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教育部、国定化反対教師「探索」指示

27日、各市道に文書「10月30日までに参加者リストを提出せよ」

チェ・デヒョン記者 2015.10.28 21:05

▲教育部が27日に市道教育庁に送った文書。全教組が10月23日に行った国定化阻止教師行動に参加した教師の調査を指示した。[出処:教育希望]

歴史教科書国定化に反対する教師たちを措置するという方針について、 職権乱用の批判を受けている教育部が、 国定化を反対する学校現場の教師を探索しており批判を受けている。

10月28日、ソウル教育庁と全教組ソウル支部によれば、 教育部は27日に各市道教育庁に「全教組不法闘争関連教員服務実態調査」という題名の文書を送り、 「全教組の集会に参加するための早退や出張の扇動により、 勤務時間中に集会に参加した教員を調査しろ」と指示した。

教育部がこの文書で示した集会は、全教組が10月23日にソウル鐘閣で行った 「韓国史教科書国定化阻止教師行動」だ。 この日の教師行動には全国から300余人の教師が参加し 「歴史教科書国定化は受け入れられない」という立場を明らかにした後、 青瓦台に意見書を提出した。

教育部は「服務義務に違反して集会に参加した教員および服務管理者の管理義務違反有無を確認するため」とし、 10月30日までに参加者リストを提出しろと指示した。 教育部は先立って10月21日、市道教育庁に送った文書で 「無断で集会に参加した教員に対しては、懲戒および刑事告発などで厳重措置」という立場を明らかにした。

進歩教育監がいるソウル教育庁は、ひとまず教育部の指示を受け入れることにした。 ソウル教育庁の中等教育課の関係者は 「教育部の指針により、10月23日のイベントに参加した人を調査する計画」と明らかにした。

ソウル教育庁はひとまず調査へ.. 全教組は「合法闘争」だと反発

全教組は反発している。 全教組ソウル支部のチョ・ナムギュ政策室長は 「教育部は施行令を予告し、意見を提出するよう文書を送り、 意見書提出のための早退を不法とし、不満があれば言えといっていたのに実際に言えば殴りつける町のやくざのようなやり方」とし 「ソウル教育庁がこんな乱暴な行政に同調すれば、学生を『制服を着た市民』として教育すると言う前に、 まず公務員に『市民』教育をしなければならない」と批判した。

10月23日、教師行動をはじめとする国定化反対闘争は「合法」だという点も強調した。 全教組は「国定化に賛成する教員の行動は合法で、反対する教員の行動は不法だという教育部の態度は滑稽だ」とし 「教育部の脅迫にもかからわず、政治屋集団から歴史教育を守ろうとする全教組の合法闘争はよどみなく展開される」と明らかにした。(記事提携=教育希望)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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