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韓国:龍山惨事火災の原因を明らかにする発電機を発見 | ||||||
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龍山惨事火災の原因を明らかにする発電機を発見惨事現場発電機電源スイッチON、電動グラインダー使用痕跡も発見
キム・ヨンウク記者
batblue@jinbo.net / 2009年10月12日15時48分
龍山惨事裁判の現場検証で、検察が主張した火炎瓶発火原因の他にもう一つの 発火原因と推論できる端緒が確認された。現場検証で他の発電機が発見された のである。発見された発電機の電源スイッチはONの状態だった。 ソウル中央地法刑事合議27部(部長判事ハン・ヤンソク)は10月12日午前10時に 龍山惨事が発生したナミルダン・ビル屋上の櫓現場検証を進めた。これまで、 弁護団は発電機による発火の可能性を提起してきたため、スイッチが入った状 態で発見された発電機は決定的な端緒になる可能性が高い。
弁護団のキム・ヒョンテ弁護士は、「私は発電機がもう一つ残っていると考え て現場検証に行ったが、検察は発電機の存在を全く知らずにいたようだ」とし、 この日の現場検証に満足感を現わした。 キム・ヒョンテ弁護士はまた「現場検証の過程でセノックス油容器の注入口の 栓が開いていたのも確認し、特殊部隊がトタン板を壊す時、電動グラインダー で切った痕跡も発見した」と明らかにした。多様な発火の可能性が追加で表面 化したのである。セノックス油容器の注入口の栓が開いていたとすれば、特殊 部隊の1次進入当時の放水と多くの人で櫓の2-3階が落ち、セノックス容器がひっ くり返ってセノックスが流出したという主張に力をかすことになる。 鉄板を切る電動グラインダーの痕跡も、特殊部隊がグラインダーでトタン鉄板 を切ったときの火花がセノックスの蒸気に飛べば新しい発火の可能性になる。 これまで証人に立った特殊部隊員はトタン板の切断に電動グラインダーを使っ ていないと主張した。 キム・ヒョンテ弁護士は「発電機は非常に熱く、発電機そのものが高熱になる」 とし「特殊部隊の2回目の進入の時、シンナーの臭いがひどく、頭がくらくらし たという特殊部隊員が多かった程、櫓内部には油蒸気が満ちていたが、セノッ クスの引火点は-20度で、静電気でも引火する」と話した。 キム・ヒョンテ弁護士はまた「夜中に発電機が回り、動画でガスのような飛び 火が流れたのは、発電機の熱や静電気による発火の可能性を示す」と説明した。
国科捜が持ってきた発電機、スイッチの部分は取り除かれていた その上、検察が国立科学捜査研究所(国科捜)に送った発電機はこの日の検証で もうひとつの疑惑になった。検察が発電機のスイッチの部分は持って来ず、本 体だけを持ってきたのである。検察は櫓の2階で使っていたと推定される発電機 を国科捜に送った状態だった。検察は国科捜に送った発電機はOFFの状態だった と主張してきた。 キム・ヒョンテ弁護士は「発電機が動いていたという証言は多い。情況上、ス イッチが切られていたとは考えられない」とし「スイッチ操作の可能性もある」 と主張した。 この日、裁判所は国科捜にあった発電機を現場検証前にナミルダン・ビルそば の駐車場に持ってきて確認したが、スイッチの部分はなかった。最も核心的な 議論の一つである発電機のスイッチの部分を持って来なかったのは、疑惑を増 幅させるに充分だった。 撤去民たちは座り込み当時、二台の電力供給用発電機を回していたと主張して きた。そのうち一台は櫓の2階にあり、セノックス20リットル60缶は発電機を回 すために各層に分けておいた。櫓座り込みが始まれば通商、撤去業者が水と電 気を切るので、発電機が必要だったのだ。撤去民は特殊部隊が鎮圧作戦を始め た時も発電機が回っていて、発電機につながったコンセントで電灯をつけてい たと主張した。 弁護団によれば、この日の検証で裁判所もナミルダン・ビル屋上で発見された 発電機に連結された電線と配電板に連結されたコンセント5つをすべて確認した。 ハン・ヤンソク部長判事は現場検証を進めた後に「今日の現場検証で、真実を 明らかにすることに最善を尽くす」と短く検証の所感を述べた。 検察は2月9日、火災原因をめぐって「座り込み者が櫓4階階段付近か警察にシン ナーを浴びせた後、火炎瓶を下に投げ、櫓3階の階段付近に火炎瓶が落ちて発火 した後、その火花がシンナーに燃え移り、飛び火が1階まで流れた」という捜査 結果を発表していた。
翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2009-10-13 04:01:37 / Last modified on 2009-10-13 04:01:39 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |