働者が孤立した。 約40分後に現代建設労働者のアン某氏が彼らに状況を直接伝えるため、 後について行き全員が被害に遭った。 地下と地上をつなぐ中継器(通信装備)はなかったことがわかった。 ソウル市の陽川消防署はこの日の午前8時24分頃、 彼ら3人が孤立しているという通報を受けたと明らかにした。 消防当局は午前10時26分頃、下請労働者のク氏を救助したが、 すでに心停止状態であった。 残りのミャンマー下請労働者、現代建設労働者は8月1日午前5時45分頃、 死亡しているのが発見された。 問題は、下請労働者にはすぐ危険に対応できる通信装置がなかったという点だ。 費用の論理で下請労働者の安全のための手段を提供しない外注化が惨事を呼んだということだ。 キム・ヨンギュン財団(準)のクォン・ミジョン常任活動家は 「今回の事故は、故キム・ヨンギュンの時(泰安火力発電所下請労働者死亡事故)と似ている」とし 「故キム・ヨンギュンも連絡手段がなく、 本人の携帯電話で作業関連の連絡をした。 費用削減のために下請労働者には1台の無線機も与えられなかったのだ。 連絡体系は労働者が万一の危険に備えるための最低限の措置の一つだ。 下請構造は費用削減を目的として、これをないがしろにする。 外注化が同じ事故を繰り返している」と指摘した。 [出処:チャムセサンDB] キム・ヨンギュン財団(準)は8月1日に声明を通じて 「元請の責任を強化して、下請の外注化を中断しろ」とし、 「2015年から推進された重大災害企業処罰法はまだ制定されていない。 これまで下請の外注化は増加して、労働者は死んでいく。 労働者に死なずに働ける権利を保障しろ」と明らかにした。 「非正規職もうやめろ1100万非正規職共同闘争」も同日の声明で 「協力業者という名前で労働者に働かせ、 自社の職員ではないという理由で情報も共有しない非正規職の現実が、 非正規職、正規職の両方を殺した」とし、 「2016年の九宜駅のキム君も、 列車を止めてくれと管制室に要請するのが難しくて死亡し、 浦項地震金泉駅の非正規職2人も列車延着の情報がきちんと伝えられずに死んだ。 互いに協力して働かなければならない所に非正規職を投入し、 情報を断絶して危険に追いやる構造を変えなければならない」とした。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2019-08-06 13:59:16 / Last modified on 2019-08-06 13:59:18 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |