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ヨム・ホソク烈士遺体奪取、「サムスンの私兵になった警察は必要ない」

金属労組拡大幹部およびサムスン電子サービス支会など、警察庁前で集会

ユン・ジヨン記者 2014.05.24 18:58

全国金属労働組合の拡大幹部とサムスン電子サービス支会労働者たちが、 警察のヨム・ホソク烈士遺体奪取を糾弾する都心集会を開催した。 金属労組は5月24日午後2時、警察庁の前で 「ヨム・ホソク烈士精神継承警察糾弾金属労組決意大会」を開催した。

この席には5日間、瑞草洞のサムスン電子本館前で全面ストライキを行っているサムスン電子サービス支会の組合員たちと、 金属労組拡大幹部など約1200人が参加した。

金属労組のチョン・ギュソク委員長は 「サムスン電子サービスのチェ・ジョンボム烈士に続いて ヨム・ホソク烈士も同じように死に追いやられた。 われわれは、またサムスン資本に戦争を宣言する。 貪欲の資本を終わらせる対政府、対資本闘争を宣言する」とし 「もしサムスンが問題を解決しないのなら、30日に金属労組は2次上京を通して、 さらに強い闘争を続ける」と明らかにした。

続いて「またヨム・ホソク烈士の遺体と骨壷を奪った警察も、 彼らの誤りを認めなければ警察を相手とする強力な闘争に立ち上がる。 労働者たちが働きがいを持てる世の中に向けて、戦おう」と声を高めた。

警察は去る5月18日、労働弾圧で命を絶ったヨム・ホソク烈士の遺体をソウル医療院から奪い、 20日には密陽公設火葬場でヨム・ホソク烈士の遺骨を奪って議論を起こした。 その上、警察による遺体の奪取を阻止しようとして連行されたサムスン電子サービス支会のラ・ドゥシク主席副支会長と、 19日にサムスン電子本館前で衝突した時に連行されたウィ・ヨンイル支会長など指導部3人は拘束状態だ。

金属労組のムン・ヨンマン釜山梁山支部長は 「いつから警察が民間人の葬儀に介入するようになったのか。 サムスンの私兵に転落した、こんな警察公権力はもう必要ない」とし 「海上警察だけでなく、警察庁も解体しろ」と非難した。

続いて「18日に奪われた烈士の遺体が釜山杏林病院にくるという話を聞いて、 集会をしていた組合員たちが病院に駆けつけた。 だが朝まで遺体はこなかった。 徹夜で烈士の遺体を探し回った。 父親は第3の場所に遺体を隠し、空の遺体安置所で弔問を受けた。 その間、暴力警察がひそかに烈士の遺体を火葬した」とし 「このままヨム・ホソク烈士を送ることはできない。 いまや金属労組が立ち上がり、殺人資本、悪質資本サムスンが烈士の霊前にひざをついて謝罪するまで、 総団結・総闘争に立ち上がろう」と強調した。

サムスン電子サービス支会のクァク・ヒョンス南部圏域副支会長も 「とてもくやしい。警察が仲間の遺体まで奪うなんて本当に国家なのか。 ヨム・ホソク烈士がこの戦いに勝てと命令した。 われわれはこの戦いにすべてを賭ける」とし 「もうこれ以上我慢できない。闘争する」と明らかにした。

民主労総もサムスンに対し、国際的な闘争を組織する意向を明らかにした。 民主労総のチュ・ボンヒ副委員長は 「民主労総のシン・スンチョル委員長がドイツでITUC(国際労総)会議に参加し、 サムスンの無労組経営と非正規職弾圧問題を力説した。 国際連帯を通じ、世界的にサムスンの不買運動を行い、 ベトナム、フィリピン、中国など、アジアにあるサムスンの携帯電話工場の労働者と連帯闘争を始めることを提案した」とし 「サムスンが謝罪して再発防止を約束するまで、 民主労総は金属労組と一緒に先頭で戦う」と説明した。

金属労組は集会の後、警察庁の民願室にヨム・ホソク烈士遺体および骨壷奪取に関する抗議書簡を渡した。 その後、警察庁から清渓広場まで都心デモ行進を続けた。 午後4時には清渓広場で開かれる民主労総決意大会に合流した。

なお民主労総はこの日の午後4時から清渓広場で 「ヨム・ホソク烈士-チン・ギスン同志精神継承! セウォル号惨事真実糾明と責任者処罰! 民主労総決意大会」を開き、 △ヨム・ホソク烈士およびチン・ギスン同志の問題解決、 △民主労組死守、労働弾圧粉砕、 △セウォル号惨事真実糾明と責任者処罰を要求し、 朴槿恵政権の反労働政策を糾弾した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-05-25 07:52:48 / Last modified on 2014-05-25 07:52:49 Copyright: Default

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