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旧正月連休の移住労働者不法摘発で議論

移住労組、「飲食店の同意も令状もない摘発は不法」

キム・ヨンウク記者/ 2010年02月15日20時53分

入管の摘発班員が旧正月の連休に東大門のある食堂で身分証も見せずに移住労 働を強制摘発したことで問題になっている。ソウル京仁移住労働組合(移住労 組)によれば、議政府入管の摘発班員という約二十人程度が旧正月連休最終日の 2月15日(月)午後12時に東大門のある外国人食堂に入り、強制摘発を実施した。

移住労組は「摘発班員たちは身分証も示さず、食堂の主人の許諾もなく無断で 侵入し、自分たちに摘発の権限があると言ってその場にいた25人程の移住民 全員に対し強制的にビザ確認した」と伝えた。

ちょうど食堂では、ある移住民共同体の会合が開かれていた。移住労組は、 「入管摘発班員は座っていた人々に話もさせず、電話もできないようにして、 状況を撮影しようとしていたひとりを強制的に制止してビデオカメラも奪い、 撮影された部分を削除するなどの不法な強制摘発を行った」と当時の状況を説 明した。この日、摘発班員はその場で十数人を摘発し、食堂外の近くの路上で も強制摘発を行い、30人ほどを捕まえて入管に移送したという。

移住労組は「一方では旧正月だといって移住民の正月に雑煮イベントなどの報 道で暖かい正月のように装いながら、また一方では正月の機会に久しぶりに集 まって人情を感じている移住民を強制摘発することが政府が言う多文化社会な のか」と非難した。

移住労組は「飲食店事業主の同意のない侵入と摘発は不法だという法院の判決 (ソウル中央地法民事22摘発)が12月に出たのに、法を守るべき法務部が法院の 判決を正面から無視して不法侵入した」とし「食堂の主人が任意に調査に応じ ない以上、裁判官が発行した令状がなければ押収・捜索などの強制処分はでき ないという法院判決はゴミ同然になった」と嘆いた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-02-20 04:24:00 / Last modified on 2010-02-20 04:24:04 Copyright: Default

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