韓国:水西発KTX民営化が総体的難関・反発に直面 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバー映画祭(報告) ・レイバーネットTV(10/30) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第95回(2024/10/10) ●〔週刊 本の発見〕第367回(2024/11/7) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/10/24) ●川柳「笑い茸」NO.157(2024/9/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第4回(2024/10/28) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
水西発KTX民営化が総体的難関・反発に直面KTX運転士・列車チーム長が水西発KTX出資会社への転職拒否を宣言
キム・ヨンウク記者 2013.07.01 15:16
▲転職拒否宣言書に手形をおすKTX運転士と列車チーム長 政府が2015年に開通を予定している水西発KTX路線の出資会社運営案を強行したことに対し、現職の鉄道公社KTX運転士と車掌がKTX民営化政策だとして出資会社への転職拒否を宣言した。乗客千人を乗せて時速300kmの高速で走るKTXの特性上、彼らが転職しなければ出資会社のKTX運営は安全問題などで深刻な難関につきあたる。 特に現職の運転士と車掌も10年-15年以上鉄道で関連業務に従事し、KTXを担当 するにあたり、初期に数ケ月の適応期間が必要だったため、政府も彼らを積極的に 懐柔、圧迫しており、代替人員用意説まで出ている。 KTX運転士約100人とKTX車掌約50人、鉄道労組、KTX氾国民対策委、進歩正義党 の朴元錫(パク・ウォンソク)議員などは7月1日午前11時、ソウル駅で「鉄道 KTX民営化反対KTX運転士、車掌・水西発KTX運営会社転職拒否記者会見」を開いた。 朴元錫議員は「国土部は民営化を競争体制導入だとし、鉄道公社の赤字のため 避けられないとしても、公共財である鉄道で黒字路線だけを運営することは できない」とし「鉄道は全国津々浦々、すみずみまで一日一回は行かなければ ならず、それで赤字が出れば黒字路線から交差補助をしなければならない。 このように低価格の料金で運営する鉄道公社の赤字は、政府が責任を持つべき 問題」と指摘した。 朴議員はまた「現行の鉄道産業基本法は、鉄道公社以外は鉄道の運営ができない」 とし「すでに国民年金がKTXの株式を買う意思はないと明らかにし、政府が無理に 株式を押し付ければ、国民年金は大企業に2次的に株式を渡す可能性が高い」 と明らかにした。 鉄道労組のキム・ミョンファン委員長は「KTX運転士と車掌の転職拒否宣言は 『鉄道公社が好きだから会社を移りたくない』という水準の問題ではない」とし 「国土部の転職要求に対する暗黙の懐柔と圧力を拒否し、別途の株式会社の発足 で、献身してきた鉄道が崩壊することを防ぐという宣言」と強調した。 キム委員長は「国土部は運転士と車掌が転職を拒否すれば、政府は鉄道退職者 と特戦司令部、鉄道免許証がある人々を7-8か月勤務させ、年俸3千万ウォンで 運営するという話が出回っている」とし「時速300kmで走るKTXは到着する瞬間 まで超緊張状態で運営される。8か月間教育しただけで、あの途方もないKTXを 運行させるというのは安全を放棄するもの」と指摘した。 ある運転士は「高速バスのような大型免許も一定期間、他の車種を運転した後 でなければ取れないが、KTX運転士は15年-20年以上現場で働いた後に8か月ほどの 教育過程を経なければならない」とし「KTX開通以後、定時率や安全性の確保に 3年ほどかかった」と代替人材養成の深刻性を警告した。 特に水西発KTX出資会社の設立で、政府が強調した年金基金の70%出資をめぐり 国民年金管理公団が持分参加の意思がないと明らかにしたことで、出資会社案 は総体的不良案という汚名を抱くことになった。 キム・ミョンファン委員長は「国民年金は、竜山開発事業に投資した1250億 ウォンを払わされていて、また3000億を政府が一方的に投資しろというのには 気乗りしないのは当然」と指摘した。 このように、水西発路線計画が序盤から問題だらけだという認識が広がり、 熱心な組合員ではない運転士や車掌も転職を敬遠するほかはない状況だ。 鉄道労組ある関係者は「初め、水西発に転職すれば年俸が1億という噂があった」 とし「実状は、年金基金配当金に線路使用料、初期投資費用などを考慮すると 全員が非正規職になりかねないという憂慮もあり、運転士と車掌の態度は固い」 と伝えた。 この日、運転士と車掌たちは、転職拒否宣言書に各自手形をおし「国土交通部 が鉄道民営化政策を発表し、水西発KTX運営社を鉄道公社の子会社にするといっ たのは、われわれ機関車乗務員と列車乗務員の熟練した技術を利用し、水西発 KTX路線を開通させるための軽薄な手段だと判断する」とし「列車の安全、乗客 の安全と鉄道公共性を守るために、青春を捧げて働いてきた私たちは、鉄道を 民営化するという国土交通部の発表に同意できず、鉄道公社以外のいかなる 第2、第3の鉄道運営社にも転職しないことを宣言する」と明らかにした。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2013-07-01 19:55:14 / Last modified on 2013-07-01 19:55:15 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |