韓国:各地域の6.10キャンドルデモ | |||||||
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[忠清]各地域で87年以後最大の人員でデモ「李明博大統領が20年を戻すのなら、われわれは87年に行く」
メディア忠清
www.cmedia.or.kr / 2008年06月11日9時17分
6月抗争21周年をむかえた忠清地域は、87年以後最大の市民が参加するキャンド ル集会でまた燃え上がった。市民たちは「闘争で勝ち取った民主主義をまた失 うことはできない」とし「李明博大統領が80年代に帰りたいのなら、私たちも 87年闘争で相対して戦う」と話した。 大田 大田の6月抗争記念日は、西大田公園で午後6時半に大学生の集会で始まった。 忠南大、KAIST、ハンナム大、ペジェ大などから集まった学生たちは、先輩たち の87年6月抗争を再確認して李明博政権を糾弾した。大田地域から各大学の旗が 集まり、共に集会をしたのは現在在学中の大学生には初めての経験だ。 この日の学生集会で忠南大の学生は「先週、ソウルのキャンドル集会に行って きたが、ソウルより私たちがいる大田で輸入牛を防ぐことに最善を尽くそう」 と話した。モグォン大学の学生は「父兄、大人たちは、朝鮮、中央、東亜日報 を長い間読んで、頭が固まった」とし、「私たちが大人も参加できるように努 力すれば、牛肉だけでなくFTAも防げる」と話して拍手を受けた。 KAISTのある学生は「バーシュボウ大使が韓国人には科学が不足していると話し たが、彼の専攻は『外交学』で、私は『生命科学部』の博士課程にいる」と話 し、学生の歓呼を受けた。大学生たちは7時半頃に集会を終え大田駅までデモ行 進した。 学生たちが大田駅に到着すると、大田駅広場をぎっしり埋めた5000人ほどの市 民が拍手で大学生たちをむかえた。この日の大田駅前の集会も、公演と市民自 由発言があったが、市民の自由発言で最大の拍手を受けたのは高校の歴史の先 生だった。この先生は「周辺にいる学生と先生と教育部関係者は、もう学生を 困らせずに家に帰れ」と話し、学生から熱狂的な拍手を受けた。 大田では87年以来、初めて市民が大田駅前の中央路の車道をとめた。大田駅の 集会を終えた市民は路上に出て、大田駅からウネン洞交差点まで道路を占拠し、 車を停めたた。路上を占拠した市民は道路の上に座りこみ、二つに分れて自由 発言と集会を進めた。 中央路で開かれた自由発言で、女子高等学校の数学教師の先生は「この前、ソ ウルである先生がキャンドルデモで自由発言をしたという理由だけで懲戒され た」とし「大田ではどうするのかやって見よう」と発言を始め、学生と市民か ら大きな拍手を受けた。この先生は「コンテナでは民主主義を防げない。そん なにコンテナが好きなら、李明博をそのコンテナに入れて大阪に輸出しよう!」 と話し、市民の歓呼を受けた。 ある女子高生は「みん87年闘争のことをいうが、私は90年生まれだ」とし、 「しかし後世に恥ずかしい人にならないようにキャンドルを持った。最後まで 戦う。皆さんも一緒にやると信じる」と話し、同年頃の学生から大きな拍手を 受けた。 中央路の集会は10時40分まで行われ、明日もこの席に集まることを決意して、 道遊びで終えた。 忠北-清州、忠州・提川・ポウン・沃天・丹陽 10日、清州市をはじめとする忠北道内の6市郡でも米国産牛肉再協議を要求する 大規模キャンドル集会が午後7時から同時に開かれた。 キャンドル集会に参加した道内民主労総と市民団体会員、宗教界人士、学生な ど4千人は「BSE牛肉輸入撤回!李明博退陣!」を叫んだ。 これに先立ち、この日の午後6時半から清州のサンダン公園では、労働者たちの 叫び声が絶えなかった。様々な宣伝物を持った労働者たちがデモ行進をしなが ら「李明博退陣!行こう、道庁へ!」を叫び、道路に出た市民が歓声をあげて隊 列に合流し始めた。 午後7時、道庁前では300人ほどの市民がキャンドル集会の始まりを待っていた。 民主労総忠北本部がデモ行進を終えてここに合流、たちまち道庁前の道路は千 人の人波がおしよせた。その上、続々と市民が集まり、参加人員は3千人に増え た。 彼らは道庁前で文化祭をした後、清州市内体育館を通りサチャン交差点までデ モ行進をした後、忠北大学校中門で2次キャンドル文化祭を開いた。 キャンドル文化祭の主人公は当然『キャンドル少女』だった。キャンドル少女 たちは「李明博のおかげで眠れない。私にも分かることが、なぜわからないか」 と叫んでデモ行進の先頭に立ち、デモ行進を率いた。 デモ行進が始まると、市民が続々とデモ行進に合流し、主催側が準備した3500 本のロウソクが品切れになってしまった。キャンドル集会参加者は300人から千 人に、千人から三千人、そしてデモ行進を始めて、4千人に増えた。 カギョン洞に住むアン・テファン氏は、「今日初めてキャンドルを持ったが感 激だ。国がうまくいかなければ国民が正さなければならない。これほど多くの 人々が毎日頑張っていたのに、遅れてきて申し訳ない心だ」と心境を語った。 イ・ジナ学生は「中間考査が終わって友人たちときました。前にきた時は人が 少なくてとても残念でしたが、今日はたくさんきてくれてとてもうれしいです。 李明博が退陣するまで大人の気持ちが変わらなければと思います」と話した。 一方の手にキャンドルを、もう一方の手にチラシを持った市民は「牛肉再協議! 大運河白紙化! 学校自由化撤回! 李明博退陣!」を叫び、忠北大学校中門で約3 時間ほど、2次集会をした。彼らは「13日にも集まろう! 李明博政権は私たちが 審判しよう」と叫んで午前1時頃、キャンドル集会を終えた。 忠州・提川・ポウン・沃天・丹陽などでも2000人ほどの住民が自発的な集会を 開き、牛肉輸入中断などを要求した。 忠南道天安 87年6.10抗争21周年記念日で、全国100万キャンドル大行進があった6月10日、 天安でもキャンドルが燃え上がった。この日、天安には老若男女の区分も、労 働者・学生・市民の区分もなかった。一つになった広場の民主主義だけだった。 天安ターミナル前のヤウリ広場で夕方7時30分から始まったこの日のキャンドル 集会には、キャンドル集会が始まって以来最大の2000人をはるかに越える市民 が参加した。 三三五五集まった市民たちは、主催が準備した87年民主抗争の記録の映像を見 て、人員の集まりを待っていた。集会が始まる前、すでにヤウリ広場は労働者、 市民、学生で埋め尽くされ、歩道と近くのチョジャク公園まで市民で埋まり始 めた。 司会者は2000人程度を予想して準備していたが、集会が始るとはるかに多く来 られたようだと言って、全国津々浦々で数百人、数千人、数万人、数十万人が この同じ時間にキャンドルを持っていると述べ、主な地域のキャンドル集会者 数を報告した。市民は知らせがあるたびに拍手と歓呼で応えた。 集会の最初の発言者になった民主労総忠南本部のチェ・マンジョン事務局長は 「100万の要求は単純だ。手紙なんかで間に合わせずに再交渉しろということだ。 二つ目は、もう君は嫌いだ、退けということだ」とし、今回の戦いの目標を明 確にした。 続いて「昔ソ・ドンヨの話のように、今我が国の小学生が大統領に『ミョンパ ク、ミョンパク』といい、青少年は『李明博は退け』と叫んでいる。歴史的に も子供、青少年にまで伝わった民心に勝った例はなかった」とし「今や李明博 大統領は降伏すべきだ」と主張した。市民たちは「降伏しろ、降伏しろ」と叫 び、李明博政権が国民の前にひざまずくことを要求した。 天安地域でキャンドル集会が始まって以来、最大の人員が集まったためか、集 会はいつより活気に満ち、多様で、興がわくようすだった。 演説に続いて、天安ウォルボン小学校6年の子供が舞台にあがり『ソウルのキャ ンドル集会を見てきて、天安でもいいたい話があってきた』とし、話の代わり にフルートの演奏を始めた。これに続き集会の司会者が夜の舞台衣装に着替え て現れ、替歌を歌う部分では、参加者全員が共に一塊になり、集会の雰囲気は 高まっていった。 続く自由発言では、自由発言者が押し寄せて、進行者が順序を定めて発言者も 制限しなければならないほど市民の参加度は高かった。自由発言をしたある大 学生は「天安で集会がなければ1人デモでもするつもりでピケを作った」としな 「頭を殴るな! 市民と機動警察を戦わせるな! 謝罪しても足りない時に弾劾を ありがたく受け入れろ!」という自分で作ったピケの内容を市民に興奮した声で 伝えた。 また市民発言をしたプギル女子高2年の学生は、「私たちが道に出てキャンドル を持つ勇気を持ったのは、学校で習った民主主義のためで、韓国が共和国だと いう事実のためだ」とし「最後までみんなで一緒にキャンドルを持とう」と主 張した。また他の学生は「インターネットで市民を殴る姿を見て腹が立ち、出 てきた」とし「李明博は退け」と叫び、多くの市民の呼応を引き出した。この 外にも多くの市民と学生が自由発言を行い、そのたびに集会参加者は「李明博 は退け!」「告示撤回、交渉無効」 「狂った牛は君が食え」等のスローガンで 応えた。 この日の集会は規模は小さいものの、ソウル光化門の姿とそっくりだった。学 生たちは自発的にキャンドルとおにぎりを配るなど、集会の円滑な進行にボラ ンティアをして、ヒップホップ、フルート演奏、演歌が一塊になる街頭の文化、 抵抗と広場の文化を再現した。市民はみんな共に楽しんでいる姿だった。また 規模は小くても、乳母車部隊と恋人たち、家族が参加する姿、労働者と市民が これまでの距離を狭め、民営化反対、大運河反対、教育自由化反対など主な事 案を共有する姿だった。 集会が終わった9時50分頃から、天安では初のデモ行進が続いた。デモ行進を始 めた市民は「告示無効、交渉撤回」 「李明博は退け」等を叫び、天安の中心街 を行進した。デモ行進隊列の横を通りすぎる車両の搭乗者からも、窓を開けて 「交渉無効」を叫ぶ姿も見られた。歩道の市民も携帯電話のカメラなどで集会 のようすを撮す一方、手を振る姿も眼に触れた。 市民たちは宣伝カーの声が聞こえなくても、自発的にシュプレヒコールをあげ てデモ行進をした。周辺の人とともに市民たちは互いに「天安でこれほど多く の人が集まったのは初めて見た」、「李明博は大変だぞ。なんでこんなに自発 的に集まるのかわからない」など、集会の感想を伝える姿もしばしば見られた。 この日の天安地域集会は6月13日と14日にまた集まることを約束し、夜11時を はるかに超えた時間に終わった。 忠南道瑞山 87年6月抗争21周年の2008年の今日、また市民の抗争が始まった。全国で100万 のキャンドル抗争にするという狂牛病対策委の意志を受け、11回目のキャンド ル文化祭が開かれた瑞山地域でも、最多の市民が市庁前の噴水広場をぎっしり 埋めつくした。 50日以上ストライキをしているガスコリア労働者たちと1か月間工場の前にテン トを張って解雇者復職闘争をしているドンヒオート社内下請非正規職労働者た ちは、キャンドル文化祭5時間前の午後3時から瑞山市庁前とターミナル周辺で 今日のキャンドル文化祭と公共部門私有化反対を伝える宣伝戦をし、市民の 呼応を引き出した。 キャンドル文化祭はリレーで自由発言を続けて進められた。その中でアパート に住んでいるという若いお母さんは、家族皆が一緒にきたと言って「15年ほど 後で赤ちゃんがBSEで死ぬかもしれないと思うと恐くなって参加した」とし、 「キャンドル文化祭に参加した後、BSE牛肉反対横断幕をもらってアパートの各 世帯に配って掲げた」と話し、市民の熱い拍手を受けた。 簡単な自由発言の後、300人ほどの市民は2台の宣伝カーと李明博政権の霊柩車 に続き、道路に出て「狂った牛はお前が食え、李明博」、「牛肉再協議を実施 しろ」というシュプレヒコールをあげながら、約40分ほどデモ行進をした。こ の過程で、店いた多くの市民が通りに出て来て拍手して共にシュプレヒコール をあげ、賛同する姿を見せたりもした。 デモ行進を終え、また文化祭の会場に集まった市民は、教育、学生、主婦、労 働者、農民など、部門別の代表1人ずつが出てきて各自の要求スローガンを叫ん だ。憲法第1条を元気良く歌い、11回目のキャンドル文化祭を終え、14日にまた キャンドルを持って会うことを約束した。 忠南道洪城 1987年6月10日を経験し、覚えている人々が、洪城のブッケ駐車場に集まった。 87年6月10日を直接的に経験していないとしても、民主抗争を記憶している人々 が集まった。そして87年以後に生まれた学生と子供たちが駐車場に集まった。 理由はただ一つ、言葉だけで騒ぐ『民主化』ではなく、大韓民国憲法1条にある 『大韓民国の主権はすべて国民にある』を全身で見せるためだ。 87年民主化抗争21周年の10日の夕方8時、洪城のブッケ駐車場では300人ほどの 郡民が集まって11回目のキャンドルを灯した。駐車場の片隅には「米国産牛肉 輸入反対!李明博打倒!」を叫んで亡くなった故イ・ビョンニョル氏の焼香所を 設置して哀悼の場を用意した。 今日のキャンドル集会は、歌とサクソフォン演奏、そして参加した郡民の自由 発言で進められた。洪城で歯科を運営しているという医師は、「私がこの国で 暮して一番うれしかった日は、私の誕生日でも他のどんな日でもない1987年6月 29日だった。その日は独裁政権が国民に白旗投降した日だ」といった。それと 共に「その時と今と変わった点があるとすれば、それは朝鮮、中央、東亜日報 のような政府代弁マスコミ各社が国民をだましていたが、今はインターネット などで国民の目と耳をふさぐことができないこと。今後もどんな嘘にもだまさ れないように努力しよう」と話した。 今日のキャンドル集会での自由発言は、単に米国産牛肉輸入反対の主張だけは なかった。保健医療労組労働者と全教組の先生が出てきて医療産業化と李明博 の教育政策の問題についての発言もした。 また、洪城地域の畜産業が他のどこよりも多いが、チョン・ウンチョン長官を 支持する洪城郡守を糾弾する発言も絶えなかった。ある郡民は「国民の意思に 逆らって米国産牛肉を輸入するという李明博大統領と洪城郡民の意を無視して チョン・ウンチョン長官を支持する洪城郡守は何が違うのか!」とし「洪城郡守 は退け」と叫んだ。 ブッケ駐車場のキャンドル集会に参加した郡民たちは9時頃に直接通りに出てデ モ行進を進めた。集会参加者はデモ行進をしながら「李明博は退陣しろ」、 「洪城郡守も賛同しろ」、「再協議を実施しろ」と叫び、集会に出られない洪 城郡民に自分達の要求を口をそろえて叫んだ。デモ行進の隊伍は洪城郡庁の前 庭まで行進して、整理集会をした。 集会に参加したある男子学生は、「洪城は金佐鎮将軍、崔瑩将軍を輩出した歴 史のある都市だ。そこで郡民の意を断る郡守がいるということが理解できない」 とし「洪城郡守は李明博が恐いのか郡民が恐いのか、もう一度考えろ」と話した。 今日の集会に参加した郡民は、国民の要求が受け入れられるまで、今後も駐車 場に集まることを約束して、10時10分頃郡庁での整理集会の後、家に足を向けた。 忠南道唐津 抗争の勢いは唐津でも続いた。6.10民衆抗争21周年をむかえた今日、唐津でも 牛肉輸入協定に反対するキャンドル文化祭が開かれた。キャンドル文化祭は 600人ほどの唐津郡民が集まって唐津ターミナル広場で進められた。 労働団体の最低賃金街頭宣伝戦と、農民団体の市内デモ行進で始まったこの日 の文化祭は、いつもと違って唐津郡議会副委員長など4人の郡委員が参加するな ど、現時局への民衆的抵抗の強さを見せた。 キャンドル文化祭には歌、踊り、風物、声楽、子供の替歌などで興と文化を楽 しむ場になった。農民団体が準備したモチを配り、多くの郡民が一つに統合さ れる姿を見せ、さらに暖かい祭りの雰囲気が続いた。 この日の自由発言には、牛肉問題だけでなく、電気水道などの民営化反対の声 と、大運河反対、韓米FTAに反対する声があがり、現政権への民衆的な要求を明 らかにした。キャンドル文化祭を終えた参加者は10時30分に広場を出て、唐津 では初めての市内街頭デモ行進を展開した後で解散した。 大田-チェ・セジン メディア忠清記者 翻訳/文責:安田(ゆ)
[全北]クァントン路を埋めた再協議の叫び、キャンドル民主主義6月抗争21周年全北道民1万キャンドル大会
チャムソリ
www.cham-sori.net / 2008年06月11日9時35分
全州クァントン里の交差点から五叉路広場まで、市民は車道と歩道すべてを埋 めつくした。全北道民1万キャンドル大会は、キャンドルの路上広場で参加者一 人一人の胸をまとめ上げた。 全北地域のキャンドル集会史上最大の人数が集まる...1万5千のキャンドルの叫び 全北地域のキャンドル集会史上最大の人数が集まった。推測でおよそ1万4〜5千 人が参加した。皆がすばらしい感動のキャンドル民主主義を約束した。 数は正確に推定できないほど多くの市民が参加した。市民は李明博政権の一方 的な態度を糾弾した。彼らの表情は「権力の傲慢を国民の力で変える」という 希望に満ちていた。道立国立楽団の舞台公演でキャンドルがゆれた。 車道に座った参加者は、数えられないほど多く、また座る場がなく、歩道まで 立って市民はこの光景を見守って、共にシュプレヒコールをあげ、キャンドル を持った。市民は舞台公演などを見るために前のほうに押し出されてきた。 21周年6月抗争を続ける全北道民 これに先立ち、6月10日に全州市内一円で行われた労働者、女性、大学生、農民、 教師、聖職者、中高生、進歩政党党員など1万人を越える市民がキャンドル路上 広場を作った。それぞれの場所で決意大会をして6月抗争の時にもクァントン路 に集まったように、市民がキャンドル民主主義に出た。 特に子供とともに家族単位で参加した全州市民が目立った。また三三五五同じ クラスの友達どうしでキャンドル広場に出てきた高校生も多かった。「夜間自 習時間に学校に静かに座っていられない」という高校生が制服を着たまま大挙 参加した。 全州五叉路広場で決意大会を終えた大学生は、クァントン路交差点に座った。 特に、ストライキ休業を宣言した全州教大の予備教師が五叉路広場で自由発言 とのりまきで夕食をして、クァントン路交差点に集結した。 五叉路広場で自由発言をしたある学生は「自主的に出てきたのに政府は私たち をサタンの群れだという」と話し、「大韓民国の権力は国民から出てくるのに、 李明博は権力を自分勝手にしている」と批判した。この学生は「国民はこの高 圧的な姿勢が最も嫌いだ」とし「韓牛を食べて長く生きたい」と話した。学生 たちは「李明博は退け、狂牛を大統領府へ」のシュプレヒコールをあげた。 全州市庁の近くで公共部門民営化阻止決意大会をした民主労総全北本部に所属 する2千人の労働者もキャンドルの広場に合流した。労働者たちは「労働者は頭 にきている。腹が立つ」とし「李明博政権を審判する現場ストライキで闘う」 と宣言した。2千人の労働者は「民主労総は頭にきている。李明博を審判しよう」 というスローガンとともに「BSE牛肉再協議、物価暴騰石油価格引き下げ、公共 部門私有化阻止」等も叫んだ。 農民も忙しい農繁期にもかかわらず、予定時間より遅れて全員が公園で決意大 会を開き、トラックに木で作った監獄島流し車にブッシュとMBを乗せてクァン トン路交差点までデモ行進をした。 女性たちも歩行者天国に集まった。特に生協会員の女性は子供たちと共に集ま り「正義の頭巾」をかぶり片手にはペットボトルに砂を入れて振り、再協議を 要求した。女性団体は、それぞれケク寺周辺に文字と絵をかけ、市民がおもし ろそうに見ていた。特に、片手に紙のプラカードと風船を持った生協会員は 「子供の未来がとても心配になって出てきた。はやく再協議をして子供たちの 未来が解決してほしい」と話した。 ▲全北市民がキャンドルでクァントン路交差点を埋めた。[出処:チャムソリ] 再協議実施しろ、しないない李明博退陣しろ クァントン路に集まった市民は「再協議を実施しろ、狂牛を防ごう」と叫び、 通りをキャンドルの広場にした。彼らはキャンドル破棄で6月の抗争を再確認し た。焼身死したイ・ビョンニョル民主市民烈士の追悼詩で故人の魂を慰めた。 1万以上の参席者はキャンドルを頭上に力強く持ち上げ、全州市内を揺るがす叫 び声で「交渉無効全面再協議」を叫んだ。また李明博は米国にというスローガ ンも欠かさなかった。 『6月抗争21周年、全北道民1万キャンドル大会』の取材する地域放送と日刊紙 記者の取材の熱気も熱かった。クァントン路のプンジャク製菓の屋上には、 地域放送のカメラマンが大規模キャンドルの光景を捉えた。 それだけでなく、全北大学校放送局はインターネットのリアルタイム中継をし た。司会者は、市民に画面を見せながら「私たちの今日のこの姿がインターネッ トにそのまま生中継される」と話すと、キャンドルがゆれた。また全州映像高 等学校学生もドキュメンタリー映画製作のために6mmカメラを取った。市民も携 帯電話を出してこの光景を大事に保管するためにボタンを押し続けた。 ▲6月抗争21周年全北道民1万キャンドル大会[出処:チャムソリ] 未来の世代のために、お母さんとお父さんが出た 耳を刺すアンプの声に埋もれながら、キャンドル広場に出てきた市民と短いイ ンタビューをした。初めてキャンドル広場にきたというある松川洞の40代の女 性金某氏は「ひとまずBSEは子供たちの食べ物で、子供たちの未来がかかってい る。苦労して育てたのにBSEにかかればどうすればいいのでしょう」と話した。 彼女は「ソウルには行けなくて、ここにはこなければならない」と誇らしく話 した。 クァントン路キャンドル広場に来た家族参加者と会って話を聞いてみた。舞台 のマイクでインタビューが難しかったが、彼らはよどみなく語った。ある40代 の女性市民は、「私はうまく言えませんが...」と言うと、そばにいたカンサン 小学校の娘、朴某学生は「狂牛を輸入するからです、BSEにかかった牛を食べ るのは心配だからです」ときちんと話した。 参加理由を尋ねると、ある全州チゴク小学校4年のナ某学生は、「初めは見物に きましたが」と話し始め、「BSE感染牛を防ぐために私も参加した」と話すと、 お父さんが息子を抱いてやった。 後に立っていたソンシム女子高3年のノ某学生は「今高校3年だが、人が集まっ ているのに夜間自習をするのは心苦しくて出てきた。勉強したくなくて遊びに きたのではない」とし「すぐ出ていこうと思った。私たちだけが座っているこ とはできず、私たちも集まった」と友人と笑いながら話した。 「BSEもそうだが、公企業民営化政策と教育政策と全てが問題」 二回目の参加だというあるキジョン女子高1年のある学生は、キャンドルを持っ たまま「李明博氏の政策に反対している。何かと言うと、BSEもそうですが公企 業民営化政策と教育政策と全てが問題だと考えます」と物静かに話した。 ▲6月抗争21周年全北道民1万キャンドル大会[出処:チャムソリ] ▲6月抗争21周年全北道民1万キャンドル大会[出処:チャムソリ] 参加者との短いインタビューの間、イ・ジョンヒョン全北環境運動連合司会者 の音頭でクァントン路のキャンドル広場は「李明博は再協議しろ」というスロー ガンが広がった。「告示撤回、交渉無効」スローガンに続き「ソウルには40万 人が集まった」というマイクの声に、参加者たちは大きな歓声をあげてキャン ドル民主主義を昇華させた。通り過ぎる市民も共に連呼して「BSE感染牛防ごう」 「狂牛は大統領府へ」でクァントン路キャンドル通りをぎっしり埋めた。 全北道民たちは李明博政権が持たらす民主主義の深刻な危機をキャンドルで照 らし、李明博審判のキャンドルを広場に持ち出してキャンドル民主主義市民抗 争を続けた。キャンドル街頭デモ行進の参加者は全北日報交差点まで行進した。 彼らは「再協議を実施しろ、できないのなら退陣しろ」と叫んだ。 ▲全北道民1万キャンドル大会街頭デモ行進後自由発言に歓呼している。[出処:チャムソリ] ▲610キャンドル デモ行進後学生と市民の自由発言に歓呼する高校生たち. [出処:チャムソリ] 「李明博審判」のキャンドルが続く...女子高生は「朝鮮、中央、東亜日報はゴミ」 この日の大会を終えて、隊列最前列で歓声をあげて参加したイラン女子高2年の 学生たちは「ソウル集会にも行った。今日は全州市民と一緒にすることが大切 だ。とても感激だ」と話した。彼女らは「李明博はBSEだけでなく公企業民営化、 特別目的高校教育政策などにも問題がある」と批判した。また一部の言論の歪 曲報道を糾弾して「朝鮮、中央、東亜日報はゴミだとぜひ書いてくれ」と要請 した。 交差点に到着した市民と学生は、李明博政権糾弾自由発言(映像参考)をして夜 11時に万歳三唱で全北道民1万キャンドル大会、キャンドルの市民抗争を作った。 一方、全北警察庁はこの日の午後5時から約230人を動員し、行事進行による交 通管理に入った。午後8時から兵務庁五叉路進入車両はキリン広場に、大信証券 交差点進入車両は世宗ロータリーに、全羅日報交差点進入車両はチョンドン方 面に、タガ橋交差点進入車両はワンサン橋とテピョン3街側に迂回させた。 (キム・ヒョンサン記者) ▲6月抗争21周年全北道民1万キャンドル大会[出処:チャムソリ] ▲全州映像関連高校生がプンニョン製菓屋上でドキュメンタリー映画製作のために記録している。 ▲クァントン路交差点歩道近くで駐車しているトラックに上がり、キャンドル光景を見守る市民[出処:チャムソリ] ▲6月10日。6月抗争21周年全北道民1万キャンドル大会[出処:チャムソリ] ▲全北道民1万キャンドル大会デモ行進後、全北日報交差点に市民が集まり再協議と退陣を要求している。[出処:チャムソリ] [写真] 6月抗争21周年全北道民1万キャンドル大会事前行事 ▲女性団体がケク寺の垣根周辺に李明博政権を批判した文字で埋まった幕をかけた。過ぎ行く市民らがつくづくと見守る。[出処:チャムソリ] ▲女性たちがケク寺歩行者天国に家族の健康と生命を守るために出てきた。[出処:チャムソリ] ▲同盟休業を宣言した全州教大の学生が五叉路広場に集まって1万キャンドル大会事前大会をしている。[出処:チャムソリ] ▲全北道民1万キャンドル大会。農民がタガ公園からクァントン路までデモ行進し、ブッシュと李明博を乗せたパフォーマンス島流し車両[出処:チャムソリ] ▲全北地域民主労総所属労働者2千人が全州市庁近くの道路で米国産牛輸入反対と民営化阻止決意大会をしている。[出処:チャムソリ] 翻訳/文責:安田(ゆ)
[蔚山]蔚山市民8千人、キャンドル集会後にデモ行進「李明博は退け。パク・ミョンウ、キム・サンマンも退け」
蔚山労働ニュース
www.nodongnews.or.kr / 2008年06月11日9時44分
蔚山労働者事前決意大会、一般組合員自由発言で進行 6月10日午後6時、蔚山大公園のドンチャン広場で「狂牛病米国産牛肉再協議!大 運河白紙化!公企業、医療私有化反対!公教育強化!2008年闘争勝利蔚山労働者決 意大会」が開かれた。 [出処:蔚山労働ニュース] 3000人の組合員が集まったこの日の決意大会は、いつものように「あなたのた めの行進曲」で始まったが、9日の午前亡くなったイ・ビョンニョル烈士への 黙祷で、いつもの集会と違って厳かに始まった。 司会者は「破格的に進める」とし、隊伍の一般組合員にマイクを渡した。初め ての発言は、13日に全面ストを決意した貨物連帯組合員が始めた。 貨物連帯組合員は「死ななければ、失神してもいい。全てを捨てて一つの命を 捧げても最後まで戦う」と力強く闘争を叫んだ。 続いてマイクを受けとった建設プラント労組蔚山支部の組合員は「7日に蔚山大 公園前にテントを張ったが、警察に侵奪された。また9日の夕方にSK正門の前に コンテナを設置した」とし「会社が警備を通じて10日の夜にコンテナを撤去す ると脅迫した」と伝えた。 次は闘争を始めて1年になろうとするイーランド一般労組蔚山分会組合員が発言 を繋いだ。イーランド一般労組蔚山分会が闘争基金募金箱を回しながらハ・ナ ムスク組合員は「またこうして募金箱を回すのは申し訳ない。いっぱい助けて ほしい」と支持を訴えた。 決意大会最後の発言は、全教組蔚山支部のキム・ジニョン組合員がした。小学 校6年の担任というキム・ジニョン組合員は「学生も李明博のおかげで苦しんで いる。BSE問題で始まったが、もっと大きなものを勝ち取りたい。これ以上苦 しまず、子供たちが幸せになれる学校にするために闘争が拡大したら良い。 最後までやる」と声を高めた。 決意大会が進むほど、闘争チョッキを着た民主労総蔚山本部の組合員たちの周 辺とその間に制服を着た中高生、予備軍服を着たおじさん、子供の手を握る家 族、患者服を着たおばあさんまで、多くの市民が集まり始めた。 蔚山地域労働者歌グループ連合の「大韓民国は民主共和国だ」「FTAを片付けろ」 という歌で幕を下ろした決意大会は、すぐキャンドル集会につながった。 李明博政権審判、民主主義死守100万キャンドル大行進 「大運河スコップ作業!民営化は消えろ!バーシュボウSHUT UP! 朝鮮、中央、東亜日報はゴミ!再協議!再協議!」
いつもより多い民主労総蔚山本部組合員と市民8000人が参加し、蔚山大公園の ドンチャン広場はキャンドルで埋められた。「広野で」に合わせて揺れるキャ ンドルで、蔚山大公園のドンチャン広場一帯はそれこそキャンドルの波、キャ ンドルの広野だった。 [出処:蔚山労働ニュース] [出処:蔚山労働ニュース] 民主労総のハ・ブヨン蔚山本部長が「3000人の労働者が今日のキャンドル集会 に一緒にする」といつより力強い声で初めての発言を進めた。 次に自由発言をしたある蔚山市民は「国民の80〜90%が再協議を望むのに大統領 はしないという。どうすべきか? 韓国の大統領か? 国民の力を見せよう」と声を 高めた。 歴史が好きだという女子高2年の学生は「歴史は勝利した者の記録だという話が ある。私が望むことは、今日のキャンドルが歴史の裏に消えないこと」とし、 「私たちが6.10民主抗争を学んだように、学生が大きくなり両親になった時、 キャンドルを持った今日の闘争を教えたい」ときちんと話を繋いだ。 背が高くてスマートな高等学校男子学生は「BSEの牛がよだれを流して脚をもつ れさせて死ぬのに、そんな牛が私たちの食卓に上がろうとしている」と怒った。 また「学校で何が行われているか? 0時間目復活、優劣クラスなどで学生をつぶ している。いくら頭が悪くても、その程度は分かる。未来を担う青少年だとい うが、そんな青少年として、現在をつぶす大統領をそっとしておくことができ ずにきた。この光の波を大統領府に送り、国民の力を見せよう」と話し、市民 の大きな拍手を受けた。 [出処:蔚山労働ニュース] 集会冒頭を飾ったネドゥルム伝統演技芸術団の太鼓公演、蔚山地域労働者歌グ ループとダンスチームの合同公演、「ヤン・グンクク先生とテピョンソを愛す る人々」の公演などが続いた。 二人の市民が「大運河すぐに中断しろ」というピケを持って自由発言台に上がっ た。彼らは大運河に「ドイツでも失敗した政策で、毎年途方もない赤字、毎年 流れ込む土砂、文化財破壊などの深刻な問題を抱いている」とし「すぐ大運河 を中断しろ」と要求した。また「現政権の無責任な政策を傍観するのをやめよ う。