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韓国:止められない市民の「遊び心」.. デモを祭りに | ||||||
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止められない市民の「遊び心」.. デモを祭りに[22日08:10]市民たち「楽しい闘争」で終わったが警察は連行で応答
特別取材チーム/ 2008年06月21日21時32分
[22日08:10](最終)「楽しい闘争」だったが光化門で解散させた警察、デモ隊を連行 市民たちにとって、牛肉再協議と李明博退陣はもはや苦しい戦いではない。 「闘争は楽しくなければならない」という命題は、まさに彼らの言葉だろう。 6月21日午後2時からソウル市内のあちこちで始まったキャンドルのデモ行進は、 6月22日午前8時頃に終わろうとしている。 世宗路交差点で「暴雨の中の祭り」を続けた市民は、この日午前7時50分頃ソウ ル市庁まで互いに肩を持って「電車ごっこ」をしながらデモ行進し、15時間以 上のこの日の日程を終えることにした。参加者は集会が終わってもとても残念 そうにこの日の午後7時、またキャンドルを持って集まろうと約束した。
彼らの「楽しい闘争」がいつまで続けば李明博政権が彼らの声をちゃんと理解 するのか気になる。 一方、参加者のほとんどが南大門を通り市庁へと「電車ごっこ」で行ったが、 光化門交差点に残った300人ほどは「このままでは帰れない」と光化門交差点を 離れなかった。 彼らは前日の夜、ロープで引いて交差点に止めた警察バスを警察が牽引してい こうとすると「夜中に私たちが引っ張ってきたバスをなぜ牽引していくか」と し「まず明博山城を作った警察バスから牽引していけ」と牽引を防いだ。
警察は午前8時40分頃、光化門交差点を占拠していた市民を解散させ始めた。こ の過程で、警察は過激デモを理由に市民1人に暴力を使って連行した。これに抗 議した市民1人と警察の解散に抵抗した市民1人を追加で連行した。警察はこの 過程で、連行過程を取材した記者の取材も妨害し、記者から激しい抗議を受け た。 この日は、警察車をロープで引く過程で警察と衝突した5人が連行され、解散の 過程で3人が連行された。 [22日07:40](9信)光化門は今暴雨の中で「お祭り騒ぎ」 朝が明るくなったが、市民は疲れを知らない。多くの市民が帰ったが、7時30分 現在も暴雨の中で世宗路交差点一帯には2千人の市民が集まっている。 市民のデモは、雨脚が強まるとむしろ祭りから遊びに変わった。市民は降しき る雨の中、「広野で」、「アリラン」、「初めてのように」等の歌に合わせて 「電車ごっこ」と「カンガンスレ」などをして祭りを楽しんでいる。 ある人たちは大学時代に覚えたらしい律動をして、ある人たちはアスファルト の地面にたまった雨水で水遊びをして、また予備軍服を着た市民は「PT体操」 をして、それぞれのやり方でデモの祭りを楽しんでいる。 立て続けに宣撫放送をしていた警察も、市民のこうした姿にもはや言葉を失っ たかのように、放送をしなくなった。また、警察が解散を勧める放送をすると、 市民たちは「歌え」を叫んだ後、「歌えば帰る」と叫んだ。 むしろ狂牛病国民対策会議が準備した宣伝カーの燃料がなくなり、主催が当惑 している雰囲気だった。7時30分現在、対策会議は「宣伝カー運転するおじさん に申し訳ない。あと二曲だけ歌を歌おう」と提案し「広野で」を歌った。市民 はこの音楽に合わせて肩を組み、互いに声をそろえて「広野で」を歌っている。 [22日05:50](8信)戦闘警察バスに放火を試みた男性、市民につかまる 明け方4時40分頃、ある男性が戦闘警察のバスに火を付けようとし、市民に阻止 された後、捕まるという事件が発生した。世宗路交差点を封鎖した戦闘警察バ スには警察が火災の危険が高いグリスを塗っていたため、大きな事故につなが りかねない危ない瞬間だった。 この男性を捕まえた後、市民たちは「私服警官ではないか、わざわざ火を付け て市民を暴徒にしようとした『偽装活動家』ではないか」などの声があり、 この男性を激しく追い詰めた。 この状況を目撃したカラーTVインターネット生中継をしていたチン・ジュングォ ン中央大兼任教授はこの男性の身元と放火の意図を確認するために面談を試み た。この男性はチン教授との面談で、「なぜ放火をしたか」という質問に「火 を付けようとしたのは私の誤りだ」と放火未遂の事実を認めたが、その動機に は一切口を開かなかった。
ところがこの男性が持っていたカバンからは、スパナ2本とこの日の集会で配ら れたチラシなどが入っていて、その動機をめぐり、市民は疑惑を提起した。 特にチン・ジュングォン教授がこの男性に「なぜスパナを持ち歩くのか」と尋 ねると、初めは「知能的にデモを助けたかった」と話し、追及を続けると「私 は農機具を製作している」と言葉を変えた。 そのためチン教授が「デモと農機具に何か関係があるのか」と再度質問すると、 この男性は「社会の状況を把握できなければ、市場性が分からない。私はOO大 学で農業活動に行ったが、そのときFTA集会に行った。私のような人は多いだろ う」とでたらめを話した。 またこの男性は「誰かにやらされたのではない」と単独で放火をしようとした ことを強調したが、結局放火の動機には何も話さなかった。 この男性は「座っていて、そんな気になった。(戦闘警察バスに)燃料タンクが あるが、私が整備するとき油を抜いてしない」とし「注油口を開けて火をつけ れば、はやくデモが終わるのではないかと思った」と再度放火の試みの事実は 認めた。 市民たちはこの男性の処理をめぐり激しい討論を繰り広げた。一部の市民は相 変らず私服警官の可能性を疑い「警察に渡してはいけない」と主張し、また別 の市民たちは「市民がむしろ暴徒に追い詰められる」とし、警察への引き渡し を要求している。また一部の市民たちは「すでに身元と放火に関する陳述を確 認したので、そのまま帰そう」という意見もあった。 市民たちは即席で討論をした後、5時50分頃放火未遂疑惑で警察に引き渡すこと に最終的に決定し、警察に連絡を取っている。 [22日03:50](7信)警察「放水銃」の威嚇に市民たち「今日シャワーさせてくれ」 「放水銃を発砲する」、「検挙する」という警察の警告放送が続いているが、 市民のデモは続いている。明け方4時近くなり、市民の数はとても減ったが、 3時40分現在も光化門一帯には4千人の市民がデモを続けている。
また市民は警察の宣撫放送と「検挙」、「放水銃鎮圧」の威嚇にも、特有の才 気を失っていない。警察が休む暇もなく警告放送をすると、ある女性市民が狂 牛病国民対策会議の宣伝カーに上がってマイクを捉えた。 この女性は「警察の皆さん、私たちを家に送りたいんですね。私たちも家に帰 りたいのですが。私どもは賎民なのでタクシー代がありません」と話し、市民 から大きな拍手を受けた。 この女性はまた「もうすぐ散水する」と警告する警察に「私たちは賎民なので、 お金もなく、シャワーもできません。私たちに今日、シャワーをさせて下さい」 と真っ向から対立した。この女性は発言を終えようとしたが、市民たちは「も う一度」を連呼して、またマイクを捉えた。 彼女は「ネズミ明博の家の前だ。ドアをあけろ。李舜臣銅像はおまえのか。李 舜臣将軍が空で血を吐いてるぞ。ネズミ明博、頼むから部屋から出ていってく れ」と李明博大統領を嘲笑し「私たちは勝つ。キャンドルで、民主主義で、私 たちは主権を持っている」と話し、一座の大きな拍手を受けた。 このときも「警察車破損の費用を払わせる」という婦人警官の警告放送が続き、 この女性は「私たちが引き出した警察の車に丁寧に'キプピング」しておいた」 とし「民衆のツエはまた民衆に戻れ。君たちに警告する」と叫んだ。 一方、宣伝カーでは子犬もマイクをつかんだ。スピーカーから子犬がほえる声 が聞こえると、またこの女性は「私が解釈する」とマイクを取った。彼女は 「『李明博、君は私よりダメだな。猫だけがミョンバクネズミを捉えるわけで はない。私もネズミ捕りはうまいぞ』と子犬がおっしゃいました」と話し、市 民の爆笑をさそった。 [22日02:10](6信)戦闘警察、市民の護衛の中から復帰
鐘閣付近で戦闘警察バスの中で孤立していた戦闘警察は、1時46分頃市民の護衛 で安全に部隊に復帰した。市民は戦闘警察が車から出ると、双方でスクラムを 組んで道を作り、偶発的な事態に備えて戦闘警察を保護した。 一部の市民からは「武装を解除して送るべきではないか」という意見もあった が、多くの市民は「そのまま帰そう」と叫んだ。 警察は市民たちに「一般市民」という呼称を付け、「一般市民は安全のために 解散しなさい」と警告放送をしている。これに対して一部の市民は「自分の足 で出てきた。一般市民以外の市民がいるか」と抗議した。 一方、2時10分頃、戦闘警察バスを挟んで消火器を撃ち、市民と対峙していた戦 闘警察1人が市民側に連れ込まれた。すると消火器を粉末粉をかぶって興奮した 一部の市民がこの戦闘警察を取り囲んだ。市民は「殴るな」、「非暴力」等の シュプレヒコールをあげて、彼らを制止した。 [22日01:40](5信)警察「解散しろ。散水する」警告中 22日午前1時15分頃、教保文庫側のバス1台を市民が引き出した。すると警察バ スの中にいた警官が前方の扉を閉め、市民に消火器を再び噴射した。そのため 市民は警察バスを50メートル程度、鐘閣付近まで牽引した。中にいた警官はバ スが引かれていく間も、市民に消火器を噴射し続けた。 市民に囲まれて戦闘警察バスが孤立し、中の戦闘警察に「安全に帰すから出て きなさい」と言ったが、戦闘警察は盾でバスの扉を封鎖してバスの中から出て こない。市民は前後の扉にスクラムを組んで戦闘警察が安全に出られるように 道を開けている。
一方、警察は1時30分頃、戦闘警察バスの車壁の後に散水車を待機させた後、 「即刻解散しなければ散水する」という警告放送をしている。戦闘警察も戦闘 警察バスの横の歩道で「隊列整備」などの掛け声をかけ、鎮圧を始める態勢だ。 特に警察は一貫して一般市民と運動圏を分離するために全力をふりしぼってい るようだ。警察は放送で「一般市民の皆さんはすぐ解散してくれ」とし「検挙 作戦が始まると、前にいる過激デモ隊は一番最初に逃げる。一般市民は検挙さ れないよう、安全のために今すぐ解散してくれ」と警告している。 [00:40](4信)警察消火器噴射、市民は「撃つな」を連呼
11時頃、「国民土城」を完成させた市民は、各インターネットカフェと団体旗 を掲げて警察バスに上がり、いっせいに旗を振った。これを見ていた市民たちは 拍手をしながら歓声をあげた。 続いて12時頃市民らは世宗路交差点をふさいでいる警察バスにロープをかけて 牽引しようとした。市民たちは李舜臣銅像の右側の教保文庫ビル側、左側の現 代海上側、そして中央付近のバス車両にロープをかけて引き始めた。 左側のロープは市庁方面東和免税店建物に達するほど長く、後にいた市民もみ んなロープをとり長い行列になった。市民たちは「よいしょよいしょ」と叫び ながらいっせいにロープを引いた。すると警察は市民に数回消火器を噴射した。 市民たちは警察が消火器を噴射すると、「撃つな」等のシュプレヒコールをあ げて旗と傘などで消火器粉末を防ぐことに全力をつくした。特にこの日、警察 は警察バスに上がり動画を撮影していた記者に消火器を集中して噴射した。
一方、この日、警察は始終一貫「不法デモを止めて解散しなさい」という警告 放送をしている。特に警察はこの日、いわゆる運動圏と市民を分離するために 不断に努める姿を見せて目を引いた。 警察は宣撫放送で「市民の平和集会を尊重する。しかし過激分子が不法暴力デ モを扇動している。市民は扇動されるな」という放送をし続けた。また警察は 「これが皆さんが望む平和か」と市民を叱責し、「周辺で生中継をしているイ ンターネット新聞各社はこうした暴力行為を広く知らせてくれ」と訴える姿を 見せた。 特に警察は、宣伝カーを通してシュプレヒコールをあげた国民対策会議の関係 者の名前をあげて「OOOさん、これがあなたが望む行動ですか。扇動を止めろ」 と警告した。 しかし市民は「李明博が不法だ」、「不法駐車をどかせ」とシュプレヒコール をあげてデモを続けている。深夜12時を過ぎても世宗路交差点一帯には1万人の 市民が集会を続けている。 一方、12時15分頃、現代海上側のロープが切れ、女性市民1人が傷を負う事故が 発生した。 [22:30](3信)世宗路交差点に姿を表わした「国民土城」 キャンドル市民が「明博山城」に対抗して積むといった「国民土城」が世宗路 交差点に次第に姿を表わしている。キャンドル文化祭を終え、午後9時頃世宗路 交差点に到着した市民はグリスまみれの戦闘警察バスの壁と向き合った。 すべての戦闘警察バスの上には青いプラスチック遮断板が設置され、その後に は戦闘警察も車両の上に一列になって立ち並んだ。警察採証要員はマスクとハ ンカチで覆面をしているものもいた。戦闘警察バスの5メートル前には、警察が 阻止線を張り、ここに到着した市民と対峙した。このようにして警察は景福宮 方向の世宗路交差点を完全に封鎖し、市民は「李舜臣を釈放しろ」というシュ プレヒコールをあげることもした。 警察は休む暇もなく宣撫放送を続け、「ソウル市民を扇動するな」、「阻止線 を越えるな」、「拡声器を持った人は私たちが見ている」と市民に警告した。 しかし、すぐ砂を積んだトラックが到着し、阻止線の前に砂をまくと、これを 砂袋に入れようとする市民が駆け付けて阻止線が崩れた。
市民は午後9時35分頃から砂袋を戦闘警察バスの前に積み始めた。この日準備さ れた4台の砂を積んだ車両のうち2台は警察に押収され、1台は東子洞で警察に車 のキーを押収されたまま放置されている。 東子洞から直接砂を運んできた市民は10時10分頃、世宗路交差点に到着し始め た。世宗路交差点に殺到していた市民は彼らが入れるように道を開けて熱い拍 手を送った。 市民が戦闘警察バスの前に砂袋を積み続けていると、鍾路警察署長は宣撫放送 で「明白な不法デモをしている」と解散を推奨している。 一方、世宗路交差点にトラックを運んだ運転手は砂を下ろして帰ると、警察に 連行されたと知らされ、市民が怒ることもした。 10時30分現在、市民が積んだ「国民土城」は戦闘警察バスとほとんど同じ高さ になった。
[21:30](2信) 「国民土城」を築くために砂を持って行進 警察のトラック牽引の知らせを聞いて駆け付けた2千人の市民がソウル駅近くで 砂トラックを「援護」した。 警察はソウル駅前の東子洞バス停留場近くで砂を積んだトラックの鍵を押収し た。市民は警察がトラックを牽引する直前に現場に到着し、市民は警察と牽引 車両を取り囲んで牽引を阻止した。
車両の鍵がなく、市民の間からは「車を押して市庁に行こう」という意見も出 てきた。しかし市民は安全事故を憂慮し、2千人の市民が砂を直接光化門に運ぶ ことにした。これに伴い、市民は周辺の店からビニール袋を買ってきて、砂を 入れ、光化門まで行進した。 [21:00](1信) 「SRMと2MB(李明博)は大韓民国からなくなれ」 政府が米国との追加交渉結果を発表したが「48時間非常国民行動」二日目の日、 第45次キャンドル文化祭が6月21日午後7時30分頃にソウル市庁前の道路で始まっ た。この日、6万人の集会参加者は政府の追加交渉結果を批判して、再協議を要 求した。 国民健康のための獣医師連帯のパク・サンピョ政策局長は「危険物質が入るよ うになる誤った交渉で国民を欺瞞している」とし「政府は米国をびっくりさせ るカードがあるといったが、むしろ国民の怨念の声を大きくしただけだ。それ で聯合ニュースと朝鮮、中央、東亜日報等を使って言論プレイをし、何かすご い交渉であるかのように詐欺を働いた」と批判した。 パク・サンピョ政策局長は月齢制限方式で米国側と合意した品質管理制度(QSA、 Quality System Assessment)プログラムにも「QSAは韓国のKSマークのように事 業主が自主的につけるもので、これは政府の保証ではない」とし、「これでは 絶対にBSE特定危険物質をろ過することができない」と指摘した。 MBCの100討論に出演して反応が良かったキム・ジユン氏は、自分への虚偽の事 実を流布したハンナラ党のチュ・ソンヨン議員を猛非難した。キム・ジユン氏 は「口を開くと妄言を吐く妄言爆弾チュ・ソンヨン議員をネチズンは『さらに 多くのキャンドルを集まらせた』ので、チュ烈士と呼んでいる」とし「李明博 大統領が『骨に凍みて反省する』対国民謝罪から24時間もたたずに、キャンド ル市民を賎民民主主義というなど、ハンナラ党の本性を表わした」と批判した。 キム・ジユン氏は続いて「チュ・ソンヨン議員は私一人だけの名誉を傷つけた のではなく、キャンドル集会に集まった国民全体を侮辱し、名誉毀損した」と して「牛肉からSRMを完全に除去しなければならないように、大韓民国からは 2MB(李明博)を完全に除去しなければならない」と主張した。 映画「同年齢課外」で有名なキム・ギョンヒョン監督もこの日舞台に上がって チュ・ソンヨン議員に「本来ヨッパライで有名だったためか、私たちを賎民民 主義といった」とし「民心が天心で、皆さんは天心なのだから、天の文字を使っ て天民民主主義が正しい」と話すと、市民はキャンドルを持ちあげて歓呼した。 (訳注:韓国語では「賎」と「天」は同音) キム・ギョンヒョン監督は「2007年に映画人らがスクリーンクォーター問題を 筆頭に韓米FTAに反対して街に出てきてから、韓米FTAがいかに恐ろしいのかを 知った」、「私たちの力で歴史を変える。絶対キャンドルを消してはいけない」 と話した。 民主労総の李錫行委員長は「民主労総が米国産牛肉が輸入される港を封鎖する というので朝鮮、中央、東亜日報は『恐れることはない』というが、国民の 60%が私たちのストライキを支持している」、「民主労総はキャンドル局面を私 たちが導くのではなく、皆さんの偉大な闘争に学ぼうとしている。キャンドル と共に、ぜひゼネストを成功させる」と決意を示した。このような李錫行委員 長の発言に市民は「民主労総がんばれ」とスローガンで応えた。 お揃いのキャンドルが描かれた赤いTシャツを着た、いわゆる「キャンドル少女」 は今日の午後、ソウル市内10か所で行われた1人デモを報告した。彼女らは「今 日午後8000番バスに乗って大統領府へ向かったある少女を警察約100人が清雲洞 町役場前で止めた」とし「警察は8000番バスの運行を完全に中断させた」と語った。 一方、この日の集会の途中、8時25分頃に「国民土城」を積むために準備された 砂を積んだトラックが、ソウル駅で警察に包囲されたという知らせが伝えられ た。市民たちはこの知らせを聞き、大学生と労働者千人ほどがソウル駅にデモ 行進を始めた。8時50分頃、ほぼ集会は終り、残る市民も光化門方向にデモ行進 を始めた。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2008-06-22 22:54:28 / Last modified on 2008-06-22 22:54:30 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |