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キャンドルの診断と本当の話、キャンドルに問う[企画:キャンドルに狂う]どんな方式でもキャンドルは続く
チョン・ムンギョ記者
moon1917@jinbo.net / 2008年07月17日15時09分
9日、警察の源泉封鎖で塞がれたソウル市庁前広場にキャンドル集会に参加する ために警察の周辺を市民がうろうろしていた。警察の前に集まった市民は「キャ ンドルが勝利する」というシュプレヒコールをあげ始めた。ところが突然ある 市民が「われわれは敗北した。警察に踏みにじられたのに何が勝利か」と大声 を張り上げ始めた。 ▲9日、警察に封鎖されたソウル市庁広場周辺を市民がうろうろしている われわれは敗北した なぜ敗北したというのかが気になって、彼に近付いて理由を尋ねた。「5日(国 民勝利宣言の日)のデモ行進を終えて清渓広場に戻った時、カンビールと焼酎瓶 が転がっているのを見て、ずいぶん疲れたんだなあという気がした。まるで 敗残兵のようだった」とキム・スンヒョン氏は答えた。 イ・チャンホ氏も「今の調子では、50日、100日キャンドルを持っても、100万 人が持ってもだめだ。市庁にテントを全部撤去され、市庁周辺で警察が不審検 問する。これは違う」とし、これ以上自由に通りを闊歩できないキャンドルの 『危機』を話した。 中高生を中心に初めて5月2日にキャンドルを持ち、キャンドル集会が続いてか ら2か月が過ぎた。これまで『72時間リレー国民行動』を含み、朝日を見て終わっ たキャンドル集会はその回数を推し量るのが難しいほどだ。だが政府はついに 6月26日、牛肉輸入衛生条件告示を押し切り、米国産牛肉の流通が始まった。疲 れないほうがおかしいだろう。 5日以後、キャンドルの規模は縮小し、狂牛病国民対策会議は集中集会だけを主 催して多様な単位がキャンドル集会を進めることを提案した。 「たくさん集まった時、自分なりに満たされて『私たちもすることができる』 と思った。文化公演をして解散して。結局残って戦った市民だけが傷ついた。 この期に及んで『平日には市民の皆さんがやってください』は認められない。 ある人々は、では代案を出せというが、これは違う」とイ・チャンホ氏は狂牛 病国民対策会議を叱責した。 だが彼は「もう行かないと言いながら、どうなるのか気になって、結局出てく ることになる」とし、疲れと闘争戦術への不満にもかかわらずキャンドルを持 ち続ける理由を説明した。 抜け出せない生活がキャンドルの燃料 市民たちは、いまも粘り強くキャンドルを守っていて、狂牛病国民対策会議を はじめとする団体はキャンドルを続けるために悩んでいる。米国産牛肉開放で 始まったキャンドルだが、今キャンドル自体が話題になっている。何が人々を 通りに呼び出すのか。 建設日用労働者のチョン・テゴン氏は「誰かに出てこいと言われて出てきたの ではない。米国産牛肉のために出てきた人もいるだろうし、生活が苦しくて出 てきた人もいる。ところがみんな生活が苦しくて出てきたのだろう。路上で寝 る人がどれほど多いか。建設労組がまだストライキしているという。仕事がな い」と答えた。 チョン・テゴン氏と対話した時、4人の日雇い建設労働者が一緒にいた。彼らの 説明によれば、10年間、日当は5万ウォン程度で大きな変化がないという。それ も雇用費と交通費などに1万ウォン程度がかかり、雨が降ったり用役会社に仕事 の材料がなければアブレる日も多く、1か月に100万ウォン稼ぐのもギリギリだ。 それで仕事をやめる人も多いという。失業の境界線に立っている人々だった。 そばで一緒に対話をしたパク・ヨンヒョン氏は「良く暮らす人はいい暮らしを 続け、そうではない人は何もないところから抜けられない。さらに悪くなれば 悪くなる。一日稼いで暮らすのがシステムになるから。仕事をしないのではな く、人件費が上がらないから何も残らずに、仕事ができない。膚に届く対策が なければ(街に出てくるのを)止められない」と話を繋いだ。 この時対話をした人々の顔を知っていた。記憶を振り返れば、行進の時、常に 先頭で警察と対峙した人々だった。『抜け出せない』生が彼らを戦闘的にした のだ。 キャンドルは進化する 公務員国家試験を準備しているチョ某氏は「李明博の政策はとても情けないか ら、時々盧武鉉が懐かしい。だが盧武鉉がうまくやったというよりも、李明博 がとてもひどい政治をするためだ。二極化を激しくする新自由主義政策を金大 中大統領もした。それがとても悪くした」とし『政治集団』に批判を加えた。 続いて彼女は「キャンドルを持ち、国民が政治に対する考えが変わったようだ。 国のために、堂々とするために人々が街に出てくる。初めは国家試験の準備が あるから出てこなかったが、出てきた。今はキャンドル集会に出てくるのが公 務員国家試験を準備する理由と力を集中している」と道路で政治を語った。 『なぜキャンドル集会に出てくるのか』という質問に、米国産牛肉だけを話す 市民はもう探すのは難かしい。キム・スンヒョン氏は「朝鮮・中央・東亜は、 キャンドル集会が変質したというが、進化したのだ」とし、キャンドルが街頭 政治の空間だと宣言した。 ドキュメンタリー『送還』の主人公だった長期囚キム・ヨンシク氏は「キャン ドル集会は疲れるだろう。だがここで終わらせてはいけない。後代には良い国 を譲らなくちゃ」とキャンドルを持って街に出てくる理由を少し短く説明した。 方式は変わってもキャンドルは進行形 7月5日以後、ある者は勝利したとも言い、ある者はできることはしたと言い、 ある者は敗北したとも言う。だがまだキャンドルを守っている市民がいる。 誰でも知りたいが誰も知らないキャンドルの行方、どうするのか? キム・スンヒョン氏は「再協議はできなかったが、30か月以上の牛の輸入はせ ず、国民世論のためという端緒はあったが、民営化もしないといった。大統領 を否定しない。そして疲れて、もうこれ以上出てこられない。だが政府が約束 を破れば全面的に政権退陣をかけてまた出てくる」とし、今は生活の中で政府 を監視するといった。 だが長期囚キム・ヨンシク氏は「どんな形でもキャンドルは続けなければなら ない。私たちが最も嫌いな人々が政権を取っているから安定させてはいけない」 と継続的な闘争を要求した。 チョ某氏は「市民が自発的にキャンドルを始めたように、終わりも自発的にす るだろう。私は単にできることをするために今でもキャンドルを持つ」といっ た後、「とても原則的でしょう」と笑った。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2008-07-24 10:14:52 / Last modified on 2008-07-24 10:14:53 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |