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韓国:金属労組、複数労組対応1社1組織を2010年に完成 | ||||||
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非正規職のない工場を作るケピコ金属労組、複数労組対応1社1組織を2010年に完成
キム・ヨンウク記者
batblue@jinbo.net / 2010年01月25日1時31分
金属労組京畿支部ケピコ支会(支会長チャン・ミョングォン)は来年2011年には 生産職、研究職、事務職、清掃、警備、食堂労働者まですべて正規職に転換す る。いわゆる非正規職なき工場になる。金属労組は1社1組織方針の成果が現れ たと歓迎している。ケピコは自動車部品業者だ。 ケピコ支会は2008年7月、正規職労働者だけに労組加入を限る支会規則を非正規 職も加入できるように改正した。こうした1社1労組方針により清掃・警備・食 堂労働者22人が組合員になった。ケピコ支会と会社は同年9月の賃金団体協議で 非正規職22人を2009年1月1日から2011年1月1日まで3年間、段階的に正規職化す ることに合意した。 会社と支会は合意により2010年1月1日から警備労働者7人を正規職に転換した。 これらの警備労働者は98年IMF以後、10年以上非正規職として生きてきたが、今 年からはケピコ会社が直接雇用する正規職だ。正規職化された人々の賃金は、 年俸1000〜2500万ウォン以上引き上げられ、労使団体協約により医療費、子弟 の学資なども同一に適用される。 ケピコ支会は2009年1月1日、食堂労働者6人を正規職に転換ており、今年の警備 労働者に続き、2011年1月1日には最後に残された清掃労働者9人を正規職に転換 する計画だ。 タタ大宇、京畿支部など金属に吹く非正規職連帯の風 ケピコ支会だけでなく、1社1組織を積極的に実現して行く所はまたある。全北 道群山で大型トラックを生産する金属労組タタ大宇商用車支会(タタ支会、支会 長チョン・ドンフン)は、社内下請非正規職問題を1社1組織方針で実現して解決 しつつある。普通、社内下請労働者は法的に元請会社に所属していないため、 工場内で同じ業務を遂行しても元請正規職とは大きな差別待遇を受ける。タタ 支会は非正規職を組合員として受け入れ、現在117人が同じ組合員として活動している。 タタ支会は労使合意により来る4月1日、社内下請労働者34人を正規職に転換する 予定だ。タタ大宇商用車は正規職771人と社内下請労働者346人が働いており、 毎年10%ずつの正規職転換に合意した。 経済危機状況の2009年8月にも社内下請労働者42人を正規職に転換した。また、 非正規職に対する雇用保障-処遇改善と成果給同一支給に合意した。合意内容は、 △成果給正規職・非正規職通常賃金400%同一支給、△正規職基本給8万ウォン、 非正規職7万2千ウォン引き上げ、△非正規職雇用維持に最善、△非正規職使用 時は事前合意、△非正規職労働組合活動を理由とする不利益処分禁止、△帰省 費用、弔問支援、団体定期保険正規職と同一適用、△非正規職の業務上の休職 終了後すぐ業者と協議して原職に復帰に合意した。 移住労働者との連帯も広がっている。金属労組慶州支部は、2009年11月17日に 自動車のシートを生産する栄進企業正規職労働者28人と共にベトナム労働者5人、 ミャンマー労働者2人など7人を組合員として受け入れた。 金属労組には大邱支部三友精密支会にインドネシア労働者11人、慶南支部馬昌 地域の韓国ポグウォノシエスにフィリピン労働者3人など移住労働者が組合員に 加入している。 金属労組は「非正規職社内下請労働者を組合員として受け入れる1社1組織事業 を2010年内に完成し、非正規職の労組加入および正規職転換事業を拡大強化し ていく計画」と明らかにした。金属労組は複数労組時代に備え、組織の拡大と 組織力を強化するために、△直接・間接雇用非正規職の段階的縮小と元請の使 用者性認定のための要求と闘争推進、△事業場内職-間接雇用非正規職、移住、 事務職労働者を組織するための1社1組織事業の支部別計画を提出・集中支援、 △規則改正事業場の後続組織事業の推進、元請・下請連帯を強化する連帯会議 などの共同議論機構の構成などを今年の事業計画として提出した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2010-01-31 07:18:03 / Last modified on 2010-01-31 07:18:05 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |