韓国:明洞聖堂籠城1周年記念集会 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバー映画祭(報告) ・レイバーネットTV(10/30) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第95回(2024/10/10) ●〔週刊 本の発見〕第367回(2024/11/7) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/10/24) ●川柳「笑い茸」NO.157(2024/9/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第4回(2024/10/28) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
移住労働者「籠城を終え、全国単位での闘争を準備」明洞聖堂籠城1周年記念集会… 「われわれの闘いは孤独ではなかった」 連続する政府の強制出国措置に抗議する移住労働者たちが 明洞聖堂でテント籠城を始めて15日でちょうど1年を迎えた。 籠城団の数は、150人あまりから今では30人あまりに減った状態。 取り締まりで追放されたり、さもなくば取り締まりの網にかからない所を探して この場から離れてしまったためだ。 また、他の移住労働者組織化のために地域に散った労働者たちも相当数いる。 18日、移住労働者の籠城1周年を記念する木曜集会が開かれた 明洞聖堂入り口を訪ねた。 *▲この1年間、移住労働者たちの「茶の間」になっていたテント座込み場の内 部。(C)毎日労働ニュース* “Stop Crack Down、We are labor!”(取り締まり中断、われわれは労働者だ) この日、明洞聖堂への道には、最近ストライキを行った 公務員労組幹部を連行するための不審検問が盛んに進められていたが、 その見るからに情けない光景の中でも 移住労働者等の籠城1年を記念する人々の行列は続いていた。 夕方7時に予定された集会に先立ち、 国家保安法廃止を要求するカトリック正義具現司祭団の木曜ミサが進められた。 司祭団は「共に行こう、私たちのこの道を」を合唱することでミサを終え、 「移住労働者が明洞聖堂の新しい家族になってもう1年たちました。 私たちすべてが彼らの誕生日を祝いましょう」と、集会を紹介した。 記念の懸垂幕をかけて舞台を用意する間、 この1年間、移住労働者の「茶の間」になってきたテントの中をこっそりとながめた。 固い木の寝床にふとんが数枚、座込み場の片隅に臨時に作られた 厨房の古い家財道具は、座込み場の「困難」をそのまま現わしていた。 テントの入口には、彼らの闘争が1年を超えたことを知らせる 「370日」という数字とともに「Stop Crack Down(取り締まり中断)」、 「We are labor(われわれは労働者)」、「We are One(われわれはひとつ)」、 「Let's fight together(共に戦おう)」という文句が書かれ、 その近くに作られたテーブルの上には、これまでに死んでいった 移住労働者たちの色あせた遺影が置かれていた。 *▲亡くなった移住労働者の遺影が座込み場の片隅に光褪せたままおかれる。(C)毎日労働ニュース* 「全国単位のさらに大きな闘いを準備する」 いつのまにか集会が始まった。 舞台にたったアヌワル(バングラデシュ)平等労組移住支部長は、 「私たちの闘争を支持してくれたあらゆる同志に感謝する」とし、 「1年の闘いの間、多くの移住労働者が政府の暴力で傷つき、 命を落とした者も多かった」と無念さを吐露した。 アヌワル支部長は「強制追放阻止と未登録移住労働者全面合法化という 私たちの要求は、まだ達成できていないが、 私たちの要求を社会的に知らせることには成功した」とし、 「奴隷のように生きてきた私たちに 関心と支持を送ってくれた方達がいて、私たちの闘争は孤独ではなかった」と話した。 彼は続いて「来る28日には明洞聖堂での籠城を終わらせ、 移住労働者が権益争奪のためのさらに大きな闘いを準備する」と述べた。 現在、首都圏中心の移住労働者闘争を全国的に拡大するということだ。 彼は「明洞聖堂での籠城を終わらせるからといっても、 決して闘争が終わるのではない」とし「要求事項を争奪するまで 全国に散っている移住労働者と共に最後まで闘争する」と 決意を明らかにした。 続いて民衆歌手の非常に楽しい歌公演が進められた後、 「移住労働者プロジェクト」という題目のドキュメンタリーが上映された。 コリアンドリームを夢見て韓国にやってきたが、 金を儲けることもできずに不法滞留者の境遇になり、 結局明洞聖堂に来たネパール出身移住労働者の理由など、 画面を通して明洞聖堂籠城団員個々人の率直で感動的な話が伝えられ、 集会場には厳粛な雰囲気が漂った。 籠城団の闘争局長を担当するバングラデシュ出身の移住労働者スハプ氏は 「韓国政府は最近、雇用許可制を定着させてテロを防止すると言って 網銃、ガス銃までを動員して移住労働者の取り締まりを強化している」とし、 「労働の代価を要求する私たちの主張には知らんふりをしながら 『人間狩』のような暴力的取締に固執する韓国政府に対して、 私たち移住労働者が取れる行動は闘争しかない」と語った。 クウヌェ記者 press79@labortoday.co.kr 2004-11-22 午前8:43:22入力 (c)毎日労働ニュース 翻訳/文責: 安田(ゆ) Created byStaff. Created on 2004-11-22 19:23:40 / Last modified on 2005-09-05 05:17:51 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |