韓国:民主労総、社会的交渉廃棄を要求した教授たちを低劣に批判 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(報告) ・レイバーネットTV(12/11) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班 ・ブッククラブ(2025/1/11) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第97回(2024/12/10) ●〔週刊 本の発見〕第371回(2024/12/26) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/12/19) ●川柳「笑い茸」NO.158(2024/10/26) ●フランス発・グローバルニュース第15回(2024/12/24) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第97回(2024/12/30) ●「美術館めぐり」第6回(2024/12/23) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
「進歩を自任する教授たち」、その口を閉ざせ?民主労総、社会的交渉廃棄を要求した教授たちを 低劣に批判 ユンテゴン記者 peyo@jinbo.net 非正規改悪案の緊張が極度に高かった24日に民主労総が論評を提出 民教協と教授労組所属の進歩的教授58人が去る22日に社会的交渉廃棄を要求して出した 「民主労総代議員に差し上げる呼訴文」に対して民主労総が激しく批判した。 非正規法案処理をめぐり緊張が極限にまで高まっていた24日、 民主労総は呼訴文を提出した教授を 「進歩を自任する一部の教授たち」と示して論評を提出した。 この論評で特に民主労総は「声明書の主張と代議員大会で壇上占拠を試みた人々の主張がこのように一致するのは単純な偶然だけではないと見る」と 陰謀論を提起したことで、波紋が広がるものと予想される。 非正規共同対策委員会、教授たちに「闘争組織に力を与えたか」と質問 *民主労総イスボン・スポークスマン 写真提供:プロメテウス 梁喜石記者* 民主労総は「進歩を自任する一部の教授たちの分別ない言動に深い憂慮を示す」と始まる論評で、 執行部が提出した社会的交渉案を戦術方針と表現し、教授たちにより社会的交渉廃棄を要求して提出された呼訴文は非正規職改悪案阻止戦線を深刻に撹乱していると反駁した。 去る22日に発表された呼訴文で教授たちは 「全面ストライキ闘争の組織が難しく、『社会的交渉』を再開しなければ非正規職関連法案の国会通過を防げないという名目で、社会的交渉参加のためにあらゆる無理を強いている」と民主労総を批判した。 民主労総の論評によれば、社会的交渉廃棄を主張すれば非正規職改悪案阻止戦線に深刻な撹乱を与えることになるわけだ。 また教授たちが「われわれは今の条件で、威力的な全面ストライキ闘争組織が難しいという民主労総指導部の判断に同意する」と前置きした後 「しかし全面ストライキ闘争組織の困難が闘争力量強化のための最善の努力を傾注する責任まで免じさせるわけではない」と社会的交渉強行の意志を批判した部分に対し、 民主労総は「声明を発表した教授たちは、民主労総の執行に共に責任を負うのか」、 「いや闘争組織にすこしでも力を付け加えたことがあったのか」という低劣な表現を使い、 「耐え難い憤怒」を表現した。 しかし、この呼訴文を発表した教授たちの中の多数は、 昨年非正規改悪案が出された直後から 「非正規労働法改悪阻止と労働基本権争奪のための共同対策委員会」を構成し、 民主労総と共に対社会的運動をしてきた。 民主労総、社会的交渉に反対する教授らが現場の不信を助長してきた 続いて民主労総は、今回の声明を発表した教授たちが 「指導部の組織化の努力に現場の不信を助長してきたのは真実」とし 「(教授たちが提出した)声明書の主張と、代議員大会で壇上占拠を試みた人々の主張が、これほど一致するのは単純な偶然だけではないと見る」と陰謀論的な認識を示した。 民主労総は、 「今後、意見があれば可能な教授労組を通して組織的立場を陳述してくれるよう要請する」とし、 「教授も労働者なら労働者らしく、集団的、組織的秩序を遵守してくれるよう願う」と組織的秩序を強調した。 これに対し、58人の教授たちが提出した呼訴文に賛同はしなかったがおおむね同意するというある大学の非正規職教授は、 「それでも社会的地位がある教授たちの声明に対しても、民主労総執行部は組織的秩序を押し出して口を塞ごうとする局面」とし 「民主労総は『組織的秩序』の真の意味は何か、『労働者大衆の実質的民主主義』の意味が何か、もう一回見直すべきだろう」と指摘した。 「社会的交渉反対が民主労総の分裂なら、労働部長官が民主労総を統合するのか?」 また民主労総は、「微力ではあるが民主労働運動の発展に力を注いできた」と自負し、 「社会的交渉案を留保無く廃棄させることを切に呼び掛け」た教授たちに対し、 「学者の観念で裁断し、大衆の自主性を侵害しないよう希望する」とし、 「未熟な観念的な運動が現実でいかに多くの労働者に弊害をもたらしたか、われわれは多くの経験を持っている」と応答した。 民主労総は「大きな闘争に連帯して、力を付け加えることを最後に要請する」という言葉で声明を終えた。 民主労総は24日の論評で、社会的交渉廃棄を訴える教授を低劣な表現を使って批判した。 もちろん現民主労総執行部が社会的交渉を推進しているのだから、反対意見を持つ人々に反駁することはできるが、 社会的交渉廃棄の主張が「分別ない言動」「現場の不信を助長」「大衆の自主性を侵害」する行為だと言うのは、同意しがたいと指摘される。 民主労総の論評に対し、ある非正規職大学教授は 「社会的交渉反対が『民主労総を分裂する行為』なら、『無条件の労使政委即刻復帰』を主張する休職教授、キムデファン労働部長官は民主労総を統合するのか」と問い直した。 [論評]進歩を自任する一部の教授たちの分別ない言動に深い憂慮を表す。 2005年02月25日 11:31:03 翻訳/文責:安田(ゆ) Created byStaff. Created on 2005-02-25 23:44:02 / Last modified on 2005-09-05 05:15:54 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |