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農民たちが国会FTA最終討論場でナム・ギョンピルに憤激

「議員さん、FTAするなら農民を踏んで行きなさい」

キム・ヨンウク記者 2011.10.24 18:50

10月24日の国会外交通商統一委員会全体会議で開かれた韓米FTA最終討論を傍聴 した農民が、国会に怒りを放った。24時間ほど討論をしたが、対策や争点など どれ一つすっきり解決していないのに、ナム・ギョンピル外交通商委委員長が 最終討論を終わらせようとしたためだ。

6-7人の農民がこの日の午後6時15分頃、ナム・ギョンピル委員長が討論を終わ らせようとすると、『農業と農民を殺す韓米FTA阻止』、『韓米FTA=第2の乙巳 保護条約』という紙のプラカードを持って立ち上がった。彼らは、「このまま 最終討論を終わらせてはいけません。最後までして下さい。議員さんたちが FTAをしたければ、農民を踏んで行って下さい。2〜3兆ウォンは必要ありません。 農業を殺さないで下さい」と大声をあげた。

ある農民はナム・ギョンピル委員長に「私たちが本当の大韓民国の主人なのに なぜ私たちの話を聞かず、韓米FTAを通過させようとするのか。農民と最終討論 をしよう」と要求した。彼は「農民が皆死んで国益がどこにあるか。農民らは まだ言いたいことは多い」とし、ナム・ギョンピル委員長に外交通商委の強行 処理を中断するよう要求した。

ナム・ギョンピル委員長は彼らの発言を止め、引き出そうとする国会警備員に 農民の発言を制止しないといいつつ「民主主義はこういうものではない。彼ら がどの議員室を通して入ってきたのか確認してくれ。必ず議員室に責任を問う」 と述べた。

続いて散会を宣布したナム委員長が全体会議場から出ようとすると、農民たち は「ナム・ギョンピル委員長は私たちと終末討論をしよう」とナム・ギョンピル 委員長に直接問いかけようとしたが、国会の警緯が制止した。

外交通商委が散会した後、ある農民は「もう政府は農民の被害対策をたてられ ない。数の遊びでしかない。後で10倍、20倍の被害が出る。国会議員の任期が 終れば誰が責任を取るのか」とし「国益に全く役に立たないFTAを廃棄して利益 になるように、また原点から問いなおなければならない」と憤激を放った。

▲最終討論の後、討論会場を出るキム・ジョンフン通商交渉本部長(左)とナム・ギョンピル委員長.

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-10-25 13:43:08 / Last modified on 2011-10-25 13:43:10 Copyright: Default

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