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韓国:入管、また移住労組「標的摘発」か | ||||||
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入管、また移住労組「標的摘発」かカジマン委員長など指導部3人が同時に取締
ビョン・ジョンピル記者
bipana@jinbo.net / 2007年11月27日17時04分
今日(11月27日)ソウル京畿仁川移住労働者労働組合(以下移住労組)のカジマン委員長をは じめ、ラジュ副委員長、マスム事務局長がそれぞれ別の場所で同時刻に取り締 まられるという事件が発生した。 移住労組と民主労総は、今回の事件を即刻法務部の『標的摘発、移住労組瓦解、 労働運動弾圧』と規定して対応を摸索中だ。 移住労働者だけの独自の労働組合として設立された移住労組は、これまで政府 の標的摘発の対象になってきた。初代委員長だったアンワル委員長も2005年、 聖水洞で標的摘発されて解放された。 入管職員が事業場を訪問して副委員長の名前をあげる 同時刻に別の場所で3人の指導部が一度に摘発されたことは別としても、今回の 事件が移住労組を瓦解させるための標的摘発という情況はある。移住労組によ れば、ラジュ副委員長は事業場で働いている途中、「ラジュはいるか」という 入管職員の問いで社長に呼ばれて出てきて摘発、連行された。
カジマン委員長も、城東区にある移住労組の宿舎から出たところで取り締まら れた。出入国管理事務所が事前に宿舎の位置とカジマン委員長の動静を把握し ていなければ、起きて出てきたときに市場の中心で委員長を摘発するという偶 然は難しいと見られる。共に宿舎で寝ていたチェ・ジョンギュ移住労組連帯事 業局長によれば、「中央市場入口から出てきたが、雰囲気がおかしかった。約 10人以上の摘発班員が襲ってきた」と伝えた。チェ・ジョンギュ局長は、入管 の摘発班員がビデオカメラまで動員していたと話した。 11時に予定されていた『摘発追放中断、未登録移住労働者全面合法化、ソウル 出入国糾弾集会』に参加する予定だったマスム事務局長も、8時から連絡が途絶 えたが、その後入管に取り締まられたことが確認された。 これらの移住労組指導部3人は、取り締まりの直後に即刻清州外国人保護所に移 送され、現在は弁護士が面会しているという。 チュ・ボンヒ副委員長、「移住労組抹殺意図明らかに」 民主労総のチュ・ボンヒ副委員長は、移住労組が民主労総傘下の組合であり、 傘下組合の指導部3人が同時に『標的摘発』されたのは、民主労総に全面戦争を 宣言することだとし、これを座視しないと明らかにした。チュ・ボンヒ副委員 長は法務部で「標的摘発により移住労組を抹殺しようとしたことが明らかになっ た。これはつまり民主労組運動に対する弾圧」と規定した。 民主労総と移住労組をはじめとする関連団体は現在会議を開いて対策を論議し ている。 11時に開く予定だったソウル出入国糾弾集会は時間を少し遅らせて予定通りに 進められた。集会参加者は、出入国抗議訪問を進行した。チュ・ボンヒ民主労 総副委員長、クォン・ヨングク弁護士などの代表団の抗議面談で、出入国は 「8月から集中摘発を実施したが、これと言った成果が出なかった。摘発を強 化する過程で今回の事件が発生した」と説明した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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