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4大社会保険徴収統合反対スト

公共労組社会連帯年金支部、全国集会で常任委を通過

イ・ジョンホ記者/ 2009年02月25日17時04分

国民年金業務を担当する公共労組社会連帯年金支部が、4大社会保険徴収業務を 国民健康保険公団に統合する内容の法改正に反対し、2月25日から全面ストライ キに入った。

社会連帯年金支部は2月25日午前11時から汝矣島国会前で首都圏組合員約1700人 の参加でストライキ出征式を開き、改正案の撤回と再議論を要求して無期限全 面ストライキに突入した。支部は、釜山、大邱などの全国にわたり、あとの組 合員が地域別集会を開いた。支部は少なくとも27日の国会本会議までストライ キを続けることにした。

公共労組と社会連帯年金支部は、2月23日、国会該当常任委員会の保健福祉家族 委法案小委で四大保険徴収業務を健康保険に統合する内容の国民年金法・国民 健康保険法改正案が拙速処理されたことに反発し、全面ストライキに突入し、 改正案撤回と再議論を要求している。

▲25日国民年金労働者が4大社会保険徴収統合法案撤回を要求し、ストライキに入った。/出処:公共労組

支部はこの日、地元の保健福祉家族委所属ハンナラ党国会議員地方区事務室を 抗議訪問する一方、2月26日には首都圏ハンナラ党議員を抗議訪問し、国会本会 議が開かれる27日にはまた国会前で阻止決意大会を開く計画だ。

労組は国民年金基金運用体系改編案に対し、加入者代表を排除して民間の金融 投資専門家だけで基金運用委員会を構成し、別途の基金運用公社を設立すると、 国民年金が投機資本化するとし、これに対する反対の立場も明らかにした。

常任委委員長もなくハンナラ党が単独処理

国会保健福祉家族委員会はこの日、ハンナラ党議員だけが参加して常任委全体 会議を開き、四大保険徴収業務を健保公団に一元化する内容の国民年金法一部 改正法律案と国民健康保険法一部改正法律案を議決した。

この日の常任委全体会議は、民主党と自由先進党民主労働党などの野党議員が すべて退場した中で投票された。さらに邊雄田(ピョン・ウンジョン)保健福祉 家族委員会委員長(自由先進党)もハンナラ党の一方的な処理に反対して退場し た。この日の全体会議は、委員長不在の中でハンナラ党のアン・ホンジュン議 員が代わりに議長となり開かれた。

[闘争決議文]徴収統合および基金改悪結社阻止闘争宣言文

  1. 2. 24 /公共労組社会連帯年金支部組合員一同

狂牛を輸入し、キャンドルを灯させた現政権。今度はかっぱらいで国民年金を 破綻させようとしている。放送を防ぎ、労働法を改悪し、経済を生かすという 美名の下で、全国を掘り返そうとしている。

権力の野心に漬かって理性を失った現政権。たった一度の公聴会で社会保険徴 収統合を処理しようとする。基金運用を専門家に任せるという美名の下で、加 入者の代表を排除し、制度と基金を完全に分離するといっている。拙速に拙速 を重ね、ハンナラ党内も反対する法案を何の考えもなく勝手に通過させようと している。

自分の欲だけに目がくらみ、自分たちの意に反するとただ打ちやぶることだけ を考える私たちの公敵。まさに李明博政権とハンナラ党だ。そんな彼らに社会 保険制度のきちんとした哲学はありえない。独善に陥った彼らには、組織統合 に対する社会的合意は初めから不可能だった。

われわれは社会保険の根幹である年金制度を守る年金労働者だ。私たちには年 金制度を国民の側で考え、公的サービスをきちんと提供できる組織を守って行 く義務がある。それがまさに国民のためで、社会保険の正しい定着のために寄 与する唯一の道だからだ。

公的年金制度と組織の根幹を揺るがす社会保険徴収統合。国民の老後の資金で ある国民年金基金を投機資本に転落させる基金改悪。絶対にこのまま通過させ てはいけない。われわれはこれを最後まで防ぐ。そして李明博政権とハンナラ 党に次の通り明確に要求して警告する。

一つ. 徴収統合および基金改悪法案を即刻撤回しろ。

一つ. 望ましい社会保険伝達体系改編のための社会的合意機構を設置しろ。

一つ. 国民年金基金が加入者代表により、安定して運用できるようにしろ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-03-03 08:33:11 / Last modified on 2009-03-03 08:33:12 Copyright: Default

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