韓国:政界から労働社会まで「オ・チョンス罷免」 | |||||||
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政界から労働社会まで「オ・チョンス罷免」警察、ブラジャー脱衣強要波紋拡散... 委員長連行金属労組はストライキ予告
イ・コンマム記者
iliberty@jinbo.net / 2008年08月21日16時43分
警察の過度な公権力の行使により、オ・チョンス警察庁長官罷免要求が政界か ら労働人権社会団体に至るまで、誰もが声をあげている。 これまで警察がキャンドル集会そのものを許さず、色素が混じった放水銃を撃 ち、強引に市民を連行したのに続き、キャンドル集会の過程で連行された女性 にブラジャー脱衣を強要し、青少年への事前拘束令状を申請するなど、警察が 市民の人権を無視して集会・デモの自由を過度に侵害しているからだ。昨日 (8月20日)には、米国産牛肉輸入開放に反対してゼネストをしたチョン・ガプ ドク金属労組委員長を緊急連行した。 ▲金属労組もチョン・ガプドク委員長が収監されている永登浦警察署の前で今日午後2時、記者会見をしてチョン・ガプドク委員長の即刻釈放とオ・チョンス警察庁長官の罷免を要求した。 ブラジャー脱衣強要、ソウル4つの警察署で15件発生...「人権圧殺オ・チョンス罷免」 民主党の女性委員会は今日(8月21日)午前、国会で記者会見して「女性連行者に 下着を脱がせたのは、侮蔑感と性的羞恥心を与える行為で、明白な人権侵害」 とし、李明博大統領にオ・チョンス警察庁長官の即時罷免を要求した。これと 関連して、民主党女性委員会はオ・チョンス警察庁長官との面談を要請したが 拒否された。 キャンドル集会で連行された女性に警察がブラジャー脱衣を要求したのは、当 初、麻浦署だけで発生したと言われていたが、江南署をはじめソウル市内の警 察署で強行されたことが明らかになっている。狂牛病国民対策会議によれば、 6月25日から8月15日までに行われたブラジャー脱衣強要は、麻浦署で1件、江南 署5件、中部署3件、西部署6件、計15件発生しているという。 これに狂牛病国民対策会議は「自殺危険を防止するためだというが、キャンド ルデモの参加者を獣のように殴る警察が、どうして『留置人』の生命と安全を 云々する資格があるのか」とし「人権圧殺者オ・チョンスは、警察暴力と人権 侵害の責任を取り、罷免が当然だ」と明らかにした。狂牛病国民対策会議は、 これに対する国家人権委員会の職権調査を要請している。 警察、チョン・ガプドク金属労組委員長強制連行で金属労組は明日部分スト 一方、委員長が緊急連行された金属労組も、チョン・ガプドク委員長が収監さ れている永登浦警察署前で今日の午後2時に記者会見を開き、チョン・ガプドク 委員長の即刻釈放とオ・チョンス警察庁長官の罷免を要求した。金属労組の記 者会見では、警察が記者会見の参加者を過度に歩道から遮り、小競り合いが発 生した。この過程で5人の金属労組組合員が連行された。 ▲永登浦警察署は歩道も防いで、記者会見の開催を難しくした。 ▲記者会見を防いだ警察に抗議する組合員たち. 金属労組は7月2日に行ったストライキに対して「主な目的は臨時団体協議だっ たが、牛肉再協議の要求は組合員が集団給食の対象者であり、労働条件と別の ものではない『労働者健康権』に該当する事項であることに注目した」とし、 「ストライキは正当な労働者の団体行動権の行使で、合法的な手続きにより行 われた合法的な争議行為」と述べ、「金属労組に対する李明博政権の弾圧は、 公安弾圧、労働弾圧のための魔女狩りだ」と非難した。 金属労組はチョン・ガプドク委員長連行に抗議して、明日(8月22日)午後1時か ら4時間の拡大幹部ストライキを行い、27日には組合員全体が2時間の部分ストに 突入する。 ▲金属労組組合員の中には警察に阻止され、記者会見に出席できない者もいた。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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