国民の団結した力を見せる時だ」と口をそろえた。 28歳の大韓民国青年と自己紹介したある青年は「朝鮮、中央、東亜日報はゴミ」 と叫んで「朝鮮、中央、東亜日報はぜひ廃刊にしなければならない」と主張した。 FTA反対蔚山女性対策委会員は子供の手をとって舞台に上がり、自由発言を続け た。彼らは「BSE以外に一つ知らせたいことがあってきた。韓国の食糧自給率は 26.2%、コメを除けば5%だ。95%を輸入に依存している」とし「お母さん、お父 さん、みんな消費者だ。優しい消費しなければならない。この時にBSE感染牛と はどういう話か? お母さんたちが力を合わせてBSE感染牛を防ごう。学校給食に BSE感染牛を使わせない」と叫んで、子供たちと共に最近広がっている替歌を合 唱した。 集会場周辺には「命がけで食べなければならないBSE危険食品ベスト30」の1位 ソルロンタン、コムタンスープ、クッパ、2位ハンバーガー、3位ラーメン、4位 ゼリー、5位菓子、そして最後の30位に化粧品と医薬品までがまとめられていて 目を引いた。 [出処:蔚山労働ニュース] [出処:蔚山労働ニュース] キャンドルの熱気がますます高まる中、司会者がソウルでは40万が集まったと 伝えると、集会参加者は大きな叫び声で歓呼した。 2人のハクソン女子高の教師は「学生たちはここでは明るいが、学校ではそうで はない」と話し始めた。教師たちは「学生たちが夜間自習の時間がどれほどだ といって国民をこんなにばかにするのか。そんな大統領引き下ろさなければな らない」と声を高めた。また「学生と教師の補充授業と夜間自習のおかげでキャ ンドル集会にこれない」とし「補充授業と夜間自習を廃止しろ」と叫び、学生 の大きな歓呼と拍手を受けた。 ファボン洞で暮す小学校6年の子供は「李明博おじさんは理解できない。4800万 人のうち1人でもBSEで死んではいけないのではないか」と震えながらもきちん と言葉をつくして降りて行った。 最後の自由発言をした制服を着た高3女子高生らは「今BSE牛肉を輸入するとい うのに、なぜ勉強して働くのか? 李明博という人が私たちを踏みにじって殺そ うとするのに、そんなことがあるのか」と憤激をさく烈させた。 また「われわれはゴミではない。米国の犬も食べない30か月以上の牛肉は食べ られない。お母さんお父さんおばあさんおじいさんにも食べさせることはでき ない」とし「今重要なことは牛肉の再協議ではない。李明博退陣が本当に重要 だ」と叫んだ。これに参加者は「大統領府に行こう」という叫びを上げた。 キャンドル集会は、波乱の歌公演で終わったが、隊伍は「李明博政権審判・民 主主義死守・100万キャンドル大行進」のプラカードを持って再び通りに出た。 [出処:蔚山労働ニュース] [出処:蔚山労働ニュース] [出処:蔚山労働ニュース] 街に出た8000本のキャンドル...2時間デモ行進 キャンドル集会を終えた市民は、蔚山大公園同窓広場を出てデモ行進を始めた。 工業塔ロータリー方面に入った隊伍はタルドン交差点を回り、蔚山市庁方面に 行進した。デモ隊列はタルドン交差点から蔚山市庁まで4車線を埋めつくした。 市民は愛国歌とアリランを歌いながら、フラソングに合わせて「李明博は退け」 「パク・ミョンウも退け」「キム・サンマンも退け」というシュプレヒコール をあげた。 デモ行進はテファロータリーでしばらく止まった。隊伍の一部が大和橋を渡り、 ウジョン洞方面に向かったが、残りの参加者はテファロータリーを戻った道に また道を捉えた。 デモ行進はテファロータリー→蔚山市庁→タルドン交差点→工業塔ロータリー を通り、蔚山大公園同窓広場で夜11時に終わった。参加者は「大韓民国国民万 歳」を三唱した後、13日と14日のキャンドル集会を約束してこの日の集会をす べて終えた。 ▲全国100万キャンドル大行進に合わせて蔚山でも8000人の市民がキャンドル集会を開いた後、二時間の間デモ行進をした。[出処:蔚山労働ニュース] [出処:蔚山労働ニュース] [出処:蔚山労働ニュース] [出処:蔚山労働ニュース] 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2008-06-12 03:11:29 / Last modified on 2008-06-12 03:11:30 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |