韓国:「社会的交渉阻止、4月全面ストライキの実質的な指導部に」 | |||||||
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「社会的交渉阻止、4月全面ストライキ実質指導部に乗り出そう」12日全国活動家大会、社会的交渉阻止の確固たる意志を改めて宣言 チェハウン記者 "闘争!非正規職撤廃!":mms://soli.cast.or.kr/cham/power/05/hyundai_050312.wmv 臨時代議員大会で社会的交渉案を処理する執行部の方針が固いが、 民主労総の社会的交渉に反対する全国の活動家が集まり、決意大会を開いた。 彼らはこの日の決意大会で「民主労総の社会的交渉案件上程を阻止し、 4月非正規改悪案阻止ゼネストの実質的闘争指導部を推動し、 現在進められている不法派遣闘争などに積極的に連帯して この闘争を全国的闘争の中心に打ち立てること」を決議した。 12日の午後2時から10機まで予定された 「社会的合意主義粉砕!全面ストライキ組織!全国活動家決意大会」の第1部は、 ソウル良才洞現代車-起亜車グループ本社前で 「不法派遣撤廃、非正規職弾圧粉砕全国闘争決意大会」として行われた。 全労闘が主管したこの日の闘争決意大会には、 現代-起亜車グループの現代自動車非正規職労働者、起亜華城の非正規職労働者、 起亜ソンハ里工場事務契約職解雇労働者、 ハイニックス-マグナチップ社内下請け労働者、現代重工業社内下請け労働者、 翰円CCキャディ、全国解雇者復職闘争委員会、全国撤去民連合、労働者の力、 利潤より人間を、学生など500余名が参加した。 ほとんどが懸案闘争中の事業場の労働者である参加者は、 寒さにもかかわらず力強いシュプレヒコールと拳で闘争の決意を高めた。 全国活動家大会は、昨年11月7日論山で進められたことがあるが、 その時の活動家大会はほとんどが正規職活動家中心の「行事」に終わったと評価されもした。 今日の活動家大会は、そうした反省の中で現代-起亜車の非正規職労働弾圧を糾弾し、 現代と起亜の非正規職労働者をはじめ、全国の非正規職労働者が闘争を展開できるように、 団結して連帯する場として第1部行事を設定し、多くの非正規労組の組合員が参加した。 決意大会は、参席者の闘争発言の形式で進められ、 決議文の朗読に続いて短い行進の後、 現代自動車本社建物前での整理集会で終わった。 参加者は、不法派遣を行い非正規職を弾圧する現代自動車への抗議の表示としてタマゴを投げ、 建物のガラス扉などに「非正規職撤廃」などのシュプレヒコールを書きつけた。 会社の一方的な再契約拒否に反対して籠城55日、テント籠城19日目を迎えている起亜事務契約職労働者は、 「会社は熱心に働けば正規職にすると約束した。 ところが会社の調子が悪いという一言で、12月末の契約満了を三日前にして 54人に解雇を通報した」とし、「会社が工場への進入を防ぎ、あらゆる方法を動員して懐柔と脅迫、告訴告発などを行なっているが、 われわれ18人は正規職化と元職復職争奪のために最後まで戦う」と述べた。 全労闘のチョドヌィ状況室長は 「この巨大な現代ビルは、労働者、特に非正規労働者に対する搾取の利潤蓄積で作られたもので、ここは全国の労働者の膏血を絞る資本の拠点」とし 「この搾取と利潤の象徴を私達がそっくりとりもどし、労働者の闘争と生の拠点にしよう」と主張した。 チョドヌィ室長は「昨年から凄絶な闘争を展開している現代自動車非正規職労働者たの闘争が、 現代資本の暴力によって正規職の力強い連帯も受けられない状況」とし 「15日の民主労総代議員大会が過ぎれば、蔚山に行き5工場闘争を全国に拡大させる機会にするために献身したい」と述べた。 チョドヌィ室長は続いて「チェナムソン組合員のように焚身で、 ウォンチュニ組合員のように動脈を切って連帯を訴えるようなことは、 もうこれ以上なくさなければならない」と強調し、 「指導部は、闘争の動力がないという理由で交渉を強調するが、 交渉は私達が闘争で勝ち取り、貫徹させるものだ」とし、 「当面の非正規職の問題を社会的交渉で解決するような発想は、 15日、われわれは闘争で粉砕しなければならない」と訴えた。 整理集会を終えた参加者は、決意大会第2部の 「社会的合意主義粉砕、全面ストライキ組織、どうするべきか?」を主題として 討論会が進められるソウル地下鉄のチチュク基地大講堂に移動した。 社会的交渉を上程する代議員大会を阻止、地域連帯体などにより下からの4月全面ストライキを組織 夕食を終えた参加者は、午後7時からチチュク基地で討論会を行った。 チョドヌィ状況室長は討論会に先立ち 「ここに集まった人数の多い少ないは問題ではなく、 社会的合意主義粉砕、全面ストライキ組織というわれわれの意志を今日再確認し、 現場に戻って闘争を作る決意をすることが重要」だとして、 この日の活動家大会の意味を改めて強調した。 続いて問題提起をしたチョドヌィ状況室長は 「民主労総の社会的交渉方針は、社会統合戦略に照応する新自由主義者たちが、 一部の政治勢力と連帯を念頭に置いた社会的合意主義戦略」と批判し、 社会的交渉方針廃棄のために △15日まで、組合員、活動家社会的交渉反対宣言を組織化 △15日の午後1時、代議員大会場に集結、案件上程阻止闘争進行 △社会的交渉阻止闘争の当為性拡散のための学習討論宣伝強化 を提案した。 またチョ室長は「既に単社や産別で社会貢献基金や地域発展基金の形態で横行している社会的合意主義類型の粉砕のための持続的な対応も準備する」と強調した。 チョドヌィ状況室長はまた 「民主労総執行部が闘争不在論をあげて社会的交渉が不回避だと言うが、 実際に昨年の9月のゼネスト決議以後、指導部はゼネスト動力を高める準備を放棄し、 ヨルリンウリ党代表が留保に言及したことでストライキを流失させ、 これは執行部だけでなく地域本部や単社も同じ現状だった」と批判した。 チョ室長は「"民主労総の指針に依存せず、われわれは堂々と地域と現場に入っていき、 実質的な闘争指導部の構成を推動しなければならない」と強調した。 チョドヌィ状況室長はウジン交通の闘争で昨年、地域で全面ストライキを行い、 今年に入っても地域全面ストライキを決意している忠北本部を例に上げて、 闘争中の事業場、全国の解雇者、全面ストライキを組織している事業場の代表者が 全国闘争の求心を形成し、全国的戦線を作らなければならないと強調した。 そのために、地域別闘争事案の連帯闘争強化、地域別連帯闘争体を実質的に提案して、 強化、代議員大会以後の地域巡回進行、毎週1回地域集会、夜間文化祭、 工場別出勤闘争や昼食集会懇談会などで 民主労総が全面ストライキ準備状況を現場と地域に知らせていくことなどを提案した。 参加者は、意見の差なく、チョドヌィ状況室長の提案に賛成し、 4月ゼネスト組織のための実践方案を討論した。 彼らは非正規職労働者への弾圧に対抗して闘争し、 現代車非正規職正規職化闘争に積極的に連帯闘争することをなどを決議文として採択してこの日の大会を終えた。 2005年03月14日8時 「われわれは少数だが、ゼネスト全国戦線を拡大させよう」現場活動家大会、全面ストライキ組織方案、苦心の発言 チェハウン記者 12日に行われた全国現場活動家決意大会の第2部として進められた 「社会的合意主義粉砕ゼネスト組織、どうすべきか」をテーマとする討論会で、 参加者は「社会的交渉阻止と4月非正規改悪案阻止ゼネスト、 現在進められている不法派遣闘争が分離できない延長線の問題」だと強調した。 彼らは「民主労総執行部が闘争不在論で社会的交渉の必要性を語る状況で、 現時点でも社会的交渉阻止以後も、指導部には実際のゼネストを指導して押し上げる意志がない」と判断した。 参加者は討論会で「決意大会の参席者が献身的な決意と実践で、 地域と単社で闘争の雰囲気を形成し、ゼネストの実際の主動力にならざるをえない現代車などが 実質的なゼネストの指導部になることができるように推動する」と強調した。 以下は討論会で主張された内容だ。 「前回論山で決議した後、どれだけ実践できたのかの反省から始めなければならない。 条件と状況を言い訳にして、あまりにも守勢的に対応したのではないか。 社会的交渉を阻止できなければゼネストは存在しない。 蔚山5工場では、50日以上ストライキ闘争を展開しており、 5工場を除く非正規職活動家は3工場正規職解雇本館抗議テントに結合している。 4月のゼネストは本物だ。 6月の賃上げ闘争で不法派遣闘争を超えないだろう。 大工場労組で大きな戦いを構築することが重要で、 現代自動車労組が重要な役割をせざるをえない。 元下請け連帯会議内で、現代自動車労組闘争戦線の構築のために努力する。 現代自不法派遣闘争を全国的な戦いに構築できるように、 もっと実践的な連帯を切実に訴える」(現代車非正規労組) 「労組を作って先導投をし続けたのに、現場の組織闘争能力が無能力だということ感じている。 相変らず現場では組合員と会うことも難しい孤立状態だ。 しばらく前に現代重工業下請け企業が元請けの不法派遣事実を暴露した。 この闘争が直ちに現場闘争に引き継がれるわけではないが、 社内下請けへの介入力を高める闘争を計画している。 現代車闘争、ハイニックス-マグナチップ闘争を拡散させるために最善の努力を尽くしたい」(現代重工業社内下請け支会) 「社会的交渉への反対は明確だが、内部の活動家討論の過程でも 臨時代議員大会阻止実践闘争に対しては意見の差が存在することは事実だ。 組織的団結の毀損に対する憂慮と、それに対する大衆的非難に直面するという心配などが理由だ。 しかし個人的には民主的手続きという名分で社会的交渉が通過することを見守ることはできないと考える。 4月のゼネストに対して労組次元では民主労総の指針に従ってストライキに臨むという形式的水準の決意が現在の状況だ。 活動家の水準で内部推動しようとしている」(ソウル地下鉄労組) 「年末から進行した解雇は、今では解雇に反対したという理由でひとつの支部全体が職位解除されるという無慈悲な現場統制につながっている。 執行部はしばらく前にストライキ賛否投票で78%という高い賛成率で使用側に圧力を加え、交渉で解決しようとしている。 だが大々的な構造調整を控え、労組を焦土化しようとしている使用側に対抗する道は、 絶対に打撃を与えるという意志を集め、組合員が見せたストライキの意志を実践闘争としてまとめることだ。 現場組織を中心として、執行部が闘争にたつように圧力を加え、 組合員を集める闘争を用意したい。 少数に追いやられている状況だが、われわれができることを最後まですればいい」(社会保険労組) 「現在、不法派遣問題が全国的闘争の核心事案だ。 この闘争を6月の現代車賃団交問題に持っていこうという流れを深刻に憂慮している。 賃団交問題に持っていけば結局正規職中心の交渉と交渉に進まざるをえない。 非正規改悪案阻止闘争の時点と共に不法派遣闘争を全国的な核心闘争にうち建てるべきだ。 執行部が2月24日の全面ストライキ指針を「幹部ストライキ」に決定した。 物量減少闘争ために宣伝戦はしているが、4月1日のゼネスト組織化はできていない状況だ。 しかし、懸案があるため、闘争指針を命令すれば現場は積極的に受けとめようという雰囲気だ。 懇談会などを組織している。 執行部の意志が重要だ。 今回も民主労総にゼネストの意志がないようで、われわれもやらなければ、 彼らに口実を与えるだけだと要請している」(錦湖タイヤ労組) 「昨年、キムギシク組合員がゼネスト戦線を拡大させると決意してタワーに上がった。 用意した組合員のゼネストではなく、ウリ党の狡猾な留保うんぬんの一言のほうを信頼する執行部と、 誰も責任を負わないわれわれの全面ストライキの過程を眺めながら、 そんな状況でも現場でストライキを拡散できない無能力に座り込んで泣いていた。 いつから敵方が民主労総の『民主』をそんなに認めたのか、 ここにいる私たちを民主労総の合法的意思過程をぶちこわす暴力集団に追い込んでいて、 執行部は懲戒委を招集して人々を召喚している。 恐ろしいことはない。 しかし恐ろしいことは、社会的交渉を物理力で阻止したとしても、 その後誰も責任を負わない指導部のないストライキを組織できるのかについての恐れだ。 それで私達はここ集まったのだ。 私が私の事業場で、ゼネストをどう組織するのか、実践的な決意を集めるべきだ。 私もまた力強く闘争する」(現代車峨山社内下請け支会) 「年数にして4年間、組合員12人で苦しい長期闘争をしている。 組合員12人は全員懲戒され、5人が解雇されて、中労委の復職命令を受けたのに、 どこの事業場でも同じように復帰できずにいる。 政府の派遣法などが正規職を非正規職化して、 非正規職労働者たちの最小限の権利さえ奪っていることを直感的に知っている。 全国的に、労働者が限りなく追い出される全体情勢の中で、 長期闘争事業場の問題もまたこの全体闘争に服務することだと信じている。 九老工業団地は地域連帯闘争の経験を持っている。 地域宣伝と連帯集会、出勤闘争などを積極的に活用し、 未組織労働者と組織された同志たちに非正規同志たちの全国的闘争を知らせることに 力を注ぐ」(ハイテックRCDコリア労組) 「社会的交渉に反対する理由は簡単だ。 いったい、盧武鉉とヨルリンウリ党と、なにができるのか。 民主労働党は10人の国会議員を持って、昨年国家保安法闘争にあらゆる事をしたのに、 ヨルリンウリ党の手練に弄ばれて何の成果も残せなかった。 まして非正規法案に対してはどうだったのか、どうするのだろうか。 それを体験しても、民主労働党と民主労総は交渉と対話で解決を話す。 移住闘争をしながら事業主が未払い賃金50〜70%を与えるからここらで妥協しようという時、 それでも受け入れるかどうか、揺れたこともあった。 しかし、当事者は断固とした目つきで妥協を拒否したものだ。 その断固とした目の色を再確認する。 現代車、翰円CC、ハイニックス-マグナチップ闘争に集中し、 私たちも勝利する闘争を作り、4月闘争の火の勢いを上げよう。 その闘争に勝利すれば、4月の闘争も勝利する」(平等労組移住支部) 「4月まで、5工場の非正規同志が籠城してほしい。 私たちもその闘争を守らなければならない。 現代車の話で申し訳ないが、組織力のある事業場の戦いが重要だから話す。 現代車が実質的なゼネストをできるようにしようとすれば、行って引き出そう。 具体的に行ってテントを張って連帯して各工場の全代議員と会って実践で説得しよう。 それで現代車を引出して、ストライキの余波を拡散させよう」(現代車労組) 「非正規改悪案強行時点にゼネストをするという。 どうなろうと現代自、金他などが持続的にストライキを維持すれば、 他の事業場でも幹部ストライキから部分スト、全面ストライキへと引出せる。 以前の労働法改悪阻止闘争でも、現代車と起亜車で全面ストライキを維持して、 他の業種全面ストライキを引出した。 全面ストライキの指令が出たとき、組織力のある事業場が全国戦線を作れないと困る。 15日の代議員大会で、社会的交渉を防ぎ、またストライキ戦線拡大のために 知恵を集めなければならない」(現場活動家) 多少しずかに始まった討論会は、発言が繰り返されるたびに熱気を増した。 夜10時、決意大会を終えて参加者はまた 「社会的交渉阻止と全面ストライキ組織」の決意を新たにし、 自身の現場へと各地方に出発した。 2005年03月14日11時 翻訳/文責:安田(ゆ) Created byStaff. Created on 2005-03-14 18:01:53 / Last modified on 2005-09-05 05:15:56 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |