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「街頭の野宿者弾圧を即刻中断しろ」

ソウル駅強制退去方針撤回要求決意大会を開く

キム・ガヨン記者 2011.08.02 09:58

「ソウル駅強制退去方針撤回、公共駅舎中心ホームレス支援対策要求決意大会」 が、ソウル駅野宿者強制退去撤回・公共歴史ホームレス支援対策のための共同対策 委員会(以下 ホームレス共対委)の主催で8月1日午後5時30分からソウル駅広場で 開かれた。

▲ソウル駅強制退去方針撤回、公共歴史中心ホームレス支援対策要求決意大会が1日午後5時30分からソウル駅広場で開かれた。

この日の決意大会でホームレス共対委は、ソウル駅と韓国鉄道公社に、苦情を 理由とするホームレスの弾圧を即刻中断し、ホームレス支援対策を立てるよう 要求した。

ホームレス共対委は「7月20日、8月から夜11時以後、ソウル駅構内の野宿者を 退去措置すると発表した」とし「ソウル駅は今回の措置が苦情による不可抗力の 措置で、強制退去の過程で用役投入をするとし、暴力摘発を示唆した」と糾弾した。

ホームレス共対委は「野宿を含むホームレス問題は、退去と摘発ではなく、 適切な支援で解決すべき貧困の問題」と指摘した。

全国障害者差別撤廃連帯のパク・キョンソク常任共同代表は「昨日の午前2時に ソウル駅で知的障害を持つ野宿者が手錠をかけられて追い出されたという話を 聞いた」と説明し、「知的障害を持つ野宿者がソウル駅で横になる所もなく、 徹底して人権を蹂躙されたまま追い出された。これがまさに李明博政権の 社会福祉の現実」と糾弾した。

パク常任共同代表は「無力な人々が、何も持たない人々が正規職から追い出さ れ、社会安全網なく追い出されている」とし「もう行く所がなく、命を投げ出 さなければならない社会が、まさに大韓民国」と怒った。

当事者発言も続いた。シェルターで生活するホ某氏は「野宿者に国家はない」 とし「夏はともかく、冬には本当にどこにも行く所がない」と吐露した。ホ氏 は「今、シェルターに小さな希望があるが、シェルターに入るのも容易ではな い」とし「野宿者もみなさんの隣人で、誰もが私たちのような状況に置かれれ ば同じ境遇になる」と付け加えた。

糾弾発言をしたソウル市社会福祉士協会のイム・ソンギュ会長は「公共の駅から 路上生活者を強制的に退去させるというが、それがいかに反倫理的な措置か」 とし「野宿者を通りに追い出すことは彼らを死に追いやること」と怒りを表わした。 イム会長は「ソウル駅舎は公共の駅としての社会的責任があり、ソウル市と 保健福祉部は福祉の死角地帯をなくせ」と要求した。

▲ソウル駅強制退去方針撤回を要求する決意大会参加者.

民主労働党のチョン・ソンヒ最高委員は「野宿者も一時は一生懸命に働いた」 とし「国家とソウル市は野宿者に責任を持たなければならない。公共の駅であ るソウル駅も、彼らを保護する責務があるが、逆に出て行けと街頭に追い出し ている」と糾弾した。

連帯の声も鳴り響いた。人権運動サランバンのミリュ常任活動家は「ソウル駅 は福祉のための空間ではないと言うが、空いているベンチで寝ることが福祉か」 とし、「工場からは労働者を追い出し、家主は入居者を追い出し、ソウル駅は 野宿者を追い出す。これは追い出すことしか知らず、みんなで一緒にちゃんと 暮らす方法を知らないから」と皮肉った。

全国ホームレス連帯のヒョン・シウン事務局長は「野宿者を街頭に追い出しても 問題は解決しない。むしろさらに深刻な事態がもたらされる」とし「野宿問題は 徹底して住居問題として接近しなければならない」と強調した。

この日の決意大会には150人ほどが参加し、ソウル駅強制退去方針撤回を要求し、 労働歌手のパク・チュン氏が『頑張る奴が勝利する』などを熱唱して文化公演を 行った。(記事提携=ビーマイナー)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-08-03 18:36:22 / Last modified on 2011-08-03 18:36:30 Copyright: Default

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