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警察が顔に向け催涙液噴射...ソウルは放水銃、全北は催涙液

「韓米FTA反対の声を防ぐための鎮圧、市民の安全を威嚇」

ムン・ジュヒョン記者 2011.11.25 10:35

ハンナラ党による韓米FTA強行採決への怒りが全国で高まっている中、全北地域 の警察が韓米FTA批准の強行採決を糾弾する市民行動を暴力的に鎮圧したことで 批判を受けている。

『全北平和と人権連帯』(以下 平人連)は11月24日に緊急声明を発表して、全北 警察の暴力的対応と連行を糾弾した。

平人連は「22日晩、韓米FTA批准強行採決を糾弾する市民が、ハンナラ党全北道 党の前で抗議行動を行うと、警察がこれを阻止して近接噴射器を使い、市民の 首をしめ、腕を折り、制圧して連行」し、「23日にも警察はハンナラ党に抗議 訪問をしようとしていた市民と、現場を取材していた記者の顔に向けて催涙液 を噴射した」と警察の暴力的鎮圧を証言した。

[出処:チャムソリ]

続いて「近接噴射器は、催涙弾発射機、催涙弾、放水車、鎮圧棒、盾などと共 に、警察装備管理規則で人の生命と身体に危害を加える恐れがある装備に分類 されており、警察官署長の責任で特別に管理すると規定されている」として 「近接距離で使用時には安全に留意すべきだが、二日間、この規則を破り市民 の顔に直接噴射するという暴力的な対応を行った」と評価した。

強行採決があった22日の晩にはハンナラ党を糾弾する市民のキャンドル集会が キョンウォン洞のハンナラ党全北道党前で開かれた。この時、警察は市民団体 の関係者2人を連行し、市民団体の関係者はこの2人が警察の車内で暴力を受け、 顔面などに怪我をしたと証言した。

そして23日の午前には同じ場所で韓米FTAに反対する市民団体が記者会見を開き、 抗議書簡を渡そうとしたが、警察の封鎖で小競り合いになった。この過程で、 警察は催涙液の入った近接噴射器を参加者の顔などを狙い発射して非難された。 また、記者たちもこの噴射器を受けたことが明らかになった。

全北平和と人権連帯は、こうした全北警察の無理な鎮圧と暴力に「ハンナラ党 の韓米FTA批准案強行採決と同じ暴挙」だと規定した。彼らはソウルでも韓米FTA 強行採決に糾弾する市民に、気温が低い中、放水したことにも強く問題提起した。 (記事提携=チャムソリ)

[出処:チャムソリ]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-11-25 22:00:06 / Last modified on 2011-11-25 22:00:07 Copyright: Default

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