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「政府発表、国民抵抗を一時逃れるための欺瞞策」

狂牛病国民対策会議、「問題は30か月以上だけではない」

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2008年06月03日13時55分

今日(6月3日)、チョン・ウンチョン農林水産食品部長官が米国に30ヶ月以上の 米国産牛肉輸出中断を要請したと明らかにした。チョン・ウンチョン長官は 「米国側から回答があるまで輸入衛生条件告示を留保して検疫を中断すること にした」と明らかにした。

これに対して狂牛病国民対策会議は「検疫主権と国民健康権回復のためにこの 一か月キャンドルで燃え上がった国民抵抗運動が、ついに勝利に向かって進ん でいる兆候」と歓迎しつつ「今回の発表は国民健康権を回復して確立するには 足りない」と指摘した。30か月以上の米国産牛肉輸出中断要求が一時的なのか、 永久的なのかが不明だという。

こうした政府の発表に対して狂牛病国民対策会議は「もし永久的なら国民の説 得に役立つことなので、指摘しない理由はない」とし「永久的な措置というこ とが意図的に考えられたのは、米国産牛肉の輸出中断が一時的だということが わかる」と反論し、「時期だけを後回しにした以外の何でもない」と批判した。

狂牛病国民対策会議は「今日の発表は爆発する国民抵抗を一時的にまぬがれる ための卑劣な欺瞞策」とし「本当に政府が国民の健康を守りたければ『30か月 以上の米国産牛肉の永久的輸入中断』を明白な政府方針として確認し、これを 米国側に要求しなければならない」と明らかにした。

また狂牛病国民対策会議は「問題は30ヶ月以上の米国産牛肉だけに限らない」 とし「30か月未満の牛肉とともに入ってくるBSE特定危険物質問題などを含み、 多くの点で致命的な問題がある」と反論し、「政府は取り繕いを直ちに放棄し て国民の意思を全面的に受け入れろ」と要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-06-06 23:01:46 / Last modified on 2008-06-06 23:01:47 Copyright: Default

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