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MBC幹部『キム・ジェチョル退陣』声明続く

TV製作本部職務部長、85、87社番、経営者協会声明

MBC労働組合/ 2010年04月16日10時50分

誰も防止できなかった。84社番古参社員の声明が発表され、キム・ジェチョル 側は声明の意味を歪曲して縮小するなどリレー声明の発表を防ぐために全力を ふりしぼったが、TV製作本部職務部長と85、87社番社員、経営者協会までが相 次いで声明書を発表し、断固たる立場を明言した。

TV製作本部職務部長12人は実名をすべて公開する声明を通じ「今回のストライ キ事態はキム・ジェチョル社長の無理な人事に始まったので、ファン・ヒマン 副社長任命を撤回して労組と積極的に対話をしてくれ」と要求した。また、キ ム・ジェチョル社長が「会社の外に回ってまるで他人事のようにする態度に深 い絶望感まで感じる」とし「私たちの要求が受け入れられなければ追加の断固 たる決断を下さざるをえない」と明らかにした。職務部長が名を連ねて社長を 批判したのはMBCの歴史で例がない。

「解決の責任は全的にキム・ジェチョル社長にある」

85社番社員(補職者除外、34人の中で70%同意)たちも声明書で「今回の事態は社 長への信頼の喪失から始まったので、解決の責任もまた全的にキム・ジェチョ ル社長にある」とし「キム・ジェチョル社長はキム・ウリョンを直ちに告訴し ファン・ヒマン副社長任命を撤回せよ」と要求した。また、「二つの事案は金 社長が公営放送MBCの独立性と公正性を守る意志を判断する試金石」とし「個人 の好き嫌いで選べる小さな事案ではなく、MBCの存立基盤に直結する重大な問題」 と強調した。

87社番(故人5人除外、48人の中で38人が同意)社員も声明で「金社長とMBCの名 誉回復を大切にするだけでなく、透明に真相を明らかにし、国民に知らせると いう意味で、キム・ウリョンへの告訴は必ずなされなければならない」として 「金社長がキム・ウリョンはそのままにして、組合執行部に強硬手段を動員す る愚を冒さないよう忠言する」と明らかにした。

文化放送経営者協会も声明を発表し、キム・ジェチョル社長に「再来年の国会 議員選挙への不出馬を宣言すること」と「ファン・ヒマン副社長内定を取り消 すこと」等を強く要求した。

「MBCを守ろう」リレー声明予告

このようにキム・ジェチョル側の死力を尽くした鎮火作戦にもかかわらず、古 参社員から職務部長までMBCを守ろうとするMBC構成員の叫びは野火のように広 がっている。MBC社員はこうした状況でもキム・ジェチョルが反省するどころか 会社の『元老級』といえる古参社員の忠実な気持も操作して握りつぶすことに さらに怒っている。これに伴いこれから多様な社番と多様な部門でリレー声明 が出てくるものと予想される。

イ・グネン非対委員長は「ただMBCを救うためにすべての不利益を甘んじる先輩 の姿を見て、なぜ私たちがMBCを守らなければならないのかまた一度考えた」と し「キム・ジェチョルは組合幹部を解雇して拘束できるかもしれないが、先輩 の良心とこれを受け継ぐわれわれの良心には絶対手錠をかけられない」と明ら かにした。(言論労組MBC本部全面ストライキ特報10号)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-05-03 12:08:41 / Last modified on 2010-05-03 12:08:53 Copyright: Default

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