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チョン・ボンジュ「民主党はFTA強行採決を防げた」

市民、あいまいな民主党に無条件の支持を送らず

チョン・ヨンギル記者 2011.11.28 19:33

民主党が韓米FTAの強行採決を積極的に防げなかったことへの批判が続いている。

民主党のチョン・ボンジュ元議員は、11月25日に登録された〈ナヌンコムスダ〉 で、「(強行採決せず24日に処理すると言うのは)日常的な戦術だ。国会教本1章 に出てくる、小学校3年程度」とし、22日の批准案処理で民主党の院内指導部の 安易な態度を批判した。22日の強行採決当日、民主党の議員らは所属議員の出版 記念会に出席するなどで、与党が国会本会議場に入ることを阻止できなかった。

訳注:「ナヌンコムスダ」は先日、言論労組の民主言論賞を受賞した、世界最多のリスナーを誇るPodcast(ネットラジオ)番組。チョン・ボンジュ氏はこの番組の4人の司会者の一人

チョン元議員は「2時に予算決算委室でハンナラ党が議員総会をするという話が すでにマスコミに出ていた。予算決算委室は本会議場に近く、何かおかしいと 党に連絡した。議員総会というが気を付けなければいけない、本会議場入口を 死守しているか」と、民主党の院内指導部が事実上、強行採決に手をこまねい ていたと責任を問うた。続いて彼は「22日の朝、金振杓(キム・ジンピョ)院内 代表がハンナラ党ファン・ウヨ院内代表と会って来て、合意通過しそうな雰囲気 が漂っていた」と付け加えた。

彼は「韓米FTA批准阻止の先頭に立つ鄭東泳(チョン・ドンヨン)議員も、当日は カク・ノヒョン教育監との面談に行っていた。鄭東泳議員を非難しているので はなく、院内指導部には戦略がなかった」と話した。

チョン元議員は「民主党は韓米FTAを防ぐことができたと思う。自分の存在感を 積極的に示す機会をのがした」とし、民主党の批准案処理での曖昧な態度を 批判した。民主党が批准案通過を事実上傍観防寒していたという疑われる理由だ。

批准案の強行採決前にも民主党内の一部の議員は韓米FTA批准阻止の党論を議員 総会で無記名投票に変更しようと言ったことに言及し、そのため強行採決の後、 民主党はキャンドル市民から強く叱責された。23日にソウル市庁広場で開かれ たキャンドル集会で、チョン・ボンジュ前議員が「民主党として、韓米FTAを防 げなかったことを申し訳なく思う」と話すと、市民たちは「離党しろ」と叫び、 民主党に信頼を送らなかった。

民主党の孫鶴圭(ソン・ハッキュ)代表も、市民が民主党に対する不信を全身で 受けることになった。26日の夜に世宗文化会館の前で開かれた韓米FTA批准無効 キャンドル集会で、孫鶴圭代表が発言しようとすると市民は「李正姫(イ・ジョ ンヒ)が先だ」と叫んだ。市民の声が少し静まり、孫鶴圭代表の「韓米FTAを防 げず申し訳ない。民主党が先頭に立って戦い抜く」という発言と同時に、市民 たちは議員職の総辞職を要求した。批准案強行採決後に野党圏で議員職総辞職 が議論されたがうやむやになってしまったためだ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-11-29 03:26:15 / Last modified on 2011-11-29 03:26:34 Copyright: Default

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