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インターネット報道機関100団体、「大統領選挙前の選挙実名制廃止を」

インターネット報道機関・言論社会団体、国会で選挙実名制廃止を要求

チョン・ウニ記者 2012.09.14 12:44

インターネット実名制(制限的本人確認制)に対する憲法裁判所の違憲決定以後、 選挙実名制も廃止すべきだという声が高まっている。特に言論・社会団体は、 大統領選挙を控えているだけに、国会が一日もはやく選挙実名制を廃止しろと 主張している。

メディアオヌル、チャムセサンなど95のインターネット言論社とインターネット 記者協会、進歩ネットワークセンター、言論改革市民連帯などの言論社会団体 は、9月14日、国会前で記者会見を行い、公職選挙法インターネット実名制の 即刻廃止を要求した。

進歩ネットワークセンターのオ・ビョンイル活動家は「表現の自由を抑圧する インターネット実名制に対する違憲決定が出された状況で、選管委も選挙実名制 の廃止を話している時、国会が受け入れないのはおかしい」と選挙実名制の廃止 を要求した。

インターネット記者協会のキム・チョルグァン会長は、大統領選挙を前にした 状況に注目し、「選挙実名制が選挙空間での自由な意思表現を制限してきた」 と批判し「選挙実名制廃止により、今回の大統領選挙から自由に文を書き、 対話ができる空間が用意されなければならない」と明らかにした。

言論守りカトリックの会のイ・ピリプ代表は「国会が選挙実名制を廃止しなけ れば、若い世代から非難と怨念を聞くことになる」とし「選挙実名制廃止は もちろんだが、二度とこうしたインターネットの統制が起きないように国会が 役割を果たさなければならない」と頼んだ。

選挙実名制廃止法案を発議した民主党のチン・ソンミ議員は、「選挙実名制を 廃止して、大統領選挙の時にインターネットで表現の自由が保障されるように 力をつくす」と話した。チン・ソンミ議員室は現在、民主党内での議論を提案 しており、廃止立場が党論として採択されるものと展望した。

一方、インターネット実名制廃止運動を主導してきた進歩ネットワークセンター のチャン・ヨギョン活動家は、インターネット実名制違憲決定に関し「社会的 弱者の匿名性と表現の自由重要性、個人情報流出と捜査提供に対する問題意識 が拡大した結果だが、インターネットの『有害メディア』への青少年の接近を 遮断する本人確認制度が進められている」と指摘し、インターネットでの意思 表現とプライバシー保障のための国会の積極的な役割を頼んだ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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