本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:新政連、サムスン電子サービス労組問題への全面介入を示唆
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1402678163668St...
Status: published
View


新政連、サムスン電子サービス労組問題への全面介入を示唆

朴映宣院内代表-労組と非公開で会見…「サムスンに対する立場を整理する予定」

キム・ヨンウク記者 2014.06.13 17:43

新政治連合の朴映宣(パク・ヨンソン)院内代表とサムスン電子サービス労組が 6月13日に非公開の懇談会を開き、その背景に関心が集まっている。

乙支路委には特に状況の変化はないが、 朴映宣院内代表と労組が電撃的に非公開で面談をしたのは、 新政治連合がサムスン使用者側と労組の直接交渉に何かの役割をするかもしれないという観測が出ている。 すでに新政治連合は乙支路委員会を通じ、故ヨム・ホソク氏の遺体奪取問題の真相究明など、 サムスン電子サービスの懸案問題に全面的に参加しているためだ。 一部では、朴映宣院内代表までがこの問題を扱うことになると、 代理協議にはいった経済人総連の代わりにサムスン側が直接労使交渉に出てこなければ、 さらに大きな圧力を受けるのではないかという話も出てくる。

この日の非公開面談に参加した金属労組のナム・ムヌ首席副委員長は冒頭発言で 「サムスン電子サービス組合員たちの闘争が長期化している」とし 「この問題を解決するために、院内代表と議員が一緒にしてくれたことに感謝する。 早急にこの問題の解決を望む」と話した。 サムスン電子サービスの問題解決の核心は、労使交渉の妥結だ。

先立って乙支路委員会は、非公開懇談会の報道要請書で 「故ヨム・ホソク氏死亡関連の真相究明とサムスンに対する立場を整理する予定」と明らかにした。 労組側が要請した立場について明確にするということだ。 労組側では朴院内代表に、 △サムスンの直接の謝罪と名誉回復、 △労組弾圧の中断と労組認定、 △偽装廃業の撤回と雇用保障、 △月給制生活賃金保障と賃金団体協議締結の要求事項と、 組合員の月給明細書を含む労組の主要現況資料を渡した。

実際、朴映宣院内代表や禹元植最高委員の冒頭発言を調べると、 サムスン側が直接交渉に出なければ解けない議題に言及されている。

朴映宣院内代表は 「先月、偽装請負問題と無労組経営による長い労使対立のために、 ヨム・ホソクさんが亡くなったという話を聞いてとても胸が痛んだ」とし 「毎日毎日、正直に生きていく勤労者らはまともな待遇を受けなければならず、 世襲資本主義の被害の対象になってはいけない」と話した。

乙支路委員会の禹元植委員長は 「殷秀美(ウン・スミ)議員が代表発議した労働組合および労働関係調整法改正案、 別名サムスン電子サービス直接交渉促進法を早く国会で通過させるようにする」とし 「乙支路委員会は、今回の事態の解決と明確な真相究明、関連法の通過に最善を尽くしたい」と明らかにした。

禹委員長はサムスンに対しても 「労組活動を認め、処遇を改善することを望む」とし 「グローバル代表ブランドのサムスンという名前にふさわしく、 法と正義と労働の尊厳を保障することを望む」と要求した。

この日の会見には朴院内代表をはじめ、 禹元植最高委員(乙支路委員会委員長)、兪銀恵(ユ・ウニェ)院内報道担当者、殷秀美議員、張(チャン)ハナ議員が同席した。 労組側からは、金属労組のナム・ムヌ首席副委員長、サムスン電子サービス支会のパク・ソンジュ副支会長、梁山分会のヨム・テウォン代議員が参加した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-06-14 01:49:23 / Last modified on 2014-06-14 01:49:24 Copyright: Default

関連記事キーワード



このフォルダのファイル一覧上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について