本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:韓米FTA、11分科で統合協定文
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1151437927602St...
Status: published
View


韓米FTA、11分科で統合協定文を作成

2回目の交渉は 7月10〜14日にソウルで予定

ラウニョン記者 hallola@jinbo.net

5日から9日まで、米国のワシントンDCで開催された韓米FTA(自由貿易協定) 交渉の第一回公式交渉がおわった。

今回の交渉では、15の分科会のうち11の分科会(商品貿易、原産地/通関、投資、 サービス、金融サービス、通信/電子商取引、競争、知的財産権、労働、環境、 総則/紛争解決)で今後の交渉の基礎になる統合協定文を作成した。

双方の意見の差が大きい農業、SPS、繊維、貿易規制の分科会では、当分は争 点を中心に議論を続け、今後その結果を反映して、統合協定文を作成すること にした。政府調達と貿易関連技術障壁(TBT:Technical Barriers to Trade)の 分科会は、別途ジュネーブで開催する。

韓国の外交通商部は農業分科で農産物特別セーフガード規定導入を主張、米側 はTRQ管理詳細手続き規定を提案し、意見の差があることを明らかにした。

SPS(sanitary and phytosanitary measures:衛生および植物衛生措置)分科で 双方は、SPS協議チャンネル構成問題に意見の差があることを明らかにした。 さらにWTO協定にともなう各国の検疫基準の認定、通商懸案解決とFTA交渉との 分離、FTA紛争解決手続き排除などの原則には合意したと説明した。

繊維分科では、韓国側は対米市場接近拡大の必要性を強調したが、米側は繊維 セーフガード、厳格な原産地基準を主張したと伝えた。

これに関連して外交通商部は「第2次交渉に備えて民間の意見を取りまとめる ために、27日に公聴会を開催する予定」と明らかにした。また韓米FTA第二回 交渉は、7月10日から14日間ソウルで開催される予定だ。

2006年06月10日14時32分 原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-06-28 04:52:07 / Last modified on 2006-06-28 04:52:07 Copyright: Default

関連記事キーワード



このフォルダのファイル一覧上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について