韓国:貧困撲滅のための国際デー、江南では撤去用役チンピラが | |||||||
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貧困撲滅のための国際デー、江南では撤去用役チンピラが[寄稿]露天商と用役チンピラが江南共和国で生きていく方法
チェ・インギ(民主露天商全国連合事務局長) 2014.10.20 14:54
世の中にはさまざまな方式で生きていく人がいる。 そのひとつが露天商だ。 彼らは通りを無断で占有して暮らしている。 そのため現代社会では非難の対象でもあるが、よく調べれば最も古い商取引行為が露天商だった。 過去には誰でも家で作った作物を持ってきて、隣人と交換したり分けあった。 近代的な法体系になってから彼らは不法という烙印を受け始めたが、 こうした歴史はまだ百年にもならない。 最近、無条件に不法とはいえない道路占用料に露天商も含まれて、 これを払って堂々と税金を払い、商売ができる制度的装置が順次用意されている。 本当にさまざまな方式で暮らしていく人々は他にもいる。 彼らは用役班だ。 彼らは露天商と別に、かなり前から合法的に仕事をしてきた。 だが彼らの態度は全く合法的ではない。 まず彼らは暴力を使う。 代表的な例が竜山惨事現場で行われた事件だ。 そして、すべきではない行為、たとえば露店が一日に販売した金を強奪したり、 ひどい時は雇用してはいけない未成年者や組織暴力団の組織員が用役班になって大手を振って歩く。 なぜなら少しは金になるからだ。 竜山惨事以後、多少停滞していた撤去用役チンピラが最近になってまた大手を振って歩き始めた。 10月17日は国連が決めた貧困撲滅のための国際デーだった。 この日の午前5時30分頃、江南区庁は用役チンピラ約100人を動員して江南大路の露天商に対する大々的な摘発を実施した。 この日、江南大路の脇には約50人の露天商が、撤去と摘発があるという知らせを聞いて生計を守るため、夜を明かしていた。 だが暴力映画の一場面をほうふつとさせるような大々的な行政代執行の前に、 露天商はまったく手を出すことができなかった。 露天商を摘発するためには暴力もはばからず、 携帯してはならない凶器を持って通りを闊歩して振り回し、 この過程で露天商イ・ヨンスン(64歳、女)氏の顔に大きな怪我をさせ、 露天商のアン・デソン(60歳、男)等に擦過傷を負わせるなどの蛮行を行った。 たとえ道路で商売をしていても、露天商もこの国の国民で、 地域社会の構成員ではないのか? だが江南区庁は露天商をただなくすべき対象としか見なかった。 今年の上半期の摘発件数を自治区別に見ると、 瑞草区(761件)と江南区(541件)が1、2位を争っている。 過怠金賦課額だけを見れば、江南区が1億5637万ウォンで最も多かったと集計されている。 このように世の中は本当にさまざまな方式で暮らし、 江南共和国の通りのどこかには私たちの隣人たちの隠された姿がある。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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