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サムスンSDIの大規模な構造調整に労働者が反発

金属蔚山、「秘密資金を造成して『会社が苦しい』から整理解雇?」

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2008年01月30日17時15分

サムスンSDIの釜山事業場(蔚山市蔚州郡)を解雇された社内下請労働者が 1月30日午後1時30分、ソウル市中区太平路のサムスン本館前で記者会見を して「サムスン無労組政策廃棄」と「サムスンSDI構造調整中断」を要求した。

▲金属労組蔚山支部が30日サムスン本館前で無労組政策廃棄とサムスンSDI構造調整中断を要求する記者会見を行った。

1998年に約1万人だったサムスンSDI釜山事業場の職員数は、2007年現在、約 3300人と大幅に減少した。昨年始めから社内下請業者廃業、解約などで非正規 職労働者を減らしつつ、正規職労働者も名誉退職が約400人、社内再配置が 414人、系列会社転換配置が155人など、計1050人が構造調整対象になった。

サムスンSDI釜山事業場で携帯電話の液晶を製造する業者、ハイビットに所属す る女性労働者たちは、昨年3月の廃業後、現在も蔚山市庁前での野宿座り込み、 サムスンSDI工場前テント座り込み、三歩一拝などで復職を要求している。

ハイビットの労働者たちは、週63時間、月273時間の長時間労働に苦しみながら、 正規職賃金の64%の時給5800ウォンという低賃金だ。また、社内下請労働者で ありながら、サムスンSDIから直接管理と統制、指示を受けてきたため、「ハイ ビットの実際の使用主はサムスンSDIだ」と主張している。

こうした現実を伝え、サムスンSDIに交渉を要求しようと金属労組蔚山支部は、 昨年12月7日に構造調整反対集会を開いた。だが、逆に20人ほどが告訴告発され、 約1億ウォンの損害賠償が請求された。

金属労組蔚山支部はこの日の記者会見で「会社が苦しいという理由で非正規職、 正規職労働者を問わず整理解雇・リストラを断行しながら、裏では不法な秘密 資金を造成する三星グループとサムスンSDIに対し、表現できないほどの怒りを 感じる」とし「サムスンSDIを整理解雇された労働者と連帯して、民主労組の旗 をたてる闘争を宣言する」と語った。

一方、第2次上京闘争を始めたハイビットの労働者たちは、1月28日からサムス ン本館前、サムスン特検事務室前、サムスン美術館「リウム」などで一人デモ を繰り広げている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-02-02 04:19:33 / Last modified on 2008-02-02 04:19:34 Copyright: Default

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