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チュ・ソンヨン「韓米FTA反対、狂牛病の時ほどではない」

「デモが激しくなるから反対の世論が強まる」

チョン・ヨンギル記者 2011.11.29 12:41

2008年の狂牛病キャンドル集会を賎民主義と非難して話題になったハンナラ党 のチュ・ソンヨン議員が、FTA批准無効集会は「狂牛病キャンドル集会ほどでは ない」と話した。

チュ・ソンヨン議員は29日午前、MBCラジオの〈ソン・ソッキの視線集中〉との インタビューで、FTA反対集会が「まだ狂牛病ほどではない」とし、2008年の キャンドル集会ほどには拡大しないと話した。彼は「狂牛病の時は政府が急いだ 面があったが、今回は5年以上十分に議論してきた。(批准反対意見は)米国への 反対を主張する人の意見を反映している」とし、批准無効を要求する市民の意見 は、あまり問題にならないと話した。

韓米FTA批准無効を要求する集会は、11月22日の強行採決後に全国のあちこちで 続いてきた。26日、ソウル市の光化門では、警察の封鎖にもかかわらず2万人が 参加して、批准無効を要求した。

チュ・ソンヨン議員は2008年の『狂牛病キャンドル集会』地上波放送討論会で 「キャンドル集会の参席者は賎民民主主義」と話し、市民から非難された。 当時、市民は彼の地方区事務室で座り込みを繰り広げた。

FTA反対集会参加者に警察が放水銃を発射したことについての議論にチュ議員は 「具体的な状況は公権力執行の判断基準に任せ、問題があれば後で指摘を受け なければならない」と強調し、警察の恣意的な判断に肯定的な立場を表わした。

彼は「韓米FTAは、地方も首都圏もFTAから逃げられないという世論だ。世論と いうものは時間が経つほど、実は賛成世論が少なくなる傾向にある」とし、 「デモが激しくなれば、また反対の世論がそれに影響される。だから4年7か月 後、前回職権上程して処理した」と強行採決を非難する世論についての立場を 明らかにした。

続いて「今回の職権上程の時点が、一番民主党議員の反発が小さかった。だが キム・ソンドン議員の催涙弾で国会が暴力的な状況になった」とし韓米FTA批准 案そのものの議論を回避した。チュ・ソンヨン議員も批准案強行採決に賛成した 151人の議員に含まれている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-11-30 03:54:50 / Last modified on 2011-11-30 03:55:36 Copyright: Default

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