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労働部、米牛肉反対ストライキ「厳正対応」方針

労働部、「ストライキは国民非難」しかし労組ホームページは支持文暴走

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2008年06月30日13時11分

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民主労総が『米国産牛肉輸入反対』をかけて、7月2日に一日ゼネストを予告し ているが、労働部が「違法、不法争議行為」とし厳正対応方針を発表した。

民主労総のゼネストは、民主労総傘下組織のうち最大規模の金属労組が組合員 ストライキ賛否投票の結果、75.5%が賛成票を投じ、来る2日の1次ゼネストに突 入すると発表した。公共運輸連盟傘下のソウル地下鉄労組、鉄道労組、ガス公 社労組などの主要事業場も賛否投票を可決するなど元気付いている。

こうした動きに労働部は、「民主労総ゼネストなど産業現場の混乱に対応」す るとし、今日(6月30日)午前、労働部の大会議室で全国地方労働庁長会議を 開催した。

この席で労働部は「民主労総のゼネストが法で許されない違法、不法争議行為 であることを労組指導部がよく知りつつもこれを押し切るのは労働法を無力化 する行為で、組合員に不当な犠牲を強要する無責任な行為」とし「政治的闘争 をするのは国民の非難を免れないので、法と原則により厳正に対応する」と発 表した。

また金属労組のストライキ決定に対して労働部は「争議行為権の乱用で、民事・ 刑事上の責任を免れない」とも語った。

▲金属労組ホームページ自由掲示板には市民の支持文が暴走している。

これに対して金属労組のアン・ジョンファン宣伝広報室長は「われわれは20日 に調整申請をした。全組合員の賛否投票を実施するなど、合法的な手続きで ストライキを決めた」とし「むしろ労働部が法的根拠のない話をしている状況」 と反論した。

続いて労働部が民主労総と金属労組のストライキが国民の非難を受けていると いったことに対してアン・ジョンファン宣伝広報室長は「金属労組ホームペー ジには、連日ストライキを支持する市民の文が書き込まれるなど、いつもとは 違って国民の支持の中でストライキが進められているが、労働部は憶測だけだ」 と指摘することもした。

金属労組ホームページ自由掲示板には、ストライキ決定を支持する市民の文が 続々と書き込まれている。自由掲示板ID『緑の森』は「今まで労組デモに色眼 鏡で見た小市民」とし「現政権下でのすべてのことのおかげで全国民が一つに なっており、今後も正当なストライキに積極的に支持する」と書いた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-07-04 01:28:09 / Last modified on 2008-07-04 01:28:10 Copyright: Default

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