韓国:李在鎔法廷拘束、労働界「サムスングループ全体の変化を」 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(報告) ・レイバーネットTV(12/11) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班 ・ブッククラブ(2025/1/11) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第97回(2024/12/10) ●〔週刊 本の発見〕第371回(2024/12/26) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/12/19) ●川柳「笑い茸」NO.158(2024/10/26) ●フランス発・グローバルニュース第15回(2024/12/24) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第97回(2024/12/30) ●「美術館めぐり」第6回(2024/12/23) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
李在鎔法廷拘束、労働界「サムスングループ全体の変化を」民主労総、財界に「資本の思い通りにいかない時代」
ウン・ヘジン記者 2021.01.18 17:19
サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が実刑を宣告されたが、 労働界が今回の事件を契機にサムスンの「無労組経営」を廃棄しろと要求した。 また二大労総は、犯した罪質と比べて刑量はとても軽いと指摘して、 今後サムスングループの無労組経営と政経癒着、不法継承などの誤った慣行にも 終止符を打てと論評した。 先立ってソウル高裁刑事1部は1月18日に開かれた国政壟断事件関連破棄差戻し審理で 李在鎔副会長に対する賄賂供与容疑を認め、 懲役2年6月を宣告した。 [出処:チャムセサン資料写真] 民主労総はこの日に論評して 「ソウル高等法院の国政を壟断した財閥企業の総帥に対する実刑宣告を歓迎する」としつつ 「犯した罪質と特検の求刑量に較べれば、とても足な宣告刑量」と指摘した。 また「李在鎔副会長一家とサムスン資本は、 今日の裁判の結果を厳重に受け止めることを願う」とし、 財界にも「今日の判決を教訓にして、 世の中が資本の思い通りにはいかない時代がきたことを認識して認」めろと要求した。 それと共に今回の事件で 「サムスングループがこれまで行ってきた無労組経営と政経癒着、 不法継承、経言癒着、サムスン奨学生育成など、 すべての誤った慣行に終止符を打てるように、 サムスンに民主労組の建設と強化、および株主総会を通じた積極的な意見陳述など、 サムスンを変えるための事業を内と外で積極的に展開する」と明らかにした。 韓国労総も「先日朴槿恵(パク・クネ)前大統領に対する最終宣告で、 贈収賄について有罪が認められただけに、 賄賂を贈ったサムスンの有罪判決は当然の結果」とし 「むしろ刑量はとても軽い」と論評した。 続いてサムスン遵法監視委員会に言及して 「サムスンがサムスン遵法監視委員会を構成し、 このような事件が再発しないように努力するといったが、 それが過去の罪の免罪符にはならない」とも説明した。 また「韓国労総傘下のサムスングループ内の労働組合との賃金団体協約で積極的な姿を見せることもなく、 対外的に恩着せがましい交渉姿勢を見せてきた。 心から反省しているのならありえない姿」と批判して 「今回の李在鎔副会長の法廷拘束を契機として、 しっかりと反省して過去に李副会長が謝罪文で明らかにしたように、 『大韓民国の国格にふさわしい新しいサムスン』として新らしく出直すことを望む」と伝えた。 金属労組は李在鎔副会長に対する実刑宣告について 「時既に遅し、事必帰正という評価が世間の一般的な視線だろう」とし、 しかし「財閥の総師だという理由で収監生活の特権を享受したり、 平凡な服役者には想像もできない早期の赦免の恩恵を受けることがあってはいけない」と強調した。 それと共に李在鎔副会長の法廷拘束事件で 、サムスングループ全体が変化しなければならないとも指摘した。 金属労組は「総帥が実刑を受けたからといって、 サムスンで労働組合を作って犠牲になった人々が生き返るわけではない。 核心はサムスンという企業集団の反省と変化」とし 「裁判所が実刑と法廷拘束を選択した理由も、 罪の代価だけでなく、今、劇薬の処方をしなければ サムスンという集団が根本的に変わらないと見たため」と伝えた。 それで「監獄の時間は李在鎔個人の更生だけでなく、 サムスングループ全体の変化につながらなければならない」と明らかにした。 最後に「他の財閥集団も今は罪を犯しても、 車椅子にさえ乗れば無罪や執行猶予が出てくる世の中ではないことに気付いて、 しっかりと身を処さなければならない」と警告した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2021-01-25 17:01:08 / Last modified on 2021-01-25 17:01:11 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |