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韓国:限りないデモ行進、「広場を返せ」 | ||||||
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限りないデモ行進、「広場を返せ」[9信13日01:50]市民たち、YTNからまた市庁へ
特別取材チーム/ 2008年07月12日18時57分
今日のキャンドル集会は絶え間ないデモ行進で進められている。 市庁前に到着した戦闘警察バスに阻止されると、市民たちはYTN前に移動して、 李明博政権の言論弾圧に批判の声をあげた。ク・ボノン社長がYTNに就任したこ とに対して市民は「李明博政権がYTNを掌握しようとしている」と批判している。 YTN前に到着した市民は「言論弾圧中断しろ」、「李明博は退陣しろ」と叫んだ。 当初、YTN前で整理集会をして解散しようとしていた市民らは、ソウル市庁前に 残っていた一部の市民に警察が強制解散しようとしたという知らせを聞いて、 またソウル市庁前に集まった。市民たちは「ソウル市庁広場に行きたい」と声 をあげ、戦闘警察バスをどかすよう要求した。 1時30分頃、市民たちはソウル市庁前広場を取り巻いている戦闘警察バスの壁に 沿って国家人権委員会前の道路でまたデモ行進を始めた。市民たちはきっちり とめられた戦闘警察バスに怒りの叫びをあげ、戦闘警察バスを何回も押した。 今日のキャンドル集会に参加した『キャンドル自動車連合』の車両はスローガ ンに合わせて、クラクションを鳴し、デモ行進の隊列と共に移動している。 市庁前の行列、南大門方向に移動準備 市庁付近で警察の戦闘警察バス車の壁と戦闘警察に遮られ、30-40分ほど留まっ ていたキャンドル行列がまた移動している。 旗を掲げた市民が集まり、以後のデモ行進について議論した結果、「警察車の 壁で遮られて何もできない状況で、警察が強制解散作戦を展開すれば、犠牲が 出る」ということに合意し、崇礼門に近いYTN前に移動して抗議デモを続けるこ とにした。 深夜12時現在、市民はYTN前に移動することを周辺に提案し、徐々に南大門側に 足を向けている。 長距離キャンドルデモ行進、市庁に到着して警察と対峙
長い間デモ行進をした市民は、夜11時20分現在、市庁の近くに到着した。 夕方7時頃から市庁に近い国家人権委員会前を出発した行列は、明洞、乙支路、 鍾路を通り、曹渓寺、また安国洞ロータリーから鍾路、東大門、乙支路、明洞 を通って、崇礼門を回り、市庁前に到達した。およそ4時間の長時間、長距離の デモ行進だ。キャンドル自動車連合も警笛を鳴らしてデモ行進に参加し続けた。 市庁前ソウル駅方向の道路10車線全てを占拠した市民たちは、この道路で警察 にぶつかった。警察は戦闘警察バスで全車線を塞ぎ、戦闘警察バスの前には多 くの戦闘警察が隊列を備えている。 キャンドルデモの参加者は、戦闘警察と20メートル程度の距離をおいて「広場 を市民に」、「平和集会を保証しろ」といったシュプレヒコールをあげている。 警察はこれらの市民に解散警告放送をしている。 長いデモ行進に疲れた市民は、周辺の歩道に座って休んでいる。楽器を持ち出 した市民は「広野で」、「あなたのための行進曲」などを演奏している。目的 地のソウル市庁付近までうまく来られたので、ここでしばらくの間、警察との 対峙状態が続くものと見られる。 ソウルあちこちを行進、また市庁広場に
鍾路一帯をデモ行進して夜10時頃、東大門に到達したキャンドル行列は、 午後10時20分現在、また市庁方向に向きを変えた。 鍾路1街の普信閣側に集まっていた市民も本行列に合流し、やはり数千人の市民 が雨の中でデモ行進を続けている。多くの市民が傘をさし、雨具を着ていたが、 繰り返し暴雨が降り、ほとんどが服を濡らした。雨脚が強まると市民たちはむ しろ大声で歓呼して、水溜まりで足踏みをしながら楽しいデモ行進をした。 また片方向の全車線を占拠して市民がデモ行進をしている間、警察の姿は見ら れなかった。東大門前のショッピングモール「ドゥーダ」前まで行進した市民 は、フリョノン公園を通り、また乙支路をデモ行進している。市民たちは「市 庁! 市庁!」と叫んで、行先地を知らせた。 キャンドルデモ行進継続、東大門方向進出中 安国洞道で戦闘警察バスの壁でデモ行進が遮られた市民は、またデモ行進を再 開した。「アンチ李明博」の旗を掲げた李明博弾劾汎国民運動本部の会員がま ず鍾路警察署方向に向かい、安国洞ロータリーで止まっていた市民も20-30分 後、また彼らについてデモ行進をしている。 午後9時30分現在、市民は楽園商店街をすぎて、鍾路3街から東大門方向へと進 みつづけている。暴雨が降ったりやんだりを繰り返す天候でも、相変らず多く の市民が傘をあげて「李明博は退け」などのシュプレヒコールをあげている。 戦闘警察バス車の壁がないところでは止まらずに指導部なしのデモ行進を続け ている市民は、東大門方向が5千人程度、鍾路1街普信閣前にも千人ほどが集まっ ている。 「キャンドル文化祭の代わりにキャンドル行進」 ソウル市庁に近い国家人権委員会前を出発し、乙支路、鐘閣を経て午後8時10分 頃に曹渓寺前に到着した後、しばらく止まっていたキャンドルの行列は午後9時 現在、また移動している。 狂牛病国民対策会議が曹渓寺前でキャンドル文化祭を始めるために小さな舞台 を作ったが、市民はここでのキャンドル文化祭ではなくデモ行進を主張、しば らく意見の衝突があった。対策会議側は「私たちの基調は『平和集会』だ。な ぜ私たちがここに集まったのか。これからキャンドル集会をどうするのかを話 した後に行進しても遅くない」と話したが、「なぜ曹渓寺前で座っているのか」 という市民らの激しい抗議が続いた。 このような意見が続き、対策会議もまた「デモ行進」を宣言、市民が安国洞ロー タリー方向に進み続けた。移動中に大幅に増え、1万人に迫るキャンドルの行列 は、午後9時現在安国洞ロータリー光化門方向の安国洞道で戦闘警察バスの車の 壁に遮られて止まっている。
