韓国:民主党代表候補15人、韓米FTAを議論したのは一人だけ | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバー映画祭(報告) ・レイバーネットTV(10/30) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(10/31) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第95回(2024/10/10) ●〔週刊 本の発見〕第366回(2024/10/24) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/10/24) ●川柳「笑い茸」NO.157(2024/9/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第4回(2024/10/28) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
民主党代表候補15人、韓米FTAを議論したのはイ・ジョンゴルだけ市民運動出身者もFTAを議論せず
キム・ヨンウク記者 2011.12.23 16:05
12月22日、民主統合党を率いる党指導部の競選に15人が立候補したが、このう ち民主党の重要な党論である韓米FTA無効化闘争に言及した立候補者は、 イ・ジョンゴル民主党議員だけだった。 1月15日に予定されている全党大会の党代表に立候補した候補は、既存の民主党 勢力から、民主党の革新を主張して立候補した市民運動出身の候補まで多様だ が、立候補宣言文や記者会見文で韓米FTA問題に言及した候補はイ・ジョンゴル 議員だけだった。 ▲民主党党代表立候補宣言をするイ・ジョンゴル議員 12月20日、民主党が金正日国防委員長の死亡で登院を決め、韓米FTA問題が水面 下に沈んだ状態で、民主党代表立候補者の韓米FTA関連への言及はさらに切実な 状況になっており、イ・ジョンゴル議員のFTA言及はさらに鮮明に感じられる。 民主党は、FTA無効を党論として主張し、来年の総選挙で勝利すれば廃棄後再協 議の闘争を続けると決めた。民主党が登院を決めると、野党とFTAに反対する 市民は民主党を強く非難した。 イ・ジョンゴル議員は立候補宣言文で、まず韓米FTA批准同意案の強行採決問題 を指摘し、「市民は白旗投降登院はするなという強い叫びを送ったが、それで も民主党は登院を決めた」と評価した。続いて「新しい指導部は国民の失望を 回復し、韓米FTA阻止を最重要とする指導部を構成しなければならない」と強調 した。イ・ジョンゴル議員は「民主党の全党大会で全員一致で通過した韓米 FTA無効化闘争を率いる人が党代表になるべきだ」とし「国民と共に強力な廃棄 闘争を続ける」と宣言した。 革新と統合出身の候補者、変化と革新を強調何よりも民主党の革新と変化を強調し、民主大統合を主導した革新と統合所属 の市民運動出身候補や進歩政党出身候補の立候補宣言文からもFTA問題が抜けて いたことは、さらに残念な部分だ。革新と統合出身の立候補者たちは、民主統合 党の変化と革新を強調した。 参与連帯事務局長出身で、2006年に韓米FTA阻止汎国本執行委員長だったキム・ ギシク候補は、22日に国会記者会見場で「変化と革新、市民政治時代を開く」 とし、民主統合党の進歩化と価値を指向する政治の抱負を明らかにした。キム・ ギシク候補は、社会連帯国家、労働尊重社会、脱財閥経済構造、社会的公共性 強化などを実現すると述べたが、こうした政策をすべて無力化する韓米FTA問題 は扱わなかった。 ▲立候補記者会見中のキム・ギシク候補、右側はソウル大のチョグク教授。 代表的な市民運動家で、YMCA事務総長出身のイ・ハギョン候補も、自分を統合 進歩党と野党圏連合を実現できる人物だと強調したが、やはり立候補宣言記者 会見ではFTA問題に言及することはなかった。 10年以上、進歩政党運動に身を置いて、福祉国家連帯のために革新と統合に合 流し、民主統合党に新しく拠点を作ったパク・ヨンジン前進歩新党副代表も、 党代表出場意向を示した。22日に立候補記者会見をしたパク・ヨンジン候補は 「進歩と革新の意志で民主統合党の若さと躍動性を代表したい」と述べたが FTA問題には言及しなかった。 このように、民主統合党内の革新勢力と言われる革新と統合出身候補たちまで 韓米FTA問題に言及しない状況で、既存の民主党主流出身者はさらにFTA問題に 言及しなかった。 党代表当選の可能性が有力なハン・ミョンスク前国務総理は、政権交替を強調 して、経済民主化、生活政治、躍動的福祉国家などを提示し、パク・チウォン 前院内代表は、自分を総選挙勝利と政権交替の最適任者と自負したが二人とも FTA問題には言及しなかった。 ▲立候補宣言をするパク・ヨンジン前進歩新党副代表 「新しい指導部はFTA無効化闘争に責任を持て」党代表に立候補した多くの候補が韓米FTA問題に言及しなかったため、これに対 する憂慮も上がっている。党内で韓米FTA無効化闘争を最も強硬に主導している 鄭東泳(チョン・ドンヨン)議員は、党代表の立候補者からの支援要請の連絡が くれば、韓米FTA問題に対する意志を打診して共感を作り出しているという。鄭 東泳議員室の関係者は、「党代表選挙期間中、党代表立候補者たちがFTAについ ての立場を明らかにせざるを得ない」とし「新しい指導部は、FTA無効化闘争の 責任を果たすべきだろう」と伝えた。 鄭東泳議員は22日、「現局面で最も重要なことは、5千万の国民の暮らしのすみ ずみまでを規定、規律する韓米FTAの問題に対してはっきりした立場を持つFTA 阻止指導部だ」と強調した。 一方、今回の民主党党代表選挙には、記号抽選番号により記号1番パク・ヨンジン (前)進歩新党副代表、キム・ギシク(前)参与連帯事務局長、イ・ガンネ(前) 民主党院内代表、シン・ギナム(前)ヨルリンウリ党議長、イ・イニョン(前) 民主党最高委員、ウ・チェチャン(前)民主党政策委首席副議長、ムン・ソングン 国民の命令代表、イ・ジョンゴル国会教育科学技術委員会委員長、キム・テラン (前)国会事務総長、パク・チウォン(前)民主党院内代表、キム・ヨンスル (前)ヨルリンウリ党事務副総長、パク・ヨンソン統合民主党政策委議長、ハン・ ミョンスク37代国務総理、イ・ハギョン(前)韓国YMCA全国連盟事務総長、15番 キム・ブギョム国会議員が立候補した。 民主党は12月26日の2時に予備選挙を行い、9人の本戦進出者を選ぶ。また26日 から1月7日まで、国民を対象として選挙人集団を募集して1月9日から11日までの モバイル投票、14日の現場闘票、15日の政党大会場投票で、新しい指導部を選ぶ。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-12-25 05:50:55 / Last modified on 2011-12-25 05:50:58 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |