韓国:民主労総、米牛肉運送を阻止で18人連行 | |||||||
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民主労総、米牛肉運送を阻止で18人連行米牛肉、早ければ今日流通、「流通期限2か月残って健康のために」
イ・コンマム記者
iliberty@jinbo.net / 2008年06月30日15時57分
検疫証発給切迫、民主労総肉弾運送阻止に警察は強制連行 米国産牛肉輸入衛生条件が官報に掲載され、昨年流通が中断し、冷凍倉庫に保 管されていた米国産牛肉流通が切迫している。国立獣医科学検疫院は検疫証を 早ければ今日(6月30日)午後にも発給する予定だと発表した。これに米国産牛肉 は、早ければ今日中にも流通する状況だ。 こうした中、民主労総は冷凍倉庫の前で米国産牛肉の運送を体で阻止する戦い を続けている。今日も民主労総の組合員たちは、京幾道一帯12の冷凍倉庫で運 送阻止に集まったが、警察の統制で午前から警察と対峙を続けている。警察は 集会をすれば無条件に連行する方針をたてているという。 検疫証が発行される午後になって、民主労総は組合員を米国産牛肉が集中的に 保管されている江東冷蔵とサミル冷蔵の2か所に集まるよう指示、集中して戦い を続けた。江東冷蔵の前には80人、サミル冷蔵には100人の組合員が集まってい た。これに江東冷蔵の前で警察の強制連行が始まり、午後3時現在、民主労総は 18人の組合員が連行されたと発表した。この中にはキム・ウンジュ民主労総副 委員長とパク・ヨンソク公共運輸連盟事務局長も含まれている。 これに対して民主労総は、「多数の重傷者を発生させつつ、老若男女を問わな い無慈悲な暴力鎮圧と市民社会団体への押収捜索をはじめ、運送阻止闘争に立 ち上がった民主労総組合員への強制連行に至るまで、最近本格化している政府 の暴力的弾圧に驚きとともに深刻な憂慮に耐えない」と指摘して、「国民の平 和な抗議、民主労総の意見陳述と抗議行動を第5共和国式の暴力で抑圧すること は、どんな法でも正当化できない」と警察の強制連行を糾弾した。 冷蔵肉を冷凍した『凍結肉』 「全量廃棄を」 一方、流通を控えた冷凍倉庫米国産牛肉の流通期限は1年で、「流通時国民健康 に危害の要素が多い」という提起もあった。 自由先進党は「国内に流通する米国産牛肉の相当量が流通期限が2か月しか残っ ていない凍結肉」とし「いつ通関するか不明な状態で長期間保管してきた米国 産牛肉への不安は押さえ込めない」とし、全量廃棄を要求した。 現在保管されている米国産牛肉は、当初冷凍された状態で輸入された冷凍肉で はなく、冷蔵肉の状態で入ってきてから凍らせた『凍結肉』だ。これに対して 自由先進党は、「冷蔵肉をやむを得ず冷凍させた凍結肉は、品質や衛生の側面 で違いが生じる」とし「凍結肉が1300トンに達するのに、この多くの物量が2 か月以内に全量消費されると考えるのは難しい」と指摘した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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