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民主労総蔚山本部、韓米FTA阻止ゼネスト断行

蔚山市庁南門道路で 全面ストライキ決意大会開催

蔚山労働ニュース www.nodongnews.or.kr / 2006年07月13日16時06分

民主労総蔚山本部が12日午前10時から韓米FTA阻止のための全面ストライキを 行った。

韓米FTA阻止蔚山地域全面ストライキ決意大会

この日、蔚山地域は現在ストライキを行っている蔚山建設プラント労組、ファ ジン交通労組を含み、現代車労組、金属労組など約3万人がストライキに突入 した。

蔚山本部はこの日の午後2時に蔚山市庁南門前の4車線道路を占拠して約1500人 の労働者の参加で「韓米FTA阻止蔚山労働者全面ストライキ決意大会」を開き、 「屈辱的な韓米FTA交渉を阻止するために総力闘争する」と宣言した。

大会発言に立った蔚山本部のハブヨン本部長は「第2のメキシコのようにしな いために、労働者が韓米FTA反対闘争に立ち上がった」とし、「韓米FTA交渉が 終るまで、闘争を続ける」と明らかにした。

合わせて「現在の蔚山地域の労働懸案問題を解決するために蔚山のパクミョン ウ市長が労政交渉に出ろ」とし、「もし蔚山市が労働懸案問題解決に乗り出さ ないのなら、19日に蔚山地域労働者が再度連帯ストライキをする」と強調した。

闘争事業場単位労組代表者

続いて建設プラント労組、現代車非正規労組、ファジン交通労組、ハンジュ連 合労組、ダンプ連帯、トンガン病院労組の代表者が闘争発言に立った。

彼らは「現在、闘争事業場では最も基本的な労組活動さえ弾圧されている」と し、業種を越えた労働者の団結と連帯を声を揃えて訴えた。

特に36日間ストライキを続けているファジン交通労組は、キムジヌ委員長がハ ンスト闘争中の11日に血を吐いて入院するなど、困難な闘争を続けているが、 相変らず解決の糸口は見つかっていない。

連帯発言に立った民主労働党蔚山市党の韓米FTA阻止蔚山運動本部のヒョンセ ミ会員は「人間の最も基本的な権利と民衆の生存権を破綻させる韓米FTA交渉 を政府が先頭に立って推進している」と盧武鉉政府を糾弾した。

蔚山市庁南門の4車線道路を占拠しておよそ2時間ほど行われたこの日の集会は 「韓米FTA五賊火刑式」を最後にすべて終えた。

「韓米FTA五賊火刑式」

これまで韓米FTA阻止のために、組合員教育と宣伝活動などを進めてきた民主 労総蔚山本部は、これからも持続的な反対闘争をする計画だと明らかにした。

蔚山本部は13日の午後6時30分、勤労者福祉会館で「メキシコの明と暗」を演 出したKBSのイガンテクPDを招いて韓米FTA講演会を行って共同講師団を構成、 所属労組組合員の教育事業を進める予定だ。

また、韓米FTA阻止闘争実践団を構成して韓米FTA阻止のための10万人汎市民署 名運動に突入、全組合員を対象として7月末まで大々的な署名運動を展開する。

一方、ファジン交通労組などの蔚山地域闘争事業場問題を解決するため、蔚山 市庁に労政交渉を要求している蔚山本部は、来る19日に全面的な地域連帯スト に突入する方針だ。(チョンギエ記者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-07-20 05:10:06 / Last modified on 2006-07-20 05:10:07 Copyright: Default

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