韓国:韓国鉄道流通、乗務組合員の乗務停止で論議 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第368回(2024/11/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/14) ●川柳「笑い茸」NO.158(2024/10/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第5回(2024/11/25) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
韓国鉄道流通、乗務組合員の乗務停止で論議KTX乗務組合員私服闘争に鉄道流通が 欠勤処理および乗務停止 イコンマム記者 iliberty@jinbo.net KTX乗務員、定時に出勤したのに私服だという理由で欠勤処理 3月1日全面ストライキを決意しているKTX列車乗務員が25日から私服勤務を始 めたが、韓国鉄道流通は乗務員に対し、指示不履行を理由に乗務を停止させた ことで論議が起きている。現在、KTXには列車チーム長1人しか乗務せず、不安 定な運行が続いている。本来は4人の乗務員が配置される。鉄道労組によれば、 韓国鉄道流通は、定時に出勤したKTX乗務員に、私服を着用したという理由で 欠勤処理し、乗務用装備のPDAと無線機の支給を拒否した。これに対して乗務 員は出勤処理と乗務用装備支給を要求したが、韓国鉄道流通側は「会社の方針」 としてこれを拒否している。 出勤闘争をしているKTX乗務組合員。/鉄道労組 KTX乗務員の私服闘争は、鉄道労組の3月1日全面ストライキの日程によって進 められている。鉄道労組は24日から全組合員の私服勤務を指示し、セマウル号 とムグンファ号の乗務員の私服勤務も進行中だ。 これに対して鉄道労組は「現状況は、韓国鉄道最高の列車として、列車の安全 どころか、乗客の安全さえ保障することが難しい状況だ」とし「鉄道公社系列 の会社として運営している韓国鉄道流通が高速列車女性乗務員事業を放棄した ことで起きたもので、問題解決主体は明らかに鉄道公社側だ」と強く批判した。 鉄道公社、KTX乗務員安全要員と宣伝しながら今になって「乗務員の役割は案内サービス」 鉄道公社側は26日、対国民謝罪文を出し、「私服勤務の方針はサービス精神に 外れなるので不法行動だ」とし、「乗務員の役割は、安全業務ではなく案内サー ビスなので、安全には全く問題がない」と今回の事態に対する立場を明らかに した。これに対して鉄道労組は「2月17日、鉄道公社はKTX女性乗務員を含む高 速鉄道模擬火災対応訓練をしたときに『案内要員の役割なので、安全には異常 がない』と明らかにしたのと真っ向から反するのだ」とし「市民の安全を無視 する鉄道公社側が今回の事態に責任を負え」と要求した。 チャムセサン資料写真 私服勤務は、労使間が紛争状態にある事業場で労働組合の指針に従って行われ るもので、労働組合の団結力向上と対外的広報などのために行われる。これに 対して裁判所も「労働組合が行動統一のために作った服装などを勤務時間中に 着用することは争議行為に含まれない」と判決している。 私服闘争を理由に労働者に不利益を与えれば不当労働行為 鉄道労組法規局によれば「KTX乗務員は高速列車内で規定による制服を着用せ ずに私服で勤務しても、乗務員であることを表示する名札を着用して客観的に も乗務員であることがわかる状況なので、業務の正常運営の阻害を伴わない」 と私服闘争の合法性を説明した。また、労組の私服闘争を理由に賃金を支給し ないなど、労働者に不利益を与えた場合は不当労働行為に該当するという地方 労働委の判決も出ている。 これに対して26日、ソウル駅と釜山駅でそれぞれ『KTX女性乗務員乗務制止撤 回』を要求する集会が開かれた。ソウルKTX列車乗務支部のミンセウォン支部 長は「これは明白な労組弾圧で、乗務中止撤回と欠勤処理が撤回されるまで退 かない」と明らかにした。釜山KTX列車乗務支部のチョンヘイン支部長も、 「公式的撤回通知がくるまで決して退かない」と闘争の決意を高めた。 2006年02月27日10時42分 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2006-02-27 21:06:30 / Last modified on 2006-05-20 05:07:50 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |