韓国:「2010路上で死んだ野宿者追慕祭」開催 | |||||||
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冬至の日、野宿者の死を追慕する「2010路上で死んだ野宿者追慕祭」開催
ホン・クォンホ記者 2010.12.23 08:01
▲22日午後7時、ソウル駅広場で「2010道路で死んでいった野宿者追慕祭」が開かれた。 2001年から一年中、一番夜が長い冬至の日に毎年開かれる「道路で死んでいった 野宿者追慕祭」が12月22日午後7時、ソウル駅広場での第十回を開いた。 今年の追慕祭はタシソギ支援センターフランシス大学風物グループの公演と、 ドキュインのソン・ユニョク映像活動家の『2010年野宿者福祉と人権』を扱っ た追慕映像上映で始まった。続いてホームレス行動イ・ドンヒョン執行委員長 の開会宣言と共に80人ほどの参加者が持ったキャンドルが明るく燃え始めた。 そして追悼発言が続いた。 ソウル駅で8か月野宿生活をしているチョン某氏は「ソウル駅で寝て1人が死ぬ のを見て、若いが私もああして死ぬのではないかと心配になった」とし「今、 からだの状態は歩くのも大変で、からだにでき物ができたが、病院に行っても 入院させてくれない」と糾弾した。 ソウル駅で13年間野宿生活をしている権某氏は「働きたくなくて野宿者になっ た」という偏見を批判した。権氏は自分の手を広げて見せ「私たちが怠けてい ると言うが、この手を見れば私たちが働いていないのではないことがすぐわか る」とし「ここにいる方も野宿者たちを十分に支援できると思うが、政府は法 よりも民間団体に責任を転嫁している」と指摘した。 ▲道路で死んでいった野宿者遺影. 人道主義実践医師協議会のチュ・ヨンス共同代表は「毎年数百人の野宿者らが 路上と病床で死んでいくが、彼らは死ぬ瞬間まで誰からも関心を受けられない」 とし「政府が野宿者の健康状態を助ける支援のような基礎的な医療保障を用意 しなければ野宿者も自分自身の問題を解決できない」と強調した。 貧困社会連帯のチェ・イェリュン事務局長は「韓国の福祉の最大の問題は貧困 の責任を個人と家族に押し付ける扶養義務者基準のような毒素条項により最低 の福祉もできないということ」と批判した。 東子洞サランバンのオム・ビョンチョン代表は「ソウル市の呉世勲市長が野宿 者にご飯をよそうショーをして票を得て当選したが、当選後は自分がご飯を与 えた人々がどう暮しているのか見守るどころか、野宿者支援予算を削減した」 とし「まったく理屈にあわない」と糾弾した。 ▲チョン・ヒョングォン舞踊家が道路で死んでいった野宿者の御霊を慰労する追慕舞を踊っている。 この日の追慕祭ではチョン・ヒョングォン舞踊家が道路で死んでいった野宿者 の御霊を慰労する追慕舞を踊り、労働歌手パク・チュン氏は「ホームレス行動 イ・ドンヒョン活動家が携帯メールでこの歌を歌ってくれと頼んだ」とし、 『隣を見つめて』など3曲を熱唱した。追慕祭は、参加者が路上で死んでいった 野宿者の遺影に献花と焼香をして終わった。 今年の追慕祭は金融被害者連帯-ヘオルム、野宿者人権共同実践団、東子洞サランバン、 貧困社会連帯、ソウル駅診療所学生の会、人道主義実践医師協議会、 全国ホームレス連帯、ホームレス行動で構成された「2010道路で死んでいった 野宿者追慕祭共同企画団(下共同企画団)」が主催した。 一方、共同企画団はこの日の午前、保健福祉部の前で記者会見を行い△ホーム レス法の制定で政策の安定性保障、△野宿者への緊急住居支援実施、△医療支援 強化、△野宿者雇用政策改善、△住居脆弱階層住居支援強化など野宿者の福祉改善 のための五つの要求を提示して根本対策を要求した。(記事提携=ビーマイナー) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2010-12-25 05:55:12 / Last modified on 2010-12-25 05:55:33 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |