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警察の採証撮影の疑い、市民に見つかる

[27日22:00]南大門署刑事、「私たちの職員連れて行くのか」と認める

キム・サムグォン、チョン・ムンギョ記者/ 2008年05月27日22時19分

今日(5月27日)キャンドル文化祭が進められている間、私服警官と思われる人が こっそりとキャンドル文化祭の参加者たちを撮影し、市民に首筋を抑えられた。 午後10時現在、キャンドル文化祭が進められた舞台の前で 市民400人あまりが私服警官と疑われる人を囲んですぐに身元照会をすることを要求している。

▲採証した私服警官と思われる人(中)にパク・ウォンソク状況室長(右)が身分確認を要求している。

この人が撮ったビデオ撮影分は、これを見た市民によれば 報道や個人が動いて写したものではなく、車の中のようなところに固定し、 こっそりと写した場面が含まれていた。 市民はキャンドル文化祭に参加した人々の顔を採証しようとしたのではないかという 疑いを提起した。 その後、市民はこの事実をBSE対策会議側に伝え、ビデオカメラを対策会議側に渡した。

▲私服警官と思われる人が撮ったビデオ。一人一人の顔が詳しく撮影されている。

そのため市民は私服警官と疑われる人に対し、身分とビデオ撮影分の使用目的を 明らかにすることを要求した。だがこの人はこれを拒否し続けた。 「用途は何か」という記者の質問にこの人は 「インターネット・カフェに書き込もうと思った」といい、また 「どのインターネット・カフェの会員か」という質問には 「ただ私一人で見るため」と言葉を変え続け、採証目的ではないかという疑いは さらに大きくなった。

結局、市民は警察に通報して5分もたたないうちに南大門署の刑事たちが集まっ てきた。南大門署署長まで総出動した。南大門署の刑事たちは、採証疑惑を提 示する市民に「私有財産のカメラを奪い取ったのだから、警察署に来て一緒に 話さなければならない」と警察署に行くことを要求したが、市民たちはこれを 拒否して強く抗議した。市民たちはBSE対策会議事務室に行って話すことを要求 した。

▲南大門警察署署長(中)も出動して採証疑惑を受けている人を警察署に連れて行こうとした。

BSE対策会議のパク・ウォンソク状況室長が採証疑惑を受けている人に「警察が 雇った採証要員ではないですか」とまた尋ねると、肯定も否定もしなかった。

そのため市民たちが身元照会を要求し続けると、南大門署の刑事1人が採証疑惑 を受けている人を連れて行こうとした。これに対して市民たちは「なぜ連れて 行こうとするのか」と尋ねると、「私たちの職員を私たちが連れて行くのに何 の問題があるか」と失言、南大門署の刑事が自ら採証をしたことを認める格好 になった。

▲400人あまりの市民がこの光景を注目して採証疑惑を受けている人に身元確認を要求している。

市民は継続的に採証疑惑に対する糾明と、私服警官と疑われている人の身元照 会を要求している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-06-01 03:03:40 / Last modified on 2008-06-01 03:03:42 Copyright: Default

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