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KBS部長級・地域総局の記者も製作拒否に参加「総力闘争」

製作拒否3日目を迎えるKBS記者…ニュースキャスターも光化門で1人デモ

2014年05月21日(水) チョン・チョルウン記者 pierce@mediatoday.co.kr

KBSの吉桓永(キル・ファニョン)社長の退陣を要求して製作拒否3日目をむかえたKBS記者協会が、 役職を辞任した部長級の記者や地域総局の記者を含む全国記者協会・全国カメラマン協会の製作拒否への参加で力を増している。 KBSの記者約200人は5月21日、ソウル市汝矣島のKBS新館前広場に集まって 「吉桓永社長退陣要求記者協会総力闘争決意大会」を開き、この日の午前 「ストライキに厳正に対処する」という吉社長の談話を批判して、 吉桓永社長退陣のために総力闘争をすると約束した。

チョ・イルスKBS記者協会長は 「吉桓永社長は社長一人の決然たる意志だけで行っている。 われわれはわれわれの意志でここまできた。 一つ(社長退陣)のために多くの記者がここに集まった。 最後には私たちが勝つだろう」と話した。 チョ・イルス会長は、役職を返上した先輩に対し 「ありがとうございます」と頭を下げた。 連帯発言をしたソン・スンニョンKBS全国記者協会長は 「これまで一緒にやりたかった。イバラの道を行く」と話した。

役職を返上したチョ・ジェイク前社会1部長は決意大会で 「今日こうして一緒に座るとは思っていなかった。 熱心に報道してきたと考えていたが、その後に(青瓦台の)介入があり、調整があった」と話した。 チョ・ジェイク前部長は「長い戦いにはしない。 受信料を受け取り、義務としてするべき放送をしていない。 はやく記者が義務を果たせるようにするために、社長ははやく勇退されるように願う」と話した。 チョ・ジェイク部長は「青瓦台に賦役していたが、大勢が傾いたので役職を返上して脱出したのではないか」という一部の指摘を意識したかのように 「厘毛もそんなつもりはなかった」とも述べた。

21日午後ソウル市汝矣島KBS新館階段で開かれた記者協会製作拒否決意大会に参加した記者が吉桓永社長の退陣を要求するシュプレヒコールをあげている。イ・チヨル記者truth710@

記者の社長退陣決意大会に参加したホン・ジンピョKBS PD協会長は 「この数年間、吉社長によりPDも製作の自律性が踏みにじられた。 職種間の利己主義があるとしても、(社長が)報道局記者の集団反発と話すのは、それ自体で社長の資格がない」と話し、記者らの拍手を受けた。 ホン・ジンピョPD協会長は「PDは記者の同僚をこうして放置はできない。 共に戦おうと意見を集約した」と明らかにした。

KBS記者協会のイ・スンジュン報道担当者は 「製作拒否ができる記者協会の会員は現在、休職者を除いて500人ほどで、 現在は470人ほどが製作拒否に参加している。 これに全国記者協会約200人、カメラマン協会約100人が製作拒否に参加している」と説明した後、 「部長・チーム長級も役職を返上し、今までに幹部256人が役職を返上した。 独裁政権時代にもこんなことはなかった」とし、 社長退陣に対する記者協会の意志がいつよりも強いと強調した。

今日、光化門1人デモをしたイ・ヨンヒョン前〈ニュースライン〉アンカーは 「お前たちがそんなことをしても効果がないという市民の冷笑を見た。 1人デモをしている間にKBSは変わらなければならないと、ずいぶん考えた」と話した。 この日の決意大会に参加したKBS記者の間では、これまで確認できなかった「結束力」に鼓舞された姿が眼についた。

キム・ヒョンソクKBS記者(前KBS記者協会長)は 「2012年の製作拒否の時と違い、今回は幹部も役職を返上した。 記者がすべて集まって、ニュースが途中で終わるのは初めてだ。 2年前とは状況が違う」と伝えた。 吉桓永社長の釈明と警告性の談話にもかかわらず、記者の製作拒否は揺らいでいない。

原文(メディア・オヌル)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作権:この記事の原著作権は、韓国のインターネット新聞メディアオヌルが保有しています。この記事はメディアオヌルの許可を得て翻訳・掲載したものです。本記事および文中の写真・図表の利用や転載などについてのお問い合わせはメディアオヌル宛にご連絡ください。


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