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非正規教授問題、根本的な解決が必要だ

「正規職教授の反省が必要」...時間講師制度撤廃および大学不正清算のための共対委の構成を議論

チャムセサン 2010.06.07 17:33

6月7日(月)午前11時、韓国非正規教授労働組合は教科部前で「朝鮮大の故ソ・ ジョンミン非正規教授殺人糾弾と大学時間講師撤廃および大学不正清算のため の記者会見」を開催した。

今日の記者会見には、民主化のための全国教授協議会、全国教授労働組合、学 術団体協議会、不安定労働撤廃連帯、全国学生回診などが参加し、大学の時間 講師制度の問題と大学不正清算のための声を合わせた。

ユン・ジョンウォン非正規教授労組委員長は「効率的、経済的な側面で教育問 題を扱うことが韓国社会教育の根本的な問題」と指摘し、チョ・ドンムン学団 協代表は「あとどれほど多くの人が死ねば教育の現実が変わるのか、非正規、 時間講師にぜひ教員の地位を付与しろ」と明らかにした。

続く糾弾発言で、イ・ドフム民教協政策委員長は「学問研究の後続世代の時間 講師に対する処遇が該当大学の道徳性の指標とし、彼らに対する教員地位を与 える法改正と講師基金造成、各大学人事不正を清算して透明で公正な大学を作 ること」を要求した。キム・ドヒョン教授労組政策室長も「最近、教科部前の 1人デモの70%が教科部に関するもので、現在進められている尚志大、全教組の ハンストをはじめ、小、中、高校教育の総体的問題を示している」と指摘し、 「私も正規職教授だが、故ソ・ジョンミン教授の研究結果を横取りしたのが専 任教授だったという事実が恥ずかしい、正規職教授の反省が必要だ」と声を高 めた。

支持発言に参加した高麗大学生は「いくつかの大学を回って、授業時間に追わ れる時間講師の先生の現実が残念だったとし、講師らの労働権と学生の授業権 の問題を学生に知らせたい」と明らかにした。

今後、今日参加した団体は「時間講師制度撤廃および大学不正清算のための共 同対策委」構成についての議論をした後、共同闘争を行う予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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