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障害等級制・扶養義務制廃止共同行動、都心出退勤道のあちこちを奇襲占拠

往十里などで「95人のグリーンライト」…警察は無理な鎮圧で顰蹙

カン・ヘミン記者 2015.05.29 10:54

▲障害等級制・扶養義務制廃止のための「グリーンライト」が続いている。障害等級制・扶養の無題廃止共同行動は光化門駅座り込み1001日目の18日から出退勤時間に主要道路を占拠する方式の集中行動である「95人のグリーンライト点灯」を進めている。座り込み1011日目の28日、鍾路区世宗路の一民美術館の前で車椅子に乗った障害者活動家が警察に囲まれて鎮圧された。

障害等級制・扶養義務制廃止のための 「グリーンライト」が続いている。

障害等級制・扶養義務制廃止共同行動(以下、共同行動)は、 ソウル市光化門駅座り込み1001日目の5月18日から、出退勤時間に主要道路を占拠する方式の集中行動である「95人のグリーンライト点灯」を行っている。 彼らは今まで往十里、永登浦、恵化洞、誠信女子大などでグリーンライト集中行動を行った。 こうしたグリーンライト闘争で、彼らは毎朝晩、警察と車両運転手などと不断に摩擦を引き起こしている。 しかし共同行動は政府に障害等級制・扶養義務制廃止と国務総理面談を要求し、座り込み3周年の8月21日までの95日間、「グリーンライト」を点灯する計画だ。

座り込み1011日目にあたる5月28日の「グリーンライト」は午後5時30分、 市庁と大漢門の間の横断歩道の占拠で始まった。 しかしこの日の占拠は20分で鎮圧された。 警察が彼らを車椅子ごと持ち上げて歩道側に移動させたのだ。 この過程で障害女性活動家が「車椅子は障害者の身体だ。男性が刺激するな」と再度抗議したが、 警察は「(このように)不法には女性でも手を付けられる」とし、強圧的に車椅子を持ち上げた。

男性警官により車椅子ごと持ち上げられた大田障害者差別撤廃連帯のパク・ジョンソン共同代表は、 「とても腹が立つ。今も怒りが静まらない」とし 「道路に出てきて、こうして叫ぶしかない障害者を無理に制止する警察が悪い」と批判した。

▲青果大漢門の間の横断歩道を20分程占拠して障害者が処している現実を知らせた障害者活動家を警察が車椅子ごと持ち上げ、歩道側に移動させた。

警察は彼らを歩道に移動させた後、横断歩道の入口を盾で封鎖した。 これを見ていた市民は、警察の行為は過度だとし不快さを表わした。 カン・ジンソク氏(47才)は「警察がこんな形で道を塞いで良いのか。ひどい話だ」とし、 「市民に申し訳ないという言葉一言なく、こうして道を塞いではいけない。 必要以上に過度に統制している」として警察を叱責した。

衝突はその後、さらに激しくなった。 車椅子に乗った障害者活動家7人が光化門駅座込場に行くために一民美術館の前で横断歩道を渡ろうとすると、警察がまた彼らを盾で取り巻いた。 そのため一民美術館の歩道上で30分程対峙が続いた。 警察はトイレに行きたいと哀願する障害者活動家も防いだ。 結局彼は警官に囲まれたところで路上放尿をするほかはなかった。

警察の無理な鎮圧は、警官の負傷にもつながった。 ある障害者活動家が横断歩道を渡ろうとし、これを正面で防いでいた警察が、 電動車椅子にあたって怪我をした。 また歩道の障害者を制止するために車道に降りて行った警察が横からきた車を見ることができず、 自動の車輪に足首をぶつけて怪我をした。 この二人は病院に運ばれた。

結局、この日の「グリーンライト」は警察が道路につながる横断歩道の両側を防ぎ、 1時間30分目に道を開けて終わった。

▲歩道上にいるのに警察が盾で制止し、障害者活動家が抗議した。

付記
カン・ヘミン記者はビーマイナー記者です。この記事はビーマイナーにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-05-30 13:09:24 / Last modified on 2015-05-30 13:09:25 Copyright: Default

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