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現代重工の労働者が転落死...エアホース巻かれた状態で発見

[2信] 26日午前に事故発生…警察、労災か自殺かを調査中

ヨン・ソンノク記者 2014.04.26 19:20

[2信:20時30分]午後6時2分、死亡診断、検視医-3時20分死亡と推定

現代重工の下請労働者A氏は、蔚山大学病院で心肺蘇生術と電気衝撃術などを受けたが、午後6時2分頃に死亡診断を受けた。 検視医はA氏が死亡診断時刻より4時間ほど前に死亡していたと推定した。

亡くなったA氏(45、男)は現代重工の物量チームに入り、先行塗装部で働き、家族(夫人、子供2)は京畿道城南に住んでいる。 家族はA氏の事故の消息を聞いて蔚山大病院に駆け付け、嗚咽した。

A氏のからだはエアーホースが巻かれていた首の方が黒くなり骨折があって、鎖骨の方に傷があった。 死亡者の解剖検査は4月28日(月曜)に行われる予定だ。

社内下請労働組合の関係者は「死亡者の検視をする時に入ったが、ズボンを破ると研磨粉が容器一杯(おとなの両手で5杯程)が出てきた」と話した。 彼は「会社の一部では、自殺の疑惑があるというが、わざわざ死のうとする人のからだから研磨粉が一杯も出てくることがあるか」と疑惑を提起した。 研磨粉は塗装作業の前に溶接部位に圧力を加えて埋めたり表面をなめらかにする時に使われる。

重工業労組の関係者によれば、A氏が死亡した時、最初の発見者は作業班長で、 彼はA氏の首に巻きついていたエアホースをはさみで切った。

警察は事故原因を調査している。

[1信:12時30分]現代重工下請労働者が首にエアホースを巻き墜落

4月26日午前11時37分頃、現代重工業で働いていた下請労働者が転落し、 意識を失って蔚山大学病院に運ばれて心肺蘇生術を受けている。

▲ 現代重工の現場で事故が立て続けに発生[出処:蔚山ジャーナル資料写真]

現代重工労働組合によれば、亡くなったA氏(45歳、男)は発見当時、首にエアホースが巻かれていて、呼吸ができなくなり、首の周辺が黒くなっていて、骨折も確認された。 A氏は現代重工業の先行塗装部でブラスティング作業(塗装作業前の作業)をしていた。 倒れているA氏を発見した作業者は消防に通報し、重工業労組に連絡した。

警察は目撃者の陳述を通じ、A氏の首にエアホースが3回程度巻かれていたと把握し、自殺か労災かを調査している。 現代重工労組と社内下請労働組合も事故の原因を把握している。

事故は4月26日午前11時37分に発見され、事故の時刻は正確に把握されていない。 労組の関係者によれば、A氏は非常に危篤な状態だ。

現代重工では4月21日、LPG船に火災と爆発事故が発生して4名が負傷、そのうち2人が亡くなった。 3月25日には足場が崩壊し、4人が海に落ちて1人が亡くなった。 4月7日には現代尾浦造船で安全支持台が設置されておらず、下請労働者1人が墜落して亡くなった。

付記
ヨン・ソンノク記者は蔚山ジャーナルの記者です。この記事は蔚山ジャーナルにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-04-27 19:42:02 / Last modified on 2014-04-27 19:42:02 Copyright: Default

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