キャンドル市民5千人が街頭デモ行進を開始 警察のソウル市庁広場の封鎖で国家人権委員会前に集まっていた市民は、 午後7時30分頃から街頭デモ行進を始めた。 市庁近くの人権委員会前から乙支路方向へとすぐ街頭デモ行進を始めた市民は また鍾路方向に曲がり、現在は普信閣前まで達しているが、さらに数が増え、 5千人ほどになっている。 彼らは「国民が勝つ」、「キャンドルデモを続ける」、「李明博は降りてこ い」、「平和集会保証しろ」、「拘束者を釈放しろ」などのシュプレヒコール をあげて、キャンドルを灯した。キャンドル自動車連合に所属する会員は、乗 用車10数台で警笛を鳴らしながら、共に行進している。これらの自動車には太 極旗とスローガンが書かれたプラカードなどが付けられている。 小さな宣伝カーを走らせてデモ行進を率いる狂牛病国民対策会議は「今日警察 が市庁広場の源泉封鎖でキャンドルを消そうとしているが、キャンドルは絶対 に消えない」とし「これほど多い市民がいるのを見ろ」と市民を励ました。 市民はたまに雨がふる中、キャンドルを持ってデモ行進を続け、午後8時現在、 先頭は曹渓寺付近に着いた。手配された状態で曹渓寺で座り込みをしている対 策会議の活動家が曹渓寺の入口に出てきてキャンドルを持ち、一列に立って市 民に手を振っている。今日合流した興士団教育運動本部のクォン・ヘジン事務 局長を含む手配犯人7人が全員出てきた。彼らの姿を見た市民は歓声と共に手を 振って、彼らを励ましている。 ソウル市庁周辺一帯警察完全封鎖
午後7時20分頃からキャンドル文化祭に参加する市民が市庁付近国家人権委員会 前のプレジデントホテル三叉路に集まっている。清渓広場に集まっていた5百人 ほどの市民も知らせを聞いてここに移動している。 狂牛病国民対策会議旗は人権委前の三叉路に到着しており、市民と共に「市庁 前でキャンドル集会ができるように場所を確保しよう」と周辺に知らせている。 [1信12日19:00]市民たち清渓広場に集まる 狂牛病国民対策会議の主催で汎国民キャンドル文化祭が開かれるソウル市庁広 場周辺は、警察が動員した戦闘警察バスで完全に遮断されている。 警察は今日の昼から数百台の戦闘警察バスを市庁と光化門一帯にきっちり配置 した。これまで市庁の芝広場を車壁で丸く取り囲んでいたことから一歩進んで 今日は市庁前すべてが戦闘警察バスで封鎖された。それだけでなく、反対側の 徳寿宮大漢門前とコリアナホテル前まで歩道と車道の間の境界を戦闘警察バス で埋め尽している状態だ。 市庁付近に動員された数百台の戦闘警察バスでこの一帯は途方もない交通混雑 が起きている。一帯の路地はすべて戦闘警察バスでふさがれ、交通が難しくな り、ここを通る車両が国家人権委員会前の4車線道路に押し寄せて交通渋滞が深 刻だ。
市庁駅からここにこようとした市民は警察により、広場への進入が阻止され、 清渓広場側に足を移している。清渓広場付近の東亜日報社前も戦闘警察バスが ワイヤーで連結されて立ち並んでおり、歩道では戦闘警察が隊列を整備してい る。清渓広場に通じる路地も戦闘警察バスと警察で封鎖され、鍾路1街まで出て 行った後、小さな路地を通らなければ清渓広場に来られない。 光化門一帯も戦闘警察バスが車道を残して交差点を完全に封鎖している。光化 門交差点は道路以外は十字形に戦闘警察バスがきっちり並んでいる。西大門側 では錦湖アシアナビルの前から戦闘警察バスが並んでいて、鍾路側でも光化門 郵便局の前まで続いている。錦湖アシアナビルと大韓教育保険ビル前には放水 車が二台ずつ配置されている。地下鉄光化門駅の4番出口の前には歩道の上にも 戦闘警察バスが上がっている。 昼間からの暴雨が午後6時頃にやみ、清渓広場に集まった市民は現在ここでキャ ンドル文化祭の開催を待っている。今日の午後4時から征東フランチスコ聖堂で 時局ミサを終えた天主教聖職者と信徒も清渓広場に到着して「隠されたことは 現れる。隠されたものは知らされる-マタイ10.26」と書かれたプラカードを持っ ている。
一方、国家人権委員会ビルの前では狂牛病キリスト教対策会議に所属するプロ テスタントの牧師と信徒百人ほどが集まり、市庁広場源泉封鎖を糾弾する時局 祈祷会を開いた。午後7時現在、彼らは平和集会の保証を要求して国家人権委前 から戦闘警察バスの車の壁に沿って市庁広場へのデモ行進を試みている。彼ら が市庁広場付近まで来ると、警察は戦闘警察をプラザホテル前の横断歩道に配 置して道路を完全に防いでいる。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2008-07-22 03:19:30 / Last modified on 2008-07-22 05:29:12 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |