本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:非正規職・総選挙公約を選ぶ100人委員会が発足
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1331800203822St...
Status: published
View


非正規職・総選挙公約を選ぶ100人委員会が発足

非正規職当事者20項目の要求案発表へ

ソ・ドンヒョン修習記者 2012.03.13 19:55

総選挙をむかえ、与・野どちらも非正規職問題を公約にしているが、これを 分析するために『900万非正規職問題解決のための100人委員会』(100人委員会)が 発足した。

100人委員会は3月13日午前、民主労総の会議室で記者会見を行い「非正規職の ニセの友人が幅をきかせ、あらゆるニセの公約が乱舞する混とんの季節に、 献身的に戦ってきた非正規職労働者と、連帯した人々が集まり、崖っぷちで 絶望する900万非正規職労働者の希望になりたい」と発足の趣旨を説明した。

100人委員会は、与党と4野党(セヌリ党、民主統合党、統合進歩党、進歩新党) の非正規職公約の分析と、主要候補の過去経歴と発言、行為も分析する計画だ。 特に、主要候補としてソウルを含む10大労働都市(ソウル、蔚山、昌原、仁川、 平沢、全州、光州、華城、安山)候補の公約を分析する。

キリュン電子分会のキム・ソヨン組合員はこの日、発言で「セヌリ党までが 非正規職問題を解決するというのに疑問に感じる。民主党も同じだ。本当に 私たちの問題を解決できる人と、嘘をついている人を見分けなければならない」 とし、徹底した調査で検証することが必要だと強調した。

また「多くの公約で問題解決が言われるが、特殊雇用労働者や正規職がいない 工場などについての話はない。問題の核心を含み、真の解決が何かを話さなけ ればならない」とし、総選挙公約が扱わない問題を指摘した。

100人の委員は、労働・社会団体、研究者、法律家など多様な分野の委員と社内 下請・特殊雇用などをはじめとする非正規職労働者57人で構成される。

現代車牙山工場のソン・ソンフン社内下請支会長は、「最高裁判決以後、周辺 で正規職になっておめでとうという言葉を何度も聞いたが、労働者が労働者と 認められるのは常識的なことだ。われわれ労働者が直接出なければこんな常識 も通じない世の中を変えられない」と話した。

100人委員会は今週末までに100人の委員にアンケート調査を実施し「非正規職 当事者20大要求案」を作り、発表する計画だ。

同時にSNSを通じ、非正規職労働者と多様な市民の意見を受け付け、「私が望む 非正規職公約」を作る予定で、結果は来週の初めに〈非正規職ない世の中作り ネットワーク〉(非無世)のサイトで確認できる。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-03-15 17:30:03 / Last modified on 2012-03-15 17:30:06 Copyright: Default

関連記事キーワード



このフォルダのファイル一覧上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について