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韓国:移住労組・移住労働者共同体、麗水火災惨事事件関連共同記者会見 | ||||||
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「なぜこんな恐ろしいことが起きるのでしょうか?」移住労組・移住労働者共同体、麗水火災惨事事件関連共同記者会見 チョン・ヨヌ記者 adsjyw@jinbo.net / 2007年02月23日15時35分 「なぜこんな恐ろしいことが起きるのでしょうか?」 23日にプレスセンターで開かれた「麗水外国人保護所火災惨事に対する移住労 働者共同体および移住労組共同記者会見」で、マスム移住労組事務局長はこの ような質問を記者たちに投げた。 この日の共同記者会見は、ソウル京畿仁川移住労働者組合(移住労組)をはじめ、 ネパール共同体、バングラデシュ共同体、フィリピン共同体、インドネシア 共同体、ビルマ行動、スリランカ独立協会、中国同胞老人会が共同で用意した。 移住労組・移住労働者共同体、「われわれは犯罪者ではなく労働者だ」 司会をしたマスム事務局長は共同記者会見文を朗読しながら「2月11日、麗水 出入国管理事務所で火事が起こり、9人が死に18人が大怪我をする事故があっ た」とし「これは彼らだけの問題でなく、今韓国で頑張って働いている移住労 働者、特に未登録移住労働者が共につらく感じている問題」と指摘した。 移住労働者団体は「われわれは必要な時だけ使って捨てられる乾電池ではない」 と前置きして「韓国に来る過程で多額のブローカー費用がかかる。最低賃金を で金を集めるには3年という時間は非常に短く、韓国が必要なだけ使うのでは、 われわれは借金も返せずに家に帰ったり、未登録にならなければならない」と 伝えた。 特に彼らは「われわれは犯罪者ではなく労働者だ。ところが今は犯罪者扱いさ れ、ひどい扱いを受けて麗水外国人保護所のような監獄に入らなければならな い」として「麗水事件は、いつのまにか犯罪者になってしまったくやしい移住 労働者に生じた残念な事件」と強調した。 また「数十年前、韓国人労働者が労災や死亡した時、ドイツ政府が彼らの子供 たちを大学まで責任を持って教育させた」という点を例にあげて、移住労働者 を犯罪者と言う立てる韓国政府の態度を間接的に批判した。 「韓国政府は麗水惨事被害者と家族に心からの容赦を求めろ」 マスム事務局長は「今回の麗水外国人保護所火災惨事で亡くなった方々は、韓 国政府の誤った移住労働者政策の被害者」と指摘し、「被害者とその家族に心 から許しを請え」と要求した。 共同体から発言したミャンマー行動のトゥラ代表は「見方を変えれば、今回の 事故は韓国で移住労働者たちがいかに生きてきたのか、保護所での生活がいか にひどいものだったのかを振り返る契機になった」とし「これ以上非人間的な 摘発はなくすべきで、保護所も廃止されなければならない」と話した。 記者会見の後、移住労働者共同体と移住労組は韓国政府に対し、△火災惨事関 連情報公開および真相究明、△関連責任者処罰、△麗水事件で苦痛を受けた被 害者の全員釈放、△非人間的な摘発追放中断と未登録移住労働者全面合法化、 △反人権的な保護所廃止を要求した。 この日、各移住労働者団体は麗水火災惨事事件がきちんと解決し、移住労働者 の人権が正しく保証されるように、韓国の労働・市民社会団体と連帯し、国際 的な連帯と世論形成も続けていくことを約束した。 一方、麗水外国人保護所火災共同対策委は25日の午後2時にソウル駅広場で火 災惨事犠牲者追慕および政府糾弾集会を開く予定だ。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-03-11 22:08:33 / Last modified on 2007-03-11 22:08:34 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |