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サムスン、建設分野でも非正規職労組弾圧?

建設労組、富川三星レミアン新築現場で不当解雇撤回・高空籠城

ペク・イルジャ記者 2014.03.10 15:08

サムスングループ建設の分野でも下請企業の非正規職労働者が解雇され、 建設労組が闘争を始めた。

3月4日朝、富川中洞のサムスンレミアン新築現場で、建設労働者2人が 「不当解雇撤回と団体協約締結」を要求し、高空籠城に突入した。 労組の団体協約締結の要求に対し、会社側が組合員の21人を解雇したためだ。

[出処:ニュースセル]

三星レミアン新築現場の元請業者はサムスン物産で、下請企業はウォニョン建業だ。 サムスン物産はサムスングループで建設と貿易を担当している。

3月9日午前11時、建設労組首都圏支部所属の組合員と富川地域労働社会団体は、サムスン レミアン新築現場の前で集会を開いた。

建設労組中西部のキム・テボム支部長は 「解雇された労働者たちは3か月間この現場で働いたが、 労働条件改善のために団体交渉を要求すると交渉を回避して組合員たちを解雇した」と説明した。

21人の型枠工は昨年の12月2日から地下駐車場の施工現場で働いてきた。 労組によれば、ウォニョン建業は「現場のすべての条件を受け入れるから、きちんと工事をしてくれ」と言い、工事終了時期は正確に分からないため期間を定めない勤労契約書を作成した。 労組は「こういう場合、ふつう工事終了まで働く」と明らかにした。

[出処:ニュースセル]

建設労組は2月10日から合計6回、賃金および団体交渉を要求した。 ウォニョン建業は「会社の事情」を理由に交渉の場に一度も出てこず、最後には「3月に交渉できる」という文書を送ってきた。 しかし3月になる一日前の2月28日、ウォニョン建業は「勤労契約が終了した」とし、21人の労働者を全員解雇してしまった。

労組が高空籠城に突入した3月4日、労働庁富川支庁が仲裁に入って交渉が開かれた。 この場で労使は解雇者の原職復帰と誠実交渉などに合意した。 しかし翌日に開かれた交渉でウォニョン建業は「勤労者不在の状態なので交渉義務がない」と立場を翻意した。

民主労総富川始興金浦支部のイ・ミスク議長は「連帯闘争の模範である富川地域の民主労総所属単位が建設労働者の闘争に連帯する」とし 「下請のウォニョン建業と元請のサムソン資本は、建設労働者の不当解雇を撤回して復職させろ」と要求した。

工事現場で50mのタワークレーンで高空籠城をしている労働者たちは 「21人の労働者の不当解雇が撤回されるまで高空籠城を続ける」という意志を表明した。 (記事提携=ニュースセル)

[出処:ニュースセル]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-03-10 20:13:37 / Last modified on 2014-03-10 20:13:37 Copyright: Default

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