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8匹のネズミを捕まえる猫、日本へ!

[寄稿]「G8首脳会談は華麗なショービジネス」

カラアン(G8に反対する人々)/ 2008年07月04日11時30分

今年7月6日から9日まで、北海道の洞爺湖で開かれるG8首脳会談に対し、国際的 な連帯による反対闘争をどう実現するか?

4年以上、「道端平和行動」の名前でイラク戦争の終息と占領軍撤収を要求し、 道端で戦ってきた個人のネットワークを通じ、ぼんやり提案されたG8反対闘争 に関する話が具体的な闘争の形になって現れ始めたのは5月初め「G8に反対する 人々」という会ができてからだった。

この集まりは、2か月間、毎週キャンペーンによりG8の不当性を伝えて首脳会談 期間に日本で活動する人々を支援する募金活動を展開してきた。

こうした活動のうち「G8を捕まえる猫フェスティバル(公演期間:6月6日-7日)」 というイベントは、会員にとって特別な経験をプレゼントした。もっと積極的 な活動方式を探している間に議論された二日間のフェスティバルという企画は、 公演という形式は別として、金を取ってチケットを売るという負担と、果たし て赤字でもいいのかという憂慮と心配の中で行なわれた。

だが、結局このフェスティバルは多くの人の支援と参加、そして予想を越える すばらしい成功を収め、準備した人々にそれだけの力と自信を持たらした。ま た、連日続いたBSE政局のキャンドル集会は、人々にG8を知らせられる良い契機 になった。キャンドル集会で、G8捕まえる猫のフェスティバルが道端でも連日 続いたのだ。

毎年、G8の首脳はまるで彼らが世界の代表であるかのように喚き、新自由主義 世界化により、少数の金持ちのための搾取制度を拡散、固着化させている。G8 首脳会談は彼らだけの華麗なショービジネスでしかない。彼らの富と権力を維 持するために、貧しい国々の資源と労働力を搾取し、GMOで開発されたとうもろ こしと小麦粉を救援物資だという彼らG8の首脳こそ、全世界の貧困と搾取を加 速する主犯である。

全世界の民衆に必要なのは、経済開発という見掛けの良い搾取の論理ではなく、 人が人らしく暮せる人権と生命の権利だ。経済的な利益だけを押し出して、国 民の生命を度外視して進められるMB政権の米国産牛肉輸入が、結局は怒った民 衆のキャンドルを呼んだように、貧困と搾取を量産するG8首脳会談に対し全世 界の民衆の国際的連帯と闘争が野火のように起きるよう望む。

現在「G8に反対する人々」のうち数人の活動家が日本に入国して国際連帯でG8 反対の声を伝える多様な闘争を展開している。G8を捕まえる猫の活動が今、国 内を越え、首脳会談が開かれる日本に広がっているのだ。

国内に残る私たちもまた、日本に行った猫と連係し、G8首脳会談に対抗して日 本で展開される国際連帯闘争のさまざまな活動状況をキャンペーンと報道機関 を通じ、積極的に伝える計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-07-07 01:17:01 / Last modified on 2008-07-07 01:17:03 Copyright: Default

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