韓国:ソウル駅広場でチェ・オンナン烈士10周年追慕大会 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバー映画祭(報告) ・レイバーネットTV(11/13) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第95回(2024/10/10) ●〔週刊 本の発見〕第367回(2024/11/7) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/10/24) ●川柳「笑い茸」NO.157(2024/9/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第4回(2024/10/28) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
「自ら生存権を勝ち取る闘争に立ち上がろう」ソウル駅広場でチェ・オンナン烈士10周年追慕大会
ホン・クォンホ ビーマイナー記者 2012.03.26 19:06
障害者、女性、露天商、受給者として暮らし、闘争したチェ・オンナン烈士の 10周年をむかえ、扶養義務制廃止と最低生計費現実化など、基礎生活保障制度 の全面改正を要求する10周年追慕大会が3月26日午後1時、ソウル駅広場で開かれた。 チェ・オンナン烈士10周年追慕委員会主催で開かれたこの日の大会で追慕発言 をしたチェ・オンナン烈士追悼事業会のパク・キョンソク会長は「チェ・オン ナン烈士は1か月28万ウォンで暮らす基礎生活保障制度に対し、最低生計費現実化 を要求して12月の真冬に明洞聖堂で野宿闘争を始めた」とし「結局、烈士は苦痛に 勝てず、春の日に亡くなったが、烈士は私たちに闘争を先延ばしせず、いますぐ 闘わなければならないということを教えた」と追慕した。 ▲障害者、女性、露天商、受給者として暮らし、闘争したチェ・オンナン烈士10周年追慕をむかえ、基礎生活保障制度全面改正を要求する追慕大会が26日午後1時チェ・オンナン烈士10周年追慕委員会主催でソウル駅広場で開かれた。 パク委員長は「総選挙を控えて李明博政権を審判しようという声が高い。だが、 果たして政権が変わっても貧しい人々の生が良くなるだろうか?」とし「チェ・ オンナン烈士のもうひとつの教えは、貧しい人々は闘わなければ最低限の生活 もできないということ」と強調した。 パク委員長は「だから政権交替ではなく、貧しい人々が自分たちの手で生存権 を勝ち取る闘争に立ち上がらなければならない」とし「基礎生活保障制度が、 本当に貧しい人らのための権利なら、扶養義務制を廃止し最低生計費を現実化 しなければならない」と要求した。 420障害者差別撤廃共同闘争団のイ・ウォンギョ共同代表は「総選挙を控えて、 すべての政治勢力が『連携型福祉』、『普遍的福祉』を話している」とし、 「だがこれより重要なことは、それが『誰のための福祉か?』という点」と 指摘した。 イ共同代表は、「相変らず障害者が施設と小部屋で暮らし、肉塊のように等級 が決められる現実を放置する福祉は空しい」とし「今年こそ障害等級制と扶養 義務制を私たちの手で廃止させよう」と強調した。 貧困社会連帯のキム・ユニョン活動家は「基礎生活保障制度が始まって13年に なるが、国民のたった3%が受給者で、国民の8.5%が最低生計費以下で暮らし、 受給者になれない死角地帯がある」とし「死角地帯を作る代表的な毒素条項が まさに扶養義務制」と指摘した。 キム活動家は「20日、竜山区庁に受給者異議申請をしに行ったところ公務員が 『この人は父よく連絡している』と堂々と話した」とし「家族と連絡もできな くし、貧困を罪にする扶養義務制はもう廃止しなければならない」と強調した。 貧困解放実践連帯のキム・ヨンジン委員長は「チェ・オンナン烈士は、意志と 努力でこの世の矛盾を打破しようとしたが、国家がするべきことをせず、殺さ れたのと同じ」とし「障害、女性、貧困、労働など全ての問題に対抗して壮烈 に亡くなったチェ・オンナン烈士の意は、本当の連帯で実現する」と強調した。 続いて参加者は、舞台の前に用意されたチェ・オンナン烈士の遺影に焼香と 献花をして、この日の追慕大会を終えた。 ▲追慕大会の最後にチェ・オンナン烈士の遺影に献花と焼香をする姿. 一方、この日の午前10時、チェ・オンナン烈士10周年追慕委員会はチェ・オン ナン烈士が野宿座り込みをした明洞聖堂入り口の前で、『チェ・オンナン烈士 慰霊路祭記者会見』を開いた。 この日の記者会見で、障害と女性人権連帯マシルのキム・クァンイ活動家は 「チェ・オンナン烈士は、障害女性は子供を育てられないという偏見に対抗し、 露天商をするなど多くの努力をしたが、結局夢をかなえられなかった」とし 「烈士を思うと一番胸が痛いのは、子供と共に暮らそうとした母の心」と述べた。 全国撤去民連合のチャン・ヨンヒ議長は「チェ・オンナン烈士が1%資本家のた めの政府に死を強要されたように、今日この瞬間にもあちこちで生きるための 闘争が行われている」とし「特に韓米FTAが発効し、さらに多くの人が死を強要 される時期が近付いてきている。これから強固な闘争で99%が勝てるようにしよ う」と強調した。 参加者は記者会見の後、チェ・オンナン烈士が野宿座り込みをした場所に献花 し、追慕大会が開かれるソウル駅広場まで一時間デモ行進した。(記事提携= ビーマイナー) ▲26日午前10時明洞聖堂入り口で開かれたチェ・オンナン烈士慰霊路祭記者会見 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2012-03-26 23:40:29 / Last modified on 2012-03-26 23:41:38 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |