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鄭東泳「民主党の新指導部はFTA阻止指導部に」

韓米FTA問題に折衝的で妥協的な院内指導部に遺憾を表明

キム・ヨンウク記者 2011.12.22 11:26

民主統合党の鄭東泳(チョン・ドンヨン)議員が「民主統合党の新しい指導部は FTA阻止指導部でなければならない」と述べた。鄭東泳議員は12月22日平和放送 ラジオの〈開かれた世界今日〉とのインタビューで、「現局面で一番重要なこ とは、国民5千万の人生をすみずみまで規定、規律する韓米FTAの問題について はっきりした立場を持ったFTA阻止指導部」だと強調した。

チョン議員は「民主統合党に看板を変えて変わった旗は、とても進歩的な旗」 とし「原発問題の全面再検討、FTAの再検討、総編の再検討、財閥改革、非正規 職差別撤廃、同一労働・同一賃金のようなとても鮮明な進歩的な政策路線を党 の憲法である綱領に入れた」と説明した。チョン議員は「この綱領に忠実な人、 綱領を実践する意志と信念を持つ人が指導部になるべきだ」と明らかにした。

民主統合党は1月15日に党代表と最高委員を選出するために、12月26日に予備選挙 を実施する。

民主統合党がハンナラ党と国会正常化に合意し、登院を決めたことについては 「院内戦略の不在で、院内指導部が党に途方もない損傷を与える決定を続けた ことは、大変不幸なことだと思う」と明らかにした。

鄭東泳議員は「登院して党の何に役立つのだろうかと思うが、とにかく、院内 戦略と戦術はそう決定した」とし「明らかなことは、そんな決定をする前に 『(登院は)屈辱的な韓米FTAの廃棄という党の最高党論の下にある下位概念だ』 ということははっきりさせて院内に入ったようだ」と付け加えた。

チョン議員は「金正日委員長の急逝、選管委DDoS攻撃といった国基紊乱事態、 こうした部分についての現実的な必要は私も認める」が「韓米FTA問題に関して 折衝的で妥協的な態度を院内指導部が持っていることは強く遺憾に思っている」 と明らかにした。

一方、鄭東泳議員は金正恩(キム・ジョンウン)の北朝鮮軍部掌握問題をめぐり 「事実上、この1年は金正恩の時代だった」と見た。鄭議員は「北は党が国家を 指導する形で、国家の上に党がある」とし「昨年9月の党代表者大会で党の中央 軍事委員会の副委員長になり、委員長は金正日委員長だった。それを通じ、 党による軍の支配、こうした形式と手続き、内容を用意した」と説明した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-12-25 05:50:07 / Last modified on 2011-12-25 05:50:10 Copyright: Default

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