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編集時刻 2001年02月13日19時04分KST ハンギョレ/社会/労働

民主労総「複数労組猶予」反発

*民主労総(委員長段炳浩)が労使政委員会の複数労組許容延期の方針に対して 一歩遅れて反発して出た。また今回の労使政委合意で労組建設が難しくなっ た非正規労働者等も、反対闘争を本格化することにした。*

民主労総は13日、声明で「労組専従賃金支給禁止と複数労組許容をどちらも5 年ずつ延期する内容の法案が2月の臨時国会での改正されないよう、あらゆる 手段を動員し、強力な闘争を繰り広げる」と明らかにした。

民主労総はこの日、単位労組代表者決起大会で改正法案が臨時国会に上程され た場合、これを通過できないように圧力を加え、団結権侵害で国際労働機構 (ILO)に政府や立法議員を提訴することに決定した。国際労働機構は去る92年 から9回、政府に複数労組許容を勧告してきた。

民主労総のチャナムホ編集局長は「労組専従賃金を禁止したこと自体が誤りな のであって、これをエサに労働者の団結権を留保することできない」と語り、 「複数労組許容が既存の労組の負担になっても、民主労総としては労働者の団 結権を優先視せざるを得ない」と明らかにした。

民主労総は、特に去る8日、二労総の委員長の出逢いで段委員長が韓国労総の 労使政合意を了解するという意向をあきらかにしたと伝えられたことに対して 「段委員長は団結権を侵害する複数労組許容延期に同意できないという意向を 明確にした」と明らかにした。

今回の労使政委合意に当初から反対の意思を表明していた『非正規労働者基本 権保障と差別撤廃のための共同対策委員会』(共同代表キムグムスなど8人)も、 来る15日に記者会見を行った後、国会前集会、国会環境労働委員会所属議員に 対する圧迫など闘争を本格化することにした。

共同対策委員会のチョジヌォン事務所長は「複数労組が禁止されると会社の中 に幽霊・御用労組がある労働者と、正規職労組の組織対象に含まれていても加 入できない非正規職労働者がみな苦痛を受ける」と語り、「特に全体労働者の 53%で800万名に達する非正規労働者等の問題が深刻だ」と指摘した。

金ギュウォン記者che@hani.co.kr

"ハンギョレ新聞":http://www.hani.co.kr/section-005100008/2001/005100008200102131904002.html